見出し画像

3-5ズリバイを期待しすぎない

 こんにちは!うつ伏せ姿勢で遊ぶ機会が増えてくると、そろそろずりばいしないだろうか・・と期待されるのもよくある話。(自己紹介はココ)



過度の期待は焦らせることもある
多方面の余裕があっての移動開始です


仰向け・うつ伏せ・寝返り・ズリバイが大きな動きの基本です



 赤ちゃんの発達は、仰向け姿勢、うつ伏せ姿勢、寝返り姿勢、ズリバイ移動があります。あおむけ姿勢以外は赤ちゃんすべてうつ伏せ姿勢での行動を獲得して、うつ伏せ姿勢を基本とした複雑な動きを取り入れながら移動を確保していきます。

うつ伏せ姿勢の余裕があるのか



 移動に向けては、最初できること、にうつ伏せ姿勢に余裕がないとできません。目の前のおもちゃに手を出すだけでは移動ができないのです。うつ伏せ姿勢をしながら新しい発見を求めてもがき始めるその瞬間まで待つ必要があります。


 ただし、ほかの展開としては、うつ伏せが安定がしていないにも関わらず、もがいているうちに前に進むもの2パターンもあるのではないかと、過去の事例から感じたことがあります。


 進むという視点では、どちらも同じ。カラダの使い方で無理している方は後者だろうと容易に推測できるところです。

期待したくなる訳は



 うつ伏せ姿勢ができたら次はズリバイかと期待されていること多く、生後6カ月ぐらいであれば「そのうち」と待っていても、それ以降の7・8・9か月と時間の経過とともに期待が度を越していく場合もみかけます。



 きっちり発達を追っていけばよいと思い願いながら、一般書籍・ネットなどで、標準月齢を目の当たりにするとそれが「課題」と感じ、「達成していない」と不安になってしまい、過度に期待しがちな方も見かけます。


 赤ちゃんは移動できるだけの発達の準備が整えばうごきだすのですが、待っている大人の方が「まだだ」と思うと急かしてしまいがちになってしまいう焦っていらっしゃるのではないかというのも事実です。

個人差はあって当たり前のこと



 「個人差」という文言は、遅れているときに「個人差がある」ということばで締めくくられ、安心するとともに、遅れてるという焦りも生じることがあります。


 同じ人がこの世に1人もいない、この時点で個人差があるのです。同じである必要はなく、おおまか、同じような経過をたどればよいのです。


 「同じような経過」とは、〇か月には△といった時間の経過という視点が先行地がちですが、私がお伝えしたいのは、発達の順番をきっちり追っていくひとつひとつの事柄が同じ経過であること、こちらの方が大切だと考えています。


 ときおり、「〇か月ですがズリバイできません」という事項を拝見した時には、時間経過を主体に持つのではなく、事柄経過を主体に持つようにとお話することが多々あります。

余裕をもって見守っていこう



 実のところは、赤ちゃんは焦っていなくて、大人が焦って空回りしていることがよくあります。赤ちゃんのペースをしっかり見守っていればそれでいいということです。


 では、次回以降、ズリバイとはどういう動きなのか、ズリバイ姿勢で獲得するものは、ズリバイとハイハイ何が違うのかなど、次ページから書いていこうと思います

▼ぜひ読んで頂きたい関連記事

赤ちゃんの発達は宝物探しと同じ



 「できる」「できない」で振り分けるのは私の好みではありません。というのも、できる・できないの身の振り方はラクちんですが、でき始めたところは「できた?」「まだ?」どちらなのでしょうか。


 日々100%の力で赤ちゃん頑張っていることを先に認めてあげましょう。赤ちゃんへ関心を持つこそが最初のミッションです



今日は何を試しているのでしょうか



 赤ちゃんの視線の先や、試し行動などみていると、赤ちゃんの気持ちが丸わかりになり、「今日はこの発見をしたんですね」という小さな宝物を見つけることが可能になります。それが小さな宝探しが始まります。



 赤ちゃんは熱量高く、面白い人です。笑顔と寝顔と泣き顔だけしか見えてないのはもったいない。ぜひぜひ今の子育てライフ楽しんでくださいね。

 この度は「3-5ズリバイをし始める変化」記事ご閲覧いただき誠にありがとうございました。あなたの子育てライフ応援しています


0歳の教科書著者:ぴよままより



▼関連記事まとめて

個別性対応・オンライン対応しています

最善は目指せますが、完全に上手くいくかどうかは赤ちゃん次第。これがうまくいく!と赤ちゃんが感づいた方向へ進むことがありますので、2人3脚でタグを組むという意識を持っていただけるならばどうぞお越しくださいませ


▼Twitterもやってます


この記事が参加している募集

スキしてみて

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?