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「何のためにクラウンをやるのか」無料塾レポート(〜28時間)

僕はこの無料塾をクラウンからスタートさせた。
なぜか?
まずはありのままの自分で舞台上に立って欲しかったからだ。

俳優は舞台に立つこと、いわゆる人前を恐れる。
恐れるから、自分を偽り、誤魔化し、虚勢を張る。
その状態で役を被り、演じてしまう。
嘘の上に嘘を被せてしまうわけだ。

それを避けるためには、まずありのままの自分で立てる、立っていいんだという体験をすべきだ。
だから僕はクラウンを選んだ。
クラウンでは、自分自身がさらけ出される。
特に弱さ、普段人には見せたくない姿が晒される。
でも実は、そういう姿こそがお客さんに喜ばれる。
弱さを使って表現が出来たら最強だ。
なぜなら演劇に出てくる人物のほとんどが弱さをさらけ出すから。
そこで自分の弱さを使えるのか、自分ではない何かを演じるのか。

今日はメンバーそれぞれの弱さ、魅力に出会えた。
これが見つかれば、そこから育てていけばいい。
ロワート・アトキンソンにとってのMr.ビーンや、チャップリンにとってのチャーリーを見つけて、育てていく。
自分自身を最大限活かした、自由で創造的な表現へ。


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