Repace/広崎哲也

鍼灸・マッサージ師、アスレティックトレーナー。東京・広尾にてパーソナルジム・マッサージ…

Repace/広崎哲也

鍼灸・マッサージ師、アスレティックトレーナー。東京・広尾にてパーソナルジム・マッサージサロンをやっています。プロ・アマ問わずアスリートへの情報発信。https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000675186/?cstt=4

マガジン

  • 成長期の子どものこと

    ここでは「成長期の子ども」のことについてお話ししています。日々の暮らしできること、心がけること、ご家族みんなで子どもの未来のために

  • 目を鍛えよう

    筋肉や心肺系、そしてスキルのトレーニングはしても”眼”のトレーニングはおろそかにしがちです。”眼”をトレーニングすることで「視野」「視力」「集中力」などアスリートに必要な要素が鍛えられます。

  • 足の大切さ

    足のこと/靴選びのこと/足の病気のこと、子どもやジュニアアスリートにはとても大切な”足”についての内容です。足・靴を知ることでケガの予防やパフォーマンスアップに繋がります!

最近の記事

第41回 「あきらめない」とは

今回は「あきらめない」についてお話ししたいと思います。 あきらめないを調べてみると 取り組んでいる物事に対して、途中で放棄せずに最後まで遣り通すこと。 このような意味になっています。 これだけを見てみると「精神論」だけではないということになります。 スポーツの現場において「あきらめない」というのは、根性論・精神論で使う場面が多いような気がします。 「あきらめんのか」 「こんなもんなのか」 「まだまだやろ」 など、気持ちの部分を占める割合が多い。。 「あきらめな

    • 第40回 「過去と他人」「自分と未来」

      前回に引き続き「怒る」についてお話ししたいと思います。​ 前回はなぜ怒るのか、対処法など自分のことについてお話ししましたが、 今回は、対人のケースについて少しお話ししたいと思います。 自分の中の「怒り」の対処はできるようになっても、対人に関しては相手がいることなのでそううまくいくわけではありません。 シチュエーションごとに考えられることを話していきましょう! 1.目上(親・先輩・先生・指導者)が怒りやすい年齢や立場などを考えると、目上の方が変わるというとは容易ではない

      • 第39回 「心の筋トレ」

        今回は「怒り」についてお話ししたいと思います。 「ピークは6秒」人の衝動的な怒りの感情は、「約6秒」と言われています。 イラっとしたり、感情的になったときは「6秒」我慢すれば、言い合いやケンカなどをした後の後悔が少しでも減ります。 ・深呼吸をする ・違うことを考える(相手がさらに起こる可能性はありますが笑) ・感情的になったときに、回避するための策を予め準備しておく など、感情をコントロールすることが大切です。 では「怒り」とは何なのか専門用語でいうと「防衛感情」

        • 第38回 「やる気」とは

          前回からだいぶ開いてしまいました。 「やる気」はなかったわけではありません笑 ということで、今回は「やる気」についてお話ししたいと思います。 そもそも「やる気」と何なのか やる気「気」なだけに、目には見えにくいものであり ここには個人的な感情が含まれやすい部分でもあります。 本人は「やる気」があっても、他者からはそうは見られないことも。 気持ちというのは、他者が決めつけるものではなく、自身の問題になるので 「やる気」を持てるようにして行くことが大切なポイントだと思います

        第41回 「あきらめない」とは

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        • 成長期の子どものこと
          9本
        • 目を鍛えよう
          8本
        • 足の大切さ
          4本

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          第37回 「インプット」と「アウトプット」

           今回は「インプット」と「アウトプット」についてお話ししたいと思います。 スポーツの現場においては「アウトプット」はとても重要になります。 まずは、用語の説明からお話しして行きましょう ●インプット和訳すると「入力」 情報や知識を新たに吸収すること。 文献や雑誌、またセミナーや講座受講など、現在はインプットする場所が多くなって来ています。 またセミナーなどの座学だけではなく、実技を含む現場での「新しい経験」もインプットになります。 ●アウトプット和訳すると「出力」

          第37回 「インプット」と「アウトプット」

          第36回 「コーチング」と「ティーチング」

          今回は「コーチング」と「ティーチング」についてお話ししたいと思います。 まずは、それぞれの方法をからお話しします。 ●コーチング選手自身に答えを出してもらうように導くことを重要視します。 ●ティーチング答えを教える事を指します。選手の課題を見つけた時にそれに対する答えを教えるのはティーチングです。 選手の課題を発見した時に、選手の話を聞き質問をしながら選手に答えを導き出してもらうのがコーチングです。 つまりティーチングはコーチから選手に教えることに対して、コーチングは

          第36回 「コーチング」と「ティーチング」

          第35回 「ドローイン」と「ブレーシング」

          今回は「ドローイン」と「ブレーシング」についてお話ししたいと思います。 まずはじめに、ジュニアを含めたアスリートやアンチエイジング目的、健康増進などすべてのトレーニングをされている方々に共通して言えることは 「正しい姿勢と動作でトレーニングをする」 このことが安全でより効果的に物になり、大切なことになります。  そして「正しい姿勢と動作のコントロール」で大切なのは「コア」になります。 「コア(体幹)=Lumbo-Pelvic Complex(腰椎−骨盤複合体)の安定性

          第35回 「ドローイン」と「ブレーシング」

          第34回 「体幹トレーニング」再考

          今回は「体幹トレーニング」についてい話したいと思います。 「体幹」という言葉が、メディアや雑誌等で見ない日がないというくらいよく見たり聞いたりすると思います。 おそらく、日本人の8割は知っているのではないかなと思います(言い過ぎか笑) しかしながら「体幹」が何なのか・どこなのか、これを答えられる方は2割くらいだと思います。 まずは「体幹」がどこなのかから進めて行きたいと思います。 ●「体幹」とは「頭部と四肢(上肢・下肢)を除いた部分」 と解剖学で定義をされています。 お

          第34回 「体幹トレーニング」再考

          第33回 「BIG 3」 再考

          今回は33回ということにちなんで「BIG3」についてお話ししたいと思います。 ●BIG3とは・・・・スクワット ・デッドリフト ・ベンチプレス 上記3種目のことを言います。 簡単にどういう種目かをご説明しておきます。 ▼スクワット 下半身のトレーニングで代表的な種目になります。 主に大臀筋・ハムストリングス・大腿四頭筋・脊柱起立筋などが鍛えられます。 ▼デッドリフト 読んで字のごとく「死のリフト」 主に僧帽筋・広背筋・脊柱起立筋・ハムストリングスなどが鍛えられます

          第33回 「BIG 3」 再考

          第32回 「自主性」と「スパルタ」

          今回は、選手・子どもへの指導方法についてお話ししたいと思います。 まずは、こちらの動画をご覧ください。 (2012年の番組です) こちらは、福岡県のラグビーの強豪校である東福岡高校と筑紫高校の動画です。 自主性の「東福岡高校」 スパルタの「筑紫高校」 この両校は、花園を懸け幾度となく決勝戦を戦っています。 結果だけを言えば東福岡が花園予選で20連覇をしています。 だからと言って、自主性が必ずしもいいとは言えません。 私は福岡勤務時代、両校の選手を指導や治療で診ること

          第32回 「自主性」と「スパルタ」

          第31回 「受動」ではなく「能動」

          今回は「サポート」における考え方をお話ししたいと思います。 ちょっと偉そうなタイトルですが、あくまでも私が経験して来たことになりますので、皆さまのお子さまや選手に当てはまるかわかりませんが、ご参考になればと思います。 親御さまからの質問で一番多いのが 「ストレッチをしないんですが、どうすればしてくれますか?」 親御さまはおそらく一度は言われたことがあると思います。 ストレッチはと言うか、学校体育でも準備体操というのはあります。 先生から「しっかり伸ばせよー」という言

          第31回 「受動」ではなく「能動」

          第30回 「適応能力」

          スポーツの現場において”ランニング”と言うのは切っても切り離せないものだと思います。 よく聞かれる質問の中に 「ランニングした方がいいですか?」 「メニューください。今とりあえずランニングはしてます」 などなど、皆さんも思い当たるところがあると思います。 今回は、人間の持ってる「適応能力」についてお話ししたいと思います。 まずは、簡単な解剖学から ●筋繊維 ・遅筋線維(赤筋) 発揮できる力は大きくありませんが、持久力に優れ疲労しにくい性質を持っています。長距離走が

          第30回 「適応能力」

          第29回 「handeyecoordination」Vo.2

          前回の「handeyecoodination」の追加動画です。 ●ボールキャッチ やり方 ・ボール2つ順手で持ちます ・離してクロスでキャッチします ・また離し順手でキャッチします ・繰り返す 練習していくうちに目が徐々に慣れて来て取れるようになります。 ・視点をどこに持っていくか ・身体をどう使うか ・力まずにできるか など、考えながら行っていくことがPOINTになります。 ●ボールキャッチ Vo.2やり方  用意するもの:大き目のボール2つ ・2人組みで行いま

          第29回 「handeyecoordination」Vo.2

          第28回 「抗体検査」

          今回は「抗体検査」についてお話ししたいと思います。 今まで、子どもの運動のことやケガのこと、トレーニングのことなど身体についてお話しして来ました。 え? なぜ抗体検査?? と思われると思いますが、少しお付き合いください。 緊急事態宣言が解かれ、世の中の経済活動が動き始めています。 必然的に、人が動き始めるということです。 まだ、解かれて1週間ほどですが、第二波が懸念されています。 そんな中、ある特定のところから感染者が出ているという報道が流れ、一斉にその場所にメディ

          第28回 「抗体検査」

          第27回 「熱中症について」

          今回は「熱中症」についてお話ししたいと思います。 気象庁より3ヶ月予想が発表され、今年の夏は猛暑と予想されています。 コロナ感染拡大防止のため「マスク着用」が必須の中、熱中症対策は例年以上に気をつけなければならないところです。 ●熱中症とは熱中症とは、体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。  重症度によって、次の3つの段階に分けられます。  ・Ⅰ度: 

          第27回 「熱中症について」

          第26回 「ディトレーニング」

          今回は緊急事態宣言が解除され、段階的ではありますがスポーツ活動も再開されるので「再始動」についてお話ししたいと思います。 自粛期間が数ヶ月に及びいよいよ始められるという気持ちでいるアスリートが多いと思いますが、この再始動を慎重に行わないと怪我のリスクを高めてしまいます。 そこで、再始動・復帰の際の注意点などをお話しします。 ●ディトレーニングとはディトレーニングとはトレーニングの減少やケガや社会的理由のよる休止などという意味だけでなく、それによってそれまでのトレーニングに

          第26回 「ディトレーニング」