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不動産空き家処分体験記

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#遺品整理

モノが溢れまくった一軒家の遺品整理珍道中~なぜモノが増えたのかを振り返る

モノが溢れまくった一軒家の遺品整理珍道中~なぜモノが増えたのかを振り返る

「兄貴が倒れたらしい」
「エェッー!大丈夫??」
職場にいた夫から連絡があったある日の平日の午前中。

あまりにも突然の訃報だった。夫は、兄(私から見ると義兄)と一緒に暮らす母親(私からみると義母)から電話を受け、すぐに実家に駆け付けたが時既に遅しだった。

兄は独身。母親(80代)と一軒家に2人で暮らしていた。もともと非常に血圧が高く、病院では大動脈解離と診断された。義母は足が悪く、ひとまず施設

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祖母の空き家 不動産屋へ売却の相談 でも売れない

祖母の空き家 不動産屋へ売却の相談 でも売れない

もう自分達では一切、空き家となっている祖母の家を活用できなくなっている(それどころか敷地内にさえ入るのが難しくなっている)。

この現実を、所有者である母に伝えた。

「おばあちゃんの家、森になってるよ!早くどうにかしないといけないと思うよ。不動産屋に売却の相談とかしてみない?(売れるかは分からないが…)」

「えー?この間遺品を処分したばかりでしょう?まだ売るとかは先でいいよ」

まただ…この先

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祖母の空き家 森になる

祖母の空き家 森になる

すったもんだのあげく遺品整理処分が終わった空き家となっている祖母の家。

遺品整理を終えたはいいが、ずっと空き家状態のまま1年が過ぎた。

あれから現地はどうなっているのか?

ある夏の日、気になって夫と車で2時間弱の道のりをとばし、見に行った。

「アレ?ココ?」「森?」
祖母の家があるはずの場所に到着して目を疑った。
両隣は住宅なのだが、祖母の家があるはずの場所だけ、まるで森になっていた。

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7年間放置の空き家 祖母の遺品を処分 かかった金額は...

祖母が亡くなってから長い間、空き家のまま放置状態だった祖母の家。
遺品整理さえもやろうとしなかった母が、やっと「やってもいい」と言い出した。

何故、気持ちが変わったのかは分からない。
ただ、母に会うたびに、「空き家をこのままにしておいても何も良いことはない」「せめて遺品だけでも整理しよう」と言い続けてはいた。

理由は何でもいい。
とにかく、母が心変わりしないうちにと、すぐに以前から目星を付けて

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7年間放置の空き家 動じない母

祖母が亡くなって7年経っても、空き家に残った遺品一つ片づけようとしない母。
もはや娘の私が何を言っても、聞く耳を持たない。
ここは一つ、第三者的な立場の方からプレッシャーをかけてもらおう。

私は祖母の家を管轄する役場の空き家対策担当へ電話をかけた。
どこの田舎の自治体でも空き家は深刻な問題になっているはず。
親身になって対応してくれるのではないだろうか、と期待しつつ…。

「何年も前から空き家の

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7年間放置の祖母の空き家

母(老齢)が呟いた。

「おばあちゃんの家、私がもらったんだけど何もしてないのよねぇ…」

おばあちゃん、つまり私の祖母(母の母親)は7年前に95歳で亡くなった。
祖父が亡くなった後、一人暮らしをしていた祖母は、亡くなるその日までとても元気だった。「ピンピンコロリ」である。

祖母の家は最寄り駅から車で30分程、周囲には畑が広がり、家がポツポツと点在するかなり田舎にある。

祖母が亡くなった時、私

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