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5-2-13赤ちゃんの後追い、人見知りはかわいいだけじゃない

 こんにちは!移動ができるようになるまでは「まだかな」と見守っていてもできるようになると後追いがスゴイ。そしてひとみしりも強くて片時もママから離れない。嬉しい反面疲れるのこともある。(私のプロフィールはココ)


 赤ちゃんは自分ができることみせたい
 赤ちゃんは自分だけを見てほしい

私がいないと泣いてしまう訳



 私だけが好きと言ってくれる赤ちゃんを目の前に、嬉しいけど逃れられない、自由時間も少なくなってしまうのが、この時期の特徴の「後追い」とひとみしり」です。


 他の誰でもいいわけではないと言っているのは、それだけ絶大な信頼関係を置いているから、私に向かって、私が持っているニュースを知りたいとコミュニケーションを取りにきてくれるのが「後追い」で、身の危険・心の危険を感じて守って欲しいと思っているのが「ひとみしり」です。


 観方変われば、コミュニケーション能力が高まっているということ。赤ちゃんなりに持ち得る情報をもって、人へ伝えたいと思い行動しているのです。


コミュニケーション能力の羽ばたかせ方



 赤ちゃんは知りたいのです。私が新しい世界を持っていると信じているから。


 このことが判っているならば、「あれは何ですよ」「これは何ですよ」と教えてあげたらいいのです。例えば台所あたりでウロチョロされると、危険なものも沢山ありますので、開けてはいけない部分には、ベビーガードをつければいいもので、足元ぐるぐるしているようであれば、触ってよいもの、台所ならば、お鍋・お玉・ボールなど渡してみてもいいかもしれませんよ。


 同じもの持っている、同じ場所にいるステータスは赤ちゃんにとって代えがたい至福の時間です。おもちゃとは違う感覚育ても始まります。


 私自身の子育てでは離乳食づくりで、出来たてを、つまんで、パクっとその場で味見してもらったりもありましたよ。楽しい時間に変わると思います。お互いの別々のことをしていても安心できるのです。


ひとみしり対策としては



 抱っこしているにもかかわらず、泣いてしまうのが赤ちゃんです。赤ちゃんにとって何が怖いのか、何を安全と思うのか、それがわかれば怖いことはありません。


 赤ちゃんの怖いものは、自分以外の大きな人間かもしれません


 よく失敗されるのは、小さい赤ちゃんをみて「かわいい~」と即座に近づいていく大人です。大泣きされて、双方こころのダメージを食らってしまいます。


 赤ちゃんからみたら「とてつもない大きな巨人」しかも「身近でない人」となれば当然警戒心を敷かれます。安全だと思えないからです。


 当レッスンでは、赤ちゃんにいくら扱いに慣れていても赤ちゃんの気持ちを尊重し、最初から近づこうとは思いませんし、赤ちゃんが安全だと思えるような行動しかとりません。ゆえに、レッスンで余分に泣かれることはないです。


 するとね、30分ぐらいしたら赤ちゃんは心を開き始めてくれます。


 たまにしか合わない人に出会うときには、「ひとみしりがあるので20~30分してから」と先にお声かけていただくと、赤ちゃんは穏やかな気持ちで、お知り合いの方と対応できると思います。

自分時間が持てないのが疲れてしまう



 これも良くある話で、育休を取ってもらっていて手助けがいる場合がいらっしゃれば軽減できますが、ワンオペ育児していると、余計に心的負荷がかかってきます。


 この時期は、大人が思う、「あれしたい・これしたい」の欲求を削ぎ落し、「これだけは」というものに洗練される時だと思えば、よいのかもしれませんね。余計な時間を削除していくことです。


 するとなにもできない訳ではない時間がどこかで生まれるかもしれません。そして、最初から「無理・できない」と決めつけないことです。


 決めつけるということは、自由な発想力を自由な行動を制限かけてしまうので、「無理・できない」よりも「どこで時間ができるだろうか」と建設的な考えに変えた方が、身も心も開放的になれます。


 育児していても自由があるのです。すべて全力投球だと疲れてしまいます。疲れないように、制限かけず、洗練された時間を作っていきましょう。


 この発想力が持てたら、新しい行動できるかもしれませんよ。

ひとみしりが強すぎる場合



 これ時々出会うんですけど、赤ちゃん自身が安全だと思えない場合に、ひとみしりが強く出る場合があります。


 安全だと思えない理由は、その子自身の持つもの・持っていないものが影響するので断言することは難しいのですが、赤ちゃん自身は五感を使って物事を判断しています。



 赤ちゃん自身は、「見えている範囲」「安全だと思える距離」「肌感覚の育ち具合」「行動できる距離」「これまでのコミュニケーション経験値」「愛着形成」など、何を掴んできたのかで変わってきます。


 あまりに強いようでしたら、赤ちゃんと触れ合い遊びをいっぱいしてから次へ臨むことをお勧めします。


 少なくとも、触れ合い遊びは五感をフルに満たしてあげることができるから、赤ちゃんは安全だと思いやすいかもしれません。


 当レッスンでも「ひとみしりが強いから、ベビーマッサージ参加できるかわからないけどやってみたい」とお見えになられた方、何人もいらっしゃいますが、なんだかんだフルコース参加してくださいましたよ。途中授乳など休憩することありましたが、余計に泣いたということはなかったと記憶しています。


 やるまえから怖がり過ぎず参加することも大事ですよね。怖いと身近な大人が思っていることは、赤ちゃんも「怖いかも」と思っていることってあるんです。




▼当方は赤ちゃんの行動から読み解く、赤ちゃんの発達に即したベビーマッサージもしていますが、こういった雑談ネタもレッスン中よくしています。



 この度は、「5-2-13赤ちゃんの後追い、人見知りはかわいいだけじゃない」をご覧いただき、誠にありがとうございました。あなたの子育てライフを応援しています。


 0歳の教科書の著者、ぴよままより



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