週刊少年松山洋_タイトル_調整

第14号『家庭用ゲームソフトの開発予算の実情とその反応』

以前の記事で“1本のゲームソフトを開発するのに10億円は必要”ってお伝えしました。

これはもちろん私の周りの肌感覚の話です。

だいたい私の周りで家庭用ゲームビジネスをやっている人たちと話をしている感覚でそう感じていることです。

これがまた不思議なものでして。

その記事『準備号②』『準備号⑥』の公開以降、様々なゲーム業界関係者から意見をいただきました。

“そんな予算じゃ足りねーよ”

“今の開発だとそんな規模ではまともなものは作れないよ”

これはごもっとも。

あくまで目安として書いたので必ずしも10億円で作れるというわけではありません。

20億円かかるプロジェクトもありますし、30億円でも足りないプロジェクトだってあります。

有名AAAタイトルだと(日本産のゲームタイトルでも)、2017年に発売されたホラーゲームはおよそ69億円の開発コストを投じたとか、2018年に発売されたハンティングアクションは100億円かかったと言われています。

かつては海外のゲームタイトルに比べても日本は開発予算が安い傾向にあってなかなか世界で大ヒットさせるのが土台難しいと言われてきました。

日本のゲームが10億円、20億円でなんとか開発しているのに対して、世界で大ヒットしている海外タイトルは開発予算が100億円クラスがゴロゴロしているのです。

有名な話だと『GTA5』は250億円と言われていますね。まあ、これはちょっと世界でもぶっちぎりに予算をかけたタイトルなので比較にはなりにくいですが。

ただ少しずつというかだんだんと日本産のゲームタイトルも開発費100億円という大台に乗ってきていることに恐怖を感じます。

もはや誰もができるビジネスでは到底無いということですね。

ただ、一方で別の意見もいただいたのです。

“10億円!?そんなに予算がもらえるのは松山さんの所だけだよ!?”

“やっぱサイバーさんはいいですね、潤沢に資金がもらえて”

“スケールが違いすぎる”

これももちろんわかります。

同じようにみんながみんな10億円以上の開発予算をかけてゲーム開発をやっているわけではありません。

【家庭用ゲームソフトの開発予算の実情とその反応】

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株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役 ゲームソフト開発タイトル代表作『.hack』シリーズ 『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメット』シリーズ 『ジョジョの奇妙な冒険』 著書『エンターテインメントという薬』『熱狂する現場の作り方』漫画『チェイサーゲーム』

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