【これで苦手克服!】英語の難しい構文の捉え方
みなさん、こんにちは。
今日も英語学習お疲れ様です!
本日は英語のリーディングが苦手な方、これから英語を勉強してみようと思う方向けのお話。
I have a pen. みたいな単純な英文は苦労せず読めるのに、関係代名詞とかが入ってくると文が何を言っているかわからないという人は少なからずいるのではないかと思います。
でも、実はこれはある法則をわかっていれば簡単に解決できます。
(もちろん基本文法がわかっている必要はありますが。)
英語の構文は案外単純なので、早いうちにクリアしてさらなる英語力向上を目指しましょう。
英語で一番大事なルール
では、知っておくべき法則とはなんでしょうか。
それは「英語は1文に1動詞」というもの。
これに関しては以前にお話ししました。↓
「1文に1動詞」なんて当たり前… という反応が返ってくるような気がしますが、それでもぜひ一度確認してください。
このルールがわかっていて読解ができないということは考えにくいのです。
つまり、読解のときに構文でつまづいている人はこのルールを理解できていないことが多いのです。
英語の文はどれだけ要素が増えても、1文に入れていい動詞はひとつしかないという認識は初めのうちはしっかり持っていてください。
慣れてくれば、意識することなくそれを判断することができるようになります。
動詞はどこにある?
この「1文に1動詞」ルールがわかれば、複雑な構文も理解しやすくなります。
それはなぜかというと、文のメインの動詞がどこにあるかがわかるようになるからです。
英語は特別な倒置の文でない限り、「主語 + 動詞 (+α)」という型をとります。
なので、メインの動詞を見つけることができたら
その動詞の前は全部主語 / その動詞のうしろは+αの部分
ということがわかるようになります。
英語が得意な人というのはこれを意識することなく瞬時に判断しているということです。
実際、英語の得意不得意の差はこれだけだと僕は考えています。
では、具体的な英文を見ていきたいのですが、その前に一般的に英語ぎらいにさせてしまう文法をいくつか確認しておきましょう。
それは、不定詞、関係代名詞、分詞、動名詞です。これらの文法の共通点は、動詞っぽいものが含まれるという点です。
先ほども述べたように、英語では1文に1動詞が絶対的なルール。
なので、動詞っぽいものに惑わされなくなれば英語など全く恐れるものではありません。
これらの文法に関しては、以下のものを参照していただければと思います。
これらの文法をおさえることができれば、すぐに文のメインの動詞を見つけることができ、構文で悩むことがほとんどなくなります。
これらの動詞に見える動詞じゃない文法をおさえることができれば、ほぼ英語の構文で困ることはありません。
もちろん慣れないうちは時間をかけて考えないと構文が見抜けないこともあると思いますが、動詞がどこか? という1点の意識を失わなければほとんどの場合、理解にたどり着きます。
それでも対応できない、倒置や文法の破綻した表現はまた別で勉強していきましょう。
接続詞はおまけじゃない
上にもあげたこちらの記事↓
でも述べたことですが、接続詞も構文を判断する重要材料となります。
接続詞には「and, but, or, so, although, when, if」などたくさんありますが、ここで特に注意していただきたいのは等位接続詞です。
(等位接続詞と従属接続詞のちがいは上の記事で説明しています。)
等位接続詞とは「and, but, or, so」とのことです。(本当はもうちょっとありがすが、少し登場頻度が低いのでとりあえず飛ばします。)そのなかでも、「and」と「but」に気をつけましょう。
例えば、どのようなものに気をつけるかというと
I went to the store and bought some pens.
といったものです。
このように「and」のうしろに主語が抜けている文に気をつけてください。
等位接続詞とは同じものを並べる働きがあります。
例えば、
cats and dogs (名詞 and 名詞)
のように使えます。
この等位接続詞の前後には同じものが来るという意識がとても大切です。
等位接続詞は文と文をつなぐこともできます。
先ほどあげた例
I went to the store and bought some pens.
では「and」のうしろに「bought」という動詞の過去形が来ています。
このような場合、前にも動詞があるのだろうという意識を持つようにしてください。当たり前のことだと思うかもしれませんが、これが無意識でできるようになればさらにリーディングの正確性が上がります。
ここでは「went ... and bought ...」となっているわけですね。
ということは「bought」の主語は「I」であり、前に書いてあってもう一度言う必要がないので省略されているのですね。
こんな単純な文でなら無意識で文構造を判断できると思いますが、もっと複雑な構文の場合、まずは等位接続詞をヒントに大まかな構造を判断し、そしてメインの動詞がどれかを見つけるという手順を踏めばどのような複雑な構文も怖くありません!
なにか参考になるものがあれば嬉しく思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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