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ジャンルや事務所問わず私は”LIVEがすき”なんだと思った

現在の推しが、
『STARTO ENTERTAINMENT』とエージェント契約を結んでおり、
その事務所をあげてのおおきなライブがNetflixで配信されている。

STARTO社というと、ご存じ旧ジャニーズ事務所である。
国民的アイドルをたくさん輩出していて、私が幼少期の頃から、TVでよくみる芸能人、アイドルがジャニーズ事務所のひとたちであることは多かった。音楽もよく流れていて、SMAPやV6などは学校でも話題になっていた。

ただ、”アイドル”というよりも私は”ROCK”などの文化を好んで生きてきた。
でも、基本的に音楽性を重視するので、ROCKずきな私はKAT-TUNやSixTONESなどは音楽や雰囲気が好みで聴くことがあった。

家族でいうと、妹のほうがジャニーズアイドルグループがすきだった。
ライブに行くような感じではなかったが、TV番組(バラエティなど)があれば喜んでみていた。
母もすきなタレントがいたりしたので、我が家の年越しはカウントダウンコンサートをいつも観ていた。(TBSもなかったし)
でも、だいすきだったSMAPにいろいろあってから妹は、事務所の話題などに疲れた様子。
現在の妹はYouTuberにハマっている。

私は30代の半ばにして、初めてKing&Prince(5人時代)の『ichiban』をTVで観てから、いろいろ自分の世界が変わってきた。
平野紫耀さんがだいすきな母と一緒に応援していけるグループだと思っていた。が、いろいろあった。

妹はKing&Prince関係の事務所のごたごたには関わりたくなさそうだった。
現SUPER EIGHTなどの番組はよく観てはいたし、TVに中居くんなどが出ていたら嬉しそうにはするし、現在のSTARTO所属アイドルをみても嫌悪感は抱かずたのしそうにするが、私と母がすきなグループのことに関しては、複雑な思いのようだった。

『WE ARE! Let's get the party STARTO!!』
という、現在配信中の事務所をあげてのライブも、
「観たい?」ときくと
「ううん」と。

私が、ひとりでこのライブを観ていたとき、なんだか違和感があった。

家族の中でもこの事務所にこれまでそれほどご縁のなかった私がなぜひとり、自分の部屋で、この事務所のアイドルがたくさん出ているライブをみているんだ?と。

そこに妹がいないのが、ちょっと不思議で。


母からしたら、
「そこに紫耀ちゃんがいないから」
ということで現在観ないことは理解している。


母と妹が中心になってみていたものを、
今、ひとりで私がみている。

なんともいえず、不思議だ。


母は、現在平野紫耀が所属するNumber_iを追うので忙しそうだ。
ただ、母は母でAmazonプライムに入って、所属事務所『TO BE』の事務所ライブや、Number_iの単独公演をガンガン流している。
私も居合わせると一緒に観るが、私は一緒にたのしめる。

King&Princeから脱退した3人で構成されたNumber_i。
現在のKing&PrinceとNumber_i、お互いのファン同士が憶測で勝手に喧嘩しているのだが、私はとりあえずみんな生きていてくれたらそれでいい。

そして、なぜ観られるかというと、基本的に音楽のライブ自体、みることがすきだから。

ライブって、たのしいじゃん。




私がライブに目覚めたのは20歳をすぎてからだった。

たまたま中島美嘉さんのライブチケットが当たり、東京まで観に行って2階席なのに大興奮。ライブ遠征というたのしみを覚えた。
小学生のころからだいすきなL’Arc-en-Cielのライブに行けたときは涙涙。
L'Arcの場合は、ライブDVDを観たとき、知っている曲でもライブの演出によって聴こえ方が違ったり、視覚的に味わえる世界観があることに感動して行ってみようと思ったのだ。
現地で味わえる空気感、盛り上がり、ファンとの一体感、熱、生で聞こえる、みえるメンバーの演奏。
病気になってから行けなくなっているが、中島美嘉さんのアコースティックLIVEには何度か参加できる機会があった。小さな会場だと、美嘉さんが足踏みする振動まで伝わったり、こちらが手を振ると笑ってもらえる距離まで行けたこともある。

演出や照明による効果をみることもすきなので、ライブレポの記事に載っている会場の写真(カメラマンによる)などが美しかったりするとそれだけで感動する。
ライブに行けなくなってからは、そういうこともたのしみにしている。

アイドルのライブと、ROCKやソロシンガーのライブが全く違う。
King&Princeにハマる前は、アイドルのLIVEなんて自分が参戦することはないだろう、と思っていた。

アイドルのファンは怖いという印象も強かった。

(ちなみに今も怖い。)


ただ、アイドルのライブ(主にKing&Prince)のライブ映像を観ると、ファンの持つうちわの文字をみて要望にこたえたり反応したりする、いわゆる”ファンサ”というものがあったり、バンドのLIVEではあまりない、歌いながら会場をスムーズに移動してトロッコなどに乗ったり天井から吊られたり、そしてまたステージにかえってきたり、という立ち位置の記憶力、移動の多さ、、、、、、
アイドルには、アイドルのすごさがあった。

5人時代のKing&Princeの映像を観るとより、ファンが大切にされていて、ファンとコミュニケーションをする場になっているのだな、ということがわかった。
歌いながら、次の位置まで移動しながら、時には高い位置から、キラキラした笑顔で手を振ったり、指をさして投げキッス、エアハグ、個々の特徴を生かしたしぐさ、じゃんけんなど、たくさんのファンとコミュニケーションをとっている。
同時に何個のことをしているんだろう、マルチタスクとはこういうことかと。アイドルという職業を心から尊敬した。
そして、そのときの、アイドル自身の顔が、本当にしあわせそうなのだ。

このために生きているのだろうな、生きがいなのだろうな。



今、推しである永瀬廉は髙橋海人とともに『King&Prince株式会社』を立ち上げ、STARTO社とはエージェント契約という形になっているが、推しの周りにいるひとたち、彼が大切にしてきたものを知りたいという思いで、今、ここにきていわゆるジャニーズというものを学んでいる。
ただ、事務所がどうとかは関係ない。
私はNumber_iの3人も、永瀬廉にとってはきっと大切な存在であると思うので、事務所を出たら裏切りなんてことは全く思わないが、そうはいかない思考の方がいるようで。

先日ニュースにもなったが、
永瀬廉に対し、ネットで殺害予告の書き込みをしたとして書類送検された女性がいると聞き震えた。
ただ、こちらのファンの一部がNumber_iのメンバーを誹謗中傷していたことも間違いないと思う。
これは氷山の一角にすぎないし、敵対しているファンのSNSをみているとお互いさまだなと思う。

ただ、彼がしきりに3人への思いをファンに伝えてきたこと、犯人が「向こうのファンもしていたので」と話していたことを考えると、
自分の思いがファンに伝わっていいなかったのかな、と、廉さんは落ち込まないだろうか、、、、、、
と、私はそれが心配だ。
言い合いをしているのはたった一部のファンでも、こうしたことがあるとみんなが誹謗中傷、殺害予告をしていると勘違いされる。

殺害されていいひとも、誹謗中傷されていいひともいない。


今いる場所で、推しが笑っていることが当たり前ではない。

”生きているだけでファンサ”
と、誰かが言っていた。

先日、永瀬廉は耳のケガで休養した。
「ライブがしたい」とずっと言っている、歌うことがだいすきな彼が、
STARTO社の大きなライブに、思い入れのある大阪の公演に、直前になって参加できなくなった。
療養から復帰してからも、ケガをした右耳に耳栓をして歌番組に出演している。
それでも、最近、King&Princeがライブツアーをすることが発表された。
廉さんが、この先歌える、ライブができるということだろう、と安堵した。


制作中だとされるアルバム、ツアーの円盤のために、少しずつ貯金をしよう。


今日も生きていてくれてありがとう。


「King&Princeの音楽性をすきだって言ってもらいたい」
と、いつか海人さんが話していたっけ。
今、ふたりのKing&Princeは様々な音楽ジャンルにチャレンジしている。
海人さんが音楽通なので、彼のおかげで私が新しく知る曲もある。
また、『Mr.5』という、5人6人時代のベストアルバムに、海人さんがピックアップしてくれた(と記憶している)『花束』という曲が、私はだいすきだ。

髙橋海人というひともまた、HIPHOPを幼少期から経験してきたけれど、HIPHOPのみならずジャンルレスで音楽を聴いていて、aikoさんがすきだったり、高校時代にROCKにハマりクリープハイプがだいすきだったり、幅が広い。

音楽っていいよね。

ジャンルとか、事務所がどうとか関係なく、音楽はいいし、LIVEはたのしい。


それでいいのではないかと思う。

最近、SNSに張り付くのをやめている。
力を入れすぎる推し活も避けている。


いいものはいい。
苦手なものは仕方ない。

それでいいのではないか。



なんだか、そんなことが言いたくなった。

生きていてくれるだけでいいから、ということが続いたのも、どこかに書きたかった。


(まとまりがなくなってしまってごめんなさい)
(タイトルとも変わっているかな)

みんなが安心してすごせますように。
推しも、どんなひとも、笑って過ごせる日々が約束されますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。