心のシワを伸ばして自由に生きる。コンプレックスは、自分のペースで解消しよう
前回も書いた通り、僕は元々コンプレックスの塊でした。
とにかく自信がもてなかった。
でも、人の目にはそう映らないらしい。
僕は自信満々で、強そうに見えるらしい。それが世の中の不思議なところ。
僕が「すごい人見知りなんだ。昔から引っ込み思案でさ」というと「またまたそんなこと言ってぇ」大抵の人は笑ってくれます。
この反応がちょっとうれしくて、20代から定番の小ネタにしてきました。
友達と遊ぶ時は笑いをとっていたし、18の頃からはあちこちでインタビュー取材してきました。だから「人見知り」には見えなかったんでしょう。
でもね、本当の本当は、びっくりするほど引っ込み思案でした。
だって、自分自身にまったくと言っていいほど自信がなかったから、人に話しかける前には
「自分なんか、相手にされないんじゃないか」
「小馬鹿にされるんじゃないか」
という不安が常にありました。
知らない人に気軽に声をかけるなんてことはできないから、小学校1年生の時、友達になりたい相手の後ろを、相手が気づいてくれるまでついて歩くなんてこともしてました。
僕の心は、4歳の時に時間が止まっていた
人見知りする原因を一言で表せば「自信のなさ」ということになります。
仕事には自信を持っていたんですが、人間「佐藤秀治」という存在に自信が持ちきれなかったんです。
どれだけ仕事しても、結婚して子どもに恵まれても、独立して人を雇う側に変わっても、いつも心のどこかにすきま風が吹いていました。
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