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【英文法苦手克服!】名詞を説明する分詞

みなさん、こんにちは。

こちらは

【英文法苦手克服!】名詞を説明する関係代名詞

とセットで読んでいただければ幸いです。

英語をこれから本格的に勉強したいと思っていて、アウトプットもできるようになりたいのであれば、まずは名詞の説明をできるようになろう! というものです。

本日は分詞を見ていきましょう。

分詞は関係代名詞より簡単です!

でも、関係代名詞を先に先に書いたのには理由があります。それもあとで述べます。

では、早速分詞を見ていきましょう。

分詞の役割と種類

まず初めにおさえておくべきことは、分詞は形容詞の役割を果たすということです。

形容詞とはなにかというと、名詞の説明をするものですね。

形容詞とはどのようなものかというと「beautiful flowers」の「beautiful」のことですね。

このように名詞(ここでは「flowers」のこと)の前について名詞を説明するものを形容詞と言いますね。

分詞もこれと同じように基本的に分詞の前につき、名詞の説明をします。

例えば、「a running boy」の「running」が分詞です。

では、ここで分詞の種類を確認しておきましょう。分詞には以下の2種類があります

現在分詞 - 〇〇ing : 「〇〇している」(進行形と同じ訳)

過去分詞 - 〇〇ed : 「〇〇される」(受け身と同じ訳)

言われてみればすでに知っている2つですね!

ちなみに、〇〇ingを使うものは現在分詞と動名詞がありますが、この2つは別物です。

これに関してまだ勉強していない方は、よろしければこちらをご参照ください。↓

【同じじゃない!】動名詞と現在分詞の区別

〇〇edを使うものには、完了形(have 〇〇ed)と過去分詞がありますが、上にも書いたように過去分詞は受け身の訳をします

分詞は形容詞の役割を果たし、現在分詞と過去分詞の2つがあるということをまずおさえましょう。

分詞の位置

それでは、次に分詞の位置を確認していきましょう。

上に分詞は形容詞の役割を果たすので基本的に名詞の前につくということを述べましたが、実はこれは多くの例外があります。つまり、後ろにもつくことがあります。というより、例外ではなく分詞は前と後ろにつく用法があります。

実はというと、そもそも形容詞が名詞の前につくという説明も正しくなく、うしろにつく形容詞もあります。その説明はあとでします。

分詞が前につく場合

分詞の位置を判断するのはとても簡単です。

覚えておくルールは、分詞が単独で使われる場合は前につくということです。

実はというと、単独で使われていてもうしろにつく例もありますが、これは何度も見ていくうちに見つけられるようになると思いますので、今回は割愛します。まずは基本形をマスターしましょう。

前につく分詞はこのようなものです。

Look at the running boy. 「あの走っている男の子を見て。」

There are some broken pots 「いつくかの壊れた器があります。」

分詞が後ろにつく場合

上の例に対比して分詞が後ろにつく例を見ておきましょう。

I saw some boys playing baseball in the park yesterday. 「私は昨日公園で野球をしている何人かの少年を見ました。」

This is a car made in Japan. 「これは日本で作られた車です。」

先ほどとちがい、分詞が単独で使われていないので後ろについています。

このように、目的語にあたる言葉や場所の情報などがついている場合は分詞は後ろにつくのがルールとなっています。

慣れるまでは後ろについているとわかりにくく感じるかもしれませんが、慣れてくると修飾語が前にいくつもつく方が違和感を感じるようになると思います。

関係代名詞への書き換え

分詞の説明は終わりなのですが、分詞に関しては関係代名詞との関係性を理解しておきましょう。

丸暗記だけにたよらない英語理解はあとあと役に立ちます。

後ろにつく分詞は関係代名詞主格用法に書き換えられます。

関係代名詞主格用法の意味がわからない方は先ほども紹介しましたこちらをよろしければご参照ください。↓

【英文法苦手克服!】名詞を説明する関係代名詞

どうやったら言い換えられるかというと、「関係代名詞 + be動詞」を付け加えることで関係代名詞の構文に書き換えられます。

例えば、

I manage a company providing IT technologies. 

I manage a company which is providing IT technologies.

に言い換えられます。

過去分詞も見ておきましょう。

I love the tables made in Italy.

I love the tables that were made in Italy.

に言い換えられます。

分詞が関係代名詞に言い換えができるということ、そして、それをどうやって行うかは理解しておいてください。

おまけ - 形容詞の使い方

最後に形容詞の勉強を少ししておきましょう。

といっても、新しい知識は出てきません。

形容詞が後ろにつくことがありますということをちょっと述べておくだけです。

分詞は形容詞の役割を果たし、前についたり後ろについたりします。

ですので、そもそもの形容詞も前についたり後ろについたりします。

形容詞は前についているイメージが強いかもしれませんが、後ろにつくこともあります。

ルールは分詞と同じです。単独でなければ後ろにつきます。

例えば、

I visited a town famous for its large castle.

などです。

「famous」は形容詞ですが、「famous for (〇〇で有名である)」というかたまりで使っているので後ろについています。

もちろん、これも関係代名詞に言い換えられます。

I visited a town that is famous for its large castle. 

簡単ですね! 新しい知識は何も必要ありません。

いかがでしかた? 名詞の説明力が上がれば、英語で表現できる幅が広がります。そして、複雑な構文というのは名詞にいろいろと説明がくっついている文なのです。なので、名詞のかたまりを理解できればリーディング力も上がります。

これを意識して名詞の説明トレーニングをしてみてくださいね。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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