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#76 「チーズ」のガチ解説

こんばんは。

まん防発令によって、今月予定していたトレーナー活動が全て消滅しました。

今月は大阪2回、福井にもいく予定だったんですが。。。

本当にいつになったら、コロナは終息するのでしょうか?

もうすでにコロナに対する感覚が麻痺し始めています。

コロナが流行し始めてから、もう一年をすぎました。

早くコロナが終息し、普通の日常が送れるようになることを祈っています。

◯「チーズ」について

では、今回は「チーズ」について、解説をしていきますね。

「チーズ」は、僕も好きな食材の一つですし、
いろいろな種類があって、
色々な食べ方があって、いろんな料理があってと、
かなり奥が深い食材の一つだと思っています。

「チーズ」をうまく使い分けて料理ができるようになったら、
かっこいいですよね。憧れます。がんばります。笑

では、早速始めます。

「チーズ」がいつから食べられるようになったか、
その詳細についてはいまだに不明とされています。

紀元前2000年ごろのアラビアの民話では、
「チーズ」の起源について
このように書かれています。

“昔、砂漠を行く隊商が、
羊の胃袋で作った水筒に乳を入れ、
ラクダの背にくくりつけて旅に出ました。
1日の旅を終えて、乳を飲もうとすると、
水筒の中から出てくるのは
水っぽい液体と白い塊のみ。

その白い塊を食べてみると、
それは美味しくてなんともいえない味でした。

このような偶然の出来事が、
「チーズ」が誕生したきっかけと言われています。

水筒に使った羊の胃袋の中には、
レンニンという酵素が存在し、
その酵素の作用によって乳が固められて、
歩くことによる揺れによって
かき混ぜられて固まってできたのが
「チーズ」になりました。

「チーズ」は、人の食糧の中でも
かなり古くからあるものの一つと言われていますが、
この原理は、何千年たった今なお、
「チーズ」の製造に使われている方法になります。

紀元前4000年ごろの
古代エジプトの壁画にも
「チーズ」に関する製造方法が描かれています。

他には、紀元前3000年ごろのものと言われている
インドの『ベーダの讃歌』の中に、
「チーズ」を進める歌があります。

紀元前36年以降のローマでも、
「チーズ」は産業の一つとして
「チーズ」の詳細は製造方法が記録されています。

特にヨーロッパでは、
中世の修道院や封建領主によっても守られ、
長い歴史の間にそれぞれの地方色
豊かなたくさんの
種類の「チーズ」が誕生しました。

日本では、なんと『飛鳥時代』から
「チーズ」が食べられていたとされています。

孝徳天皇の時代、645年に百済からの帰化人の子孫である
“善那“によって、牛乳と酪や蘇といった乳製品が
天皇家に献上されたのが始まりです。

この蘇が一種の「チーズ」にあたるとされていますが、
当時の製法は今とは違い、
牛乳を煮詰めて固めたものだったようです。

醍醐天皇の時には、諸国に命じて
蘇を作って天皇に貢進させる
『貢蘇の儀』というものを行なっていました。

醍醐天皇は、酪農に対して理解のある人であり、
醍醐という乳に関係した語を
天皇の名にしたと言われています。

その後、江戸時代後期に8代将軍吉宗は、
オランダ人から勧められて
インドから白牛3頭を入手し、
その乳から白牛酪を製造するようになりました。

白牛酪は、牛乳を煮詰めて乾燥させて
団子状に丸めたもののことで、
バターの起源と言われることもありますが、
より「チーズ」に近いものだったとも言われています。

明治に入って、北海道の開拓庁の試験場で、
ヨーロッパ型の「チーズ」が試作され、
33年ごろから函館のトラピスト修道院でも
作られるようになりました。

ただ、その当時は「チーズ」のほとんどが輸入品でした。

「チーズ」が国内で本格的に
製造されるようになったのは、
昭和7年ごろ、北海道製酪販売組合連合会が
「チーズ」専門工場を作ってからのことだったと
言われています。

「チーズ」の種類には、

フレッシュタイプチーズ:熟成させないチーズ
    例)モッツァレラチーズ、マスカルポーネ

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                ※写真:マスカルポーネ


ウォッシュタイプチーズ:強烈な匂いがあり、好き嫌いが分かれるチーズ
    例)ルイ、マルキ、リダー

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                 ※写真:マルキ


ハードタイプチーズ:水分が38%以下という基準の固いチーズ
    例)パルミジャーノ・レッジャーノ、ラクレットチーズ

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                 ※写真:パルミジャーノ・レッジャーノ


セミハードタイプチーズ:クセがなく初心者向けのチーズ
    例)マルコポーロ、ゴーダチーズ、マオンチーズ

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                 ※写真:マルコポーロ


青カビタイプチーズ:俗にいうブルーチーズ
    例)ゴルゴンゾーラチーズ、オレゴンゾーラ

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                  ※写真:ゴルゴンゾーラチーズ

白カビタイプチーズ:もっちりとした食感とクリーミーな味のなじみ深いチーズ
    例)カマンベールチーズ、ゾレット

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                   ※写真:カマンベールチーズ

シェーブルタイプチーズ:乳牛ではなく山羊のミルクから作られるチーズ
    例)シャビ・レザン、バラット、トレフル

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                     ※写真:トレフル

プロセスチーズ:日本人に一番なじみ深いチーズ
        ナチュラルチーズを溶かして、再び型に入れて固めたもの

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など、たくさんの種類が存在し、特徴も様々です。

◯「チーズ」の栄養価と効能

続いて、「チーズ」に含まれる栄養価について解説したいと思います。

・たんぱく質

まず、その前に「チーズ」は、生乳の『たんぱく質』を凝固させて、
水分を絞って作ります。

100gの「チーズ」を作るのに必要な生乳は約1000ml。

つまり、単純計算で行くと10倍の量の栄養素が凝縮していることになります。

特に『ナチュラルチーズ』は、“白い肉“という名称がつけられるほど、
『たんぱく質』を含んでいます。

さらに、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人
いわゆる“乳糖不耐症“の人であっても「チーズ」であれば
お腹を下すことなく摂取ができる場合が多いです。

・カルシウム

「チーズ」は、牛乳などから作られているということからも
想像できると思いますが、『カルシウム』も豊富に含まれています。

現代の日本人は『カルシウム』が不足していると考えられています。
特に子供は骨を丈夫にするため、身体の成長を促すためにも
『カルシウム』は必要不可欠。
成人するまでの間は、摂取した『カルシウム』は、骨に貯蔵されるように
なっていて、骨を丈夫にしてくれます。

成人以降になると、『カルシウム』を摂取しても骨に貯蔵される量は
あまりありませんが、体内の『カルシウム』の量が少なくない状態で、
『カルシウム』が必要になった時、どこから不足している『カルシウム』を
持ってくるかというと、“骨“です。

“脱灰“といって、骨を形成している『カルシウム』を血中に溶け出させて
体内の不足している『カルシウム』を補います。

この現象が続くと、どんどん骨の『カルシウム』が減り、
骨内部がスカスカになっていきます。
そして、いつか、何かのタイミングで骨が折れ、病院で告げられるのが
“骨粗鬆症“です。

この“脱灰“をなるべく起こさないためにも、『カルシウム』は必要量を
しっかりと摂取しておく必要があります。

子供の時は、骨に『カルシウム』を吸収させるために必要で、
成人以降は、“脱灰“を防ぐために必要ということになります。

大人が『カルシウム』を貯蔵して、骨を強くしようとしても
原則的には不可能なので、勘違いしないでくださいね。

ビタミンB2

「チーズ」には、『ビタミンB2』も豊富に含まれます。

この『ビタミンB2』には、資質の代謝に関与する栄養素です。

そのため、「チーズ」は種類によってはダイエット向きといえます。

他にも『ビタミンB2』には、疲労回復の効果などもあるため、
ダイエットをしている人だけに関わらず、おすすめできる食材です。

・ビタミンA

『ビタミンA』は、緑黄色野菜の中に含まれることが非常に多い
栄養素になりますが、「チーズ」の脂肪分の中にも多く含まれます。

『ビタミンA』は、抗酸化作用があるため、美容・美肌を機にされる人は
この『ビタミンA』をとることをお勧めします。

そのほか、体の粘膜や細胞の保護や健康維持にも関与するため、
目やのどを保護してくれるなどの効果があります。

特に乾燥する冬の時期には、目や喉が乾燥したり、
肌がカサカサになりやすいため、「チーズ」などで
予防すると良いでしょう。

◯まとめ

「チーズ」についての解説は以上です。

一見「チーズ」は、体にあまり良くなさそうなイメージを
持ちがちですが、体の健康にプラスになるような効果が
多々ありました。

僕が「チーズ」の中でお勧めするのは
“カッテージチーズ“です。

カロリーもそこまで高くなく、脂質も少ない。

でも高たんぱくな「チーズ」で、口当たりも良いです。

減量中に、プロテインパンケーキなどの上に乗せて食べたり、
サラダに入れて食べたりしても美味しく食べられると思います。

「チーズ」をうまく活用していけるといいですね。

今回の記事は以上になります。

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