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だから俺は強いと思い込んでた

だから俺は強いと思い込んでた

私は転校が多かったので幼馴染という存在が一人もいなくて、だから幼馴染をテーマにしたドラマを観て、ある種の無いものねだり的な楽しみ方をしてるんだ、と思っていたのですが。

友人にハッキリと「誰にとっても幼馴染なんてものは存在しない、いないんですよ」と言われてしまいました。

え、そうなん?幼馴染ってみんないないの?俺だけじゃないの?

ずっと幼少期からご近所で生まれ育った(特に男女の)幼馴染ってみんなには存在してるんじゃないの?

いや、私は親父の仕事の影響で転校が本当に多かったから(幼稚園2回、小学校2回、中学校2回、それぞれ転校しました)ずっと一緒に並んで成長してきました、なーんて幼馴染は本当に存在しないのですが。

自分以外の人にとっては、誰しもに幼馴染のような同級生が存在するものだとばかり思っていました。

え、みんな『タッチ』みたいな関係性の幼馴染はいないの?そうなん?

自分だけが欠落しているものだと思っていたら、大間違いだったってことですか、そうですか、それはちょっと今さらながらなんかショックです。

前述した通り、私は転校が多かったんです。

そのせいでたぶん自己紹介が結構上手くて、初めましての関係性から友人を作ることが人よりも早かったと思います。

まぁ、そうせざるを得なかった、というだけなんですが。

これは自分自身の(親父の仕事の)環境のせいで無条件で不平等に課せられた使命というか境遇のようなものだと思っていたので、まさに天与呪縛として受け止めながらむしろ「だから俺は人と仲良くなるのが早くて得意なんだ」と運命を受け入れながら自分自身の強みに転換してきた感じだったのですが、どうやらそれは私だけでは無かったようですね。

思い込みって怖いですねぇ。

「だから俺は強いんだ」くらいの精神で生きてきましたからね、まさかみんな同じ条件で同じように(幼馴染も無しに)生きていたとは思ってもいませんでしたね。

しかし「知らぬが仏」という言葉があるように、みんなにも幼馴染はいないってことを知らずに生きてきた私にとっては根拠ある自信をもって「だから俺は強い」と思い込んで生きてきたわけですから、こうだと信じることで自分の中に不思議なパワーが生まれることってあるんですよね。

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絶対に折れない心の槍

さて、上にも貼ってますが改めまして韓国ドラマ『となりのMr.パーフェクト』、面白かったですねぇ。

もう毎週2話ずつの視聴が本当に週末の楽しみでした。

おかげさまで本当に幸せな8週間(全16話)を過ごすことが出来ました。

しかし最近の韓国ドラマ(に限らず日本のドラマでも割とそうですが)は本当に嫌な奴が登場しないし、みんないい人ばかりで大きなトラブルも抱えずにずっと幸せな気持ちで観ていられる作品が増えたように感じます。

私からすると「よくこんな感じで問題解決もさせずに夢中に出来る作品を生み出せるもんだなぁ」と感心するレベルなのですが、もうなんかむしろ逆に勉強させていただいている気分ですよ。

まぁ、勉強、なんて言いながらも自分自身のモノ作りとは完全に方向性が異なるのであんまりそういう意味での学びは無いんですけどね。

「こんな作り方もあるのか、俺の闘い方とは違うけどな」

なので、これくらいの感覚で捉えています。

学んで吸収はするけど決して参考にはしないし、自分自身のやり方・勝ち方・闘い方は絶対に変えないというスタンスでいます。

自分とは違う闘い方を見つけると「なるほど、その手があったか」と感心することはありますけど、それで自分の流派や流儀を変えるようなブレかたはしないぞ、という精神です。

やっぱりモノ作りは1点突破です。

真ん中に絶対に折れない槍を掲げていないと意味がありませんし、勝てるものも勝てなくなります。

(戦略パターンとして)そういう選択肢もあるんだ、くらいの感覚で色んな学びを吸収することだけはやめませんけどね、ってな感じです。

とはいえ、吸収し続けていく姿勢は大事だぞ、ということでこれまでもこれからも色んな作品を観て学ばせていただきますよ。

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さて、ここからはまた少し違う話を、というか私の精神の安定を図るためにどうしても触れておきたい作品があるんです。

ハッキリ言って、どうしても許せない作品です。

もう下に動画も貼っちゃってるし、Filmarksのレビューにもハッキリと嫌悪感が駄々洩れ状態なので何の作品のことなのかはわかっちゃってますが、はい、そうです、映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』を観てどうしても許せない気持ちが(まだ)爆発しているので言わせてください。

*後半部分で少しだけドラマ『チェイサーゲームW 美しき天女たち』の現状の話をしています。

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

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