スーパー合気道

埼玉出身。珈琲店員を経て出版社勤務。「アルジャーノンに花束を」が推しです。村上龍作品が…

スーパー合気道

埼玉出身。珈琲店員を経て出版社勤務。「アルジャーノンに花束を」が推しです。村上龍作品が好きです。尊敬する武道家は塩田剛三、格闘家は朝倉未来。筋トレやウォーキングも好きです。

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黒い扉の中で‐2004年の精神科病院-【完全版】

医者から学生時代の成績を何度も無理矢理聞かれ、我慢ならず机を右拳で思い切り叩いた。それに呼応するかのように敵意剥き出しで精神科医も立ち上がってくる。父が精神科医を制止しようとしたのだろうか。ゆっくりとしたタックルを医師の胴体に見舞った。すると、「あなたは何をするんだ」と神経質な声とともに、父の顔を鷲掴みにして、顔を起点に身体をねじ曲げようとした。すると今まで感じたことのないような感情が自分の中で起こった。間髪入れずに精神科医に、思わず頭突きを見舞った。その後、何人もの看護師が

    • 回復したゆえの苦悩

      今年2023年は来年につながる伏線のような年でした。 良かったと言えば良かった。 決して悪くはない。 ただ飛び抜けて良かったと言えばそうではない。 そんな年でした。 またピアノを習うことを再開して、納得のいく部分もありました。 去年までは納得できなくはない、納得しようと思えば思えなくもない。そういう年が続いていました。 ですが今年は納得のいく部分も多かったです。 ピアノや作曲、ウォーキングなど納得のいくポイントもありました。 来年は音楽で月収1万円は稼ぎたい

      • 形にする

        音楽でも文章でも、形にまとめ上げることはエネルギーや時間がいる。 ふわふわと脳内にあるイメージを形にする。 そこができるかできないかが創作の分かれ目かもしれない。 私個人としては本当は作曲で形にしたいが、また最近は文章もいいなと思えてきた。 やはり他者に希望を与えられる人は格好いい。 斉藤一人さんや村上龍さんのような文章を書いてみたいと思う。 まあ突き詰めると自分の文章でいいのだが、いいなとは思いますよね。 憧れも時としてパワーになる。 自分らしさもパワーにな

        • 嬉しいとは、こういうことを言う

          90年代の夏だった。 小学校の友だち数人で、アスレチック場で遊んだ帰りに釣り堀に行った。 釣りは運動神経が関係するのだろうか。 友だちはどんどん魚を釣っていく中、私だけが釣れなかった。 その日は文字通り、肩を落として家に帰った。 そして、また数か月後に同じ組み合わせで、友だち数人でアスレチック場に行き、その帰りに釣り堀に行った。 今回も釣れないかなと思った矢先に、手に重さがかかった。 釣れたんだ。 そう、今回は私だけが釣れた。2匹も釣れたのだ。 体がジャンプ

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        黒い扉の中で‐2004年の精神科病院-【完全版】

          マーフィー100の成功法則を100回読んでみた

          親戚の使っていない一軒家をもらった まだ本書を繰り返し読んで2回目ぐらいの時期だった気がします。 遠い親戚にあたる人がいて、国庫に取られるぐらいなら使ってほしいと母に言ってきたようでした。 それならばと私は住みたいと母に言いました。 話はとんとん拍子に進み、今では私が世帯主として住んでいます。 統合失調症を寛解させ克服した 100人に1人がなる病気である統合失調症を克服して、今では仕事もひとり暮らしも継続しています。 読書や筋トレ、ウォーキング、信頼できる支援者との出会いな

          マーフィー100の成功法則を100回読んでみた

          また書こうかな。

          また書こうかな。

          中学時代のいじめを本当に解決できた瞬間

          中学1年で柔道部に入り、当時身長が142センチしかなく、体格差もあり勝てなかった。 その後の中学時代は柔道部からの悪い流れから始まり、良い人間関係を築きづらかった。 中学3年の秋になり親友ができて、その親友のお影でいじめはストップした。 しかし、一度受けた心の傷はなかなかとれない。 高校に入ってからも、20代になってからも「戦う・戦わない」の二元論であった。 筋トレや合気道を始めて、自分自身を鍛えることも嫌いじゃなかった。自分が少しずつ強くなっていくことが好きだった

          中学時代のいじめを本当に解決できた瞬間

          精神障害者の選択肢の少なさ、それでも前を向いて生きる。

          福祉的就労で働きはじめて、6年半が経ちました。 あることでトップと意見が食い違い、昨日はストレスフルでした。 正直に言うと辞めたら楽だろうなと思い、他の転職先を調べましたが、なんとなんと選択肢の少ないことよ(泣き) 自分自身、能力が高まってきている実感もありますし、体調が良くなっている実感もあります。 しかし、いざ違う場所で働こうとしても、その限られた行き場に愕然としました。 今の自分が「選びたい」場所は、ほんとうに限られていたのです。 フリーランスで稼ぐにしても

          精神障害者の選択肢の少なさ、それでも前を向いて生きる。

          小説ってどうやって書くの?

          エッセーならわりと書けるようになった私。 この調子で小説も書いてみようとした。 だが、なかなか書けない。 ある程度の枠を設定してから、そこに肉付けしていけばいいのだろうが、そもそもその枠が定まらない。 要はテーマが決まらないのだ。 ほんとうはもっと肩の力を抜いて軽く書くといいだろう。 そう、この文章を書いているようにね。 60%ぐらいの力で書けたらいいのだ。 多分書けない人の共通点って、こういう部分だと思う。 テーマが決まらず、力を持て余してしまう。 こん

          小説ってどうやって書くの?

          本当にあった怖い話 エピソード1

          1.地下のゲームセンター1998年の冬にゲーセンに行った。 地下にあるため、階段を下りていく。 少しシューティングゲームをやって、帰ろうと思い、階段を上って地上に出た。 すると、不良が50人いた。金属バットや角材を持ったヤンキーが50人いた。 このゲームは攻略が難しい。 2.甘栗屋の前の交差点1998年の冬に、塾に行こうとしていた。 自転車に乗り、左側車線を走っていた。 少し遠くのほうから、車が右折してきた。 多分、止まるだろう。 あれ? 止まらない。 気

          本当にあった怖い話 エピソード1

          自分なりのアウトプットは楽しい

          この文章を喫茶店で書いてます。 読書も結構していたし、さあ何をしようかなと思っていました。 去年の9月に引っ越しをして、この現在地から自宅まで歩くにも少し距離ができてしまいました。以前なら、一駅歩くのにちょうど良かったんですがね。 文章というか小説を書くのに、新しいMacBook Airを買いたいところですが、それは夏頃になるかな。以前のMacBook Proはサポートが切れたのか、音がスピーカーから出なくなり、イヤホンジャックにイヤホンを挿さないと聞けなくなりました(

          自分なりのアウトプットは楽しい

          郵便物の誤配を感動的に終えてみた

          私だけ? 1月5日になっても1通も年賀状が届かなかった(泣) 郵便局の問い合わせセンターに電話してみた結果、住まいの近くの郵便局から電話があり、担当者から翌日に電話させるとのこと。 そして今日、電話があった。 対応と態度次第では強気に言ってやろうと思っていたが、思いのほか誠実な対応だった。 要するに今回の郵便物の誤配は、その日の臨時の職員のミスだったらしい。くわえて、今住んでいる家を思い込みにより以前の所有者の名前で憶えていたため、思い込みにより郵便物を差出人に戻し

          郵便物の誤配を感動的に終えてみた

          気分を良くしてご機嫌になる7つの方法

          あくまでも私の経験をベースにした方法ですが、皆さんの参考になれば幸いです。 1.疲れたら、寝れなくても横になる寝るために強制的に横になると、義務感で嫌になってくるものです。 本来、横になることはリラックスして、疲れを癒していくものですよね。 現代ならパソコンやスマホをいじって横になることもいいでしょう。 これが椅子や立った状態だと、疲れが取れずらいです。 だからこその積極的に横になりましょう。 2.読書する読書できるコンディションならば、読書をお勧めしたいです。

          気分を良くしてご機嫌になる7つの方法

          2023年の4つの目標

          新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 そして早速2023年の目標を立ててみました。 1.体調の維持/コンディションのキープコンディションが万全なら、たとえ何かが頓挫したとしても、また復調しやすい。 現在の私は筋トレやウォーキングをして、体調の維持に努めています。 仕事中もなるべくミネラルウォーターを飲むようにしました。 食事も以前よりは気を付けています。同じ食事は毎日取らないようにして、栄養バランスも感がるようになりました。 「コンデ

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          ストリートピアノ物語 

          都庁でもストリートピアノが設置されたことを知り、ケンは友だちのヤスと行ってみることにした。 新宿駅西口から歩くこと約10分。 思わず見上げてしまうぐらい都庁ビルは高かった。 緊張の反動なのか、思わず行動が早め早めになってしまう。 新宿は2人とも慣れない土地で、普段よりなんだか疲れが溜まっていく。 エレベーターに乗る前に持ち物検査が行われている。 良かった、何も言われずに通れた。 先に乗っていく人たちが見えた。 そしてやっとエレベーターに乗る番になった。 「緊

          ストリートピアノ物語 

          ストリートピアノ物語 あらすじ

          主人公は38歳の男ケン。 10代の時に音大受験に失敗した後も、音楽家への夢をあきらめれずにいた。 そうこうするうちに時代はYouTube全盛期。2019年頃からストリートピアノが日本中に普及していく。 そのブームに便乗してユーチューバーになり、長年の夢を達成しようとするがなかなかうまくいかない。 それでもある友だちからの言動が、落ち込んでいたケンを変える。 徐々に変化していく主人公ケンの心境の変化からも目が離せない。

          ストリートピアノ物語 あらすじ