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一語の宇宙 | fandom | ファンダム




(1) ファンダムの定義


ファンダム」(fandom)。

fankingdom という2つの単語から作られた言葉。
最近よく見かけるようになった。

ファンダムという言葉で検索して、記事を読んでみたが、新しい言葉なので、言葉の定義はまちまち。

Wikipediaによれば

ファンダム(fandom)は、趣味・アニメ・漫画・小説・スポーツなどの分野の熱心なファンたち、また熱心なファンによる世界、彼らによって形成された文化である。fanとkingdomの造語。

Wikipediaより

これだけ読むと、「熱烈なファンの集まり」みたいなことか?

次に「fandom」の用例を調べてみた。

In the furry fandom, many are artists of some sort.
ケモナー界隈では、その多くが何らかのアーティストです。

weblioより

Sailor Moon fandom remains a major presence in the otaku world.
セーラームーンファンダムは依然としてオタク界の中で存在感が大きい。

weblioより

The furry fandom, like many other fandoms, has its own slang.
ケモナー界隈には他の多くの界隈と同様、独自のスラングがあります。

weblioより

「ファンダム」を調べていたのだが
今度は「ケモナー」がよくわからない。

そこで、「ケモナー」を調べてみた。


(2) ケモナーとは?


ケモナーは、日本のサブカルチャー領域における、擬人化された動物キャラクターを愛好する人々を表す言葉である。また、前述したような動物キャラクターをケモノと呼ぶ。

Wikipediaより

「ケモノ」(獣)に「-er」をつけたものか。アムラーとかマヨラーとかいうのと同じ造語法かぁ。


 「ファンダム」は、「オタク」とどう違うのだろう?、という疑問がわく。違いを調べてみた。


(3) ファンダムとオタクの違いは?



「ファン」と「オタク」の違いについて調べたが、百家争鳴といった感じで…。

💡そういえば、私自身も「オタク」と「専門家」の違いについて考えたことがあったような。。


(4) オタクと専門家の違い



学術的な用語ではないから、きちんとした定義はないらしい。

なんとなくは分かるが、ハッキリしない。


(5) ファンダムに関する記事



正直なところ、問題の所在がハッキリしない。

「ファン」「オタク」「推し活」。
言葉はどうであれ、一個人として熱狂している間は個人の自由だが、熱狂的な者たちの集団が形成されると、ときに排他的になりやすいということなのだろう。


「ファンダム」とは直接関係はないが、「ファンダム」という言葉をはじめて聞いたとき、「ファシズム」という言葉を想起した。

結局「ファンダム」という言葉の核心的な意味は私にはよくわからない。
「ファンダム」が「ファシズム」にならないことを祈る。

「fandom」って、パッと見た目の綴りが「freedom」にも見える。




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