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#84 「レモン」のガチ解説

「レモン」の豆知識を少しだけ・・・

・「レモン」を絞るときは、皮を下にして絞ると
果汁に「レモン」の香りが移ってさらに美味しくなる

・焼肉で牛タンについてる「レモン」は、
牛タンにかけるためではなく、網に「レモン」の果汁を
塗って網に肉がくっつかないためにある

・「レモン」と検索すると、米津玄師の”Lemon”が
一番最初に出てくる。笑

○「レモン」の栄養価と効能

「レモン」というと有名な栄養素は「ビタミンC」ですが、
それ以外にどのような栄養素が含まれていて
どのような効能があるのか。

「レモン」そのものを食べることは、
なかなかないかと思いますが、
果汁でも十分な栄養を摂取できるのか、
などについて解説していきます。

・ビタミンC

「レモン」に含まれる『ビタミンC』の量は、
100gあたり100mgです(覚えやすいですね笑)。

ただし、「レモン」果汁になると数値が少し変わります。

果汁は、「レモン」1個の約30%ほどと言われており、
「レモン」果汁100gあたりの『ビタミンC』含有量は、
約50mg程度と半分ほどに減ります。

良くドリンクなどで、『レモン』〇〇個分と
謳っているものがありますが、
実は『レモン』丸ごと1個ではなく、
『レモン』1個の果汁を基準とした数値かもしれません。

そうなると、意外と含有量は少ないかもしれませんね。

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『ビタミンC』には、皮膚の細胞の健康維持や
免疫力の維持、抗酸化作用による身体の老化現象の抑制、
心臓や脳の血管系疾患の予防効果など、
健康と非常に関連が強い栄養素の一つです。

『ビタミンC』は、水溶性ビタミンであるため、
体内に貯蔵することができません。

毎回の食事の中で、コンスタントに
摂取をしていかなければならない栄養素になります。

また、火に弱いため、なるべく火を通さずに、
生の状態で摂取することが重要です。

・カリウム

「レモン」には、身体の細胞や血圧などのコントロールを
してくれる『カリウム』が含まれています。

余分な水分を体外へ排出してくれる効果があることから、
むくみの改善などに効果があるとして有名ですね。

他にも『カリウム』には、
カルシウムを骨に貯蔵する効果を高めてくれる
効果があるとされていて、骨粗鬆症の予防に
効果があると考えられています。

風邪などによって、嘔吐や下痢などが続いたり、
長期的な利尿剤の服用があったりすると、
『カリウム』不足になる可能性も考えられるので、
そういう場合は注意が必要です。

風邪の場合は、免疫力を高めるためにも
「レモン」が役に立つので、
風邪の時こそ「レモン」は必須と
考えても良いかもしれません。

・クエン酸

『クエン酸』は、以前の”梅ぼし”の記事でも
書かせてもらいましたが、
「レモン」にも『クエン酸』が含まれています。

”酸味”の素となる成分で、これは果汁に多く含まれています。

”梅干し”にも『クエン酸』は多く含まれていますが、
「レモン」も非常に多くの『クエン酸』が存在します。

『クエン酸』には、疲労回復効果があるため、
運動中・後に摂取すると、翌日などの疲労感の軽減に
つながります。

「レモン」のハチミツ漬けなどは、まさに運動後に
ぴったりなものだといえますね。

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・葉酸

『葉酸』は、たんぱく質や細胞を作る際に
必要な核酸を合成する栄養素です。

特に妊娠中の女性の場合は、
この『葉酸』をなるべく積極的に取ることが
推奨されています。

『葉酸』をしっかりと取ることで、
胎児の発育に非常に良い効果があるため、
妊娠中に薬でも処方される栄養素です。

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胎児の時、そして生まれてすぐのうちに、
最も発達するのが”脳”です。

”脳”がしっかりと発育されないと、
様々な影響が出ると考えられるので、
なるべく不足しないように注意すべきです。

また、『葉酸』は、ビタミンB12と共に、
赤血球の形成を助ける造血作用の働きもあります。

そのため、”造血ビタミン”と呼ばれることもあります。

その他には、動脈硬化の予防や血管系疾患の予防にも
つながると考えられているので、
健康を意識する場合にも重要な栄養素ということに
なります。

・食物繊維

「レモン」の身には、『食物繊維』が
豊富に含まれています。

『食物繊維』は、腸内の善玉菌を増やし、
腸内環境を整えてくれるので、腸の健康を
保ってくれる栄養素となっています。

『食物繊維』には、
水に溶けない不溶性食物繊維と
水に溶ける水溶性食物繊維に
分けることができます。

○「レモン」の皮に注目!?

上記では「レモン」の身や果汁に関する情報でした。

しかし、実は身や果汁よりも”皮”のほうが
注目すべき成分が多く含まれています。

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”皮”には、『ビタミンC』以外に
『ギ酸』や『ペクチン』、『ヘスペリジン』など、
抗酸化作用がある成分が豊富に含まれています。

『ビタミンC』と同じように、
免疫力を高める効果もある成分ばかりです。

また、『サルベストロールQ40』と『リモネン』という
成分も皮には含まれています。

この2つに関しては、”抗がん作用”があると考えられていて、
対応するがんの種類も、乳がん・大腸がん・皮膚がんと
多くのがんの抑制に効果があるとして
期待が高まっている成分になります。

『サルベストロール』に関しては、
がん治療のサプリメントとして処方されることもあるため、
抗がん作用があることは間違いないと言って良いでしょう。

「レモン」の皮には、これらの効果があるため、
果汁だけ絞って皮は捨ててしまうのは
非常にもったいないです!

「レモン」は皮ごと食べるのがおすすめなので、
レモネードやジャム、ハチミツ漬けなどにして
身も皮も一緒に食べると良いと思います。

ぜひ、「レモン」をうまく活用してください。

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