コンプレックスと向き合って、生きていく(毎日note167日目)
見た目にもコンプレックスが大アリな私だが、その他にもコンプレックスを抱えている。
というか、この世の中にコンプレックス抱えてない人っていないのでは？
晴れて30代のトンネルの入口前に立った私だが、これまで一度も正社員として働いたことがない。
こんな気持ちで就職活動をしていたので、卒業式の1週間前にようやく卒業後の就職先が決まった。
その就職先では、契約社員としての入社。
なかなか職が決まらず、狼狽えていた私に救いの手を差し伸べてくれたところだった。
もちろん、正社員採用も行っていた会社で、実は私もその選考に挑んでいた。
結果は書類選考でお祈り。
たまたまこの会社に知り合いが勤めており、契約社員に欠員が出るということで募集をかけており、私にも声がかかったのだった。
＊
通常の新卒採用で入社した人たちは、10月1日の内定式、4月1日の入社式と2週間の研修を経て、それぞれの配属先へ。
ところが、契約社員のとして入社した私は、入社早々配属先へ。
というか、いわゆる「支店」と直接雇用契約をしていたので、研修もくそもなかった。
学生終わりたて、世の中の右も左も分からない私は、そのまま社会の荒波に放り込まれて揉まれた。
来客時の立ち振る舞いや名刺の渡し方も、普通に就職してれば研修で身につけられたはず。
私は見よう見まねで覚えた。自己流だ。
ちょっと難アリな私を、諦めずに最後まで見守って受け入れてくれてた、前職の会社には感謝しかない。
＊
そんな会社とは、コロナのせいでお別れすることとなった。
年度末で退職してから、バイトをしながら職業訓練校に通い、次の仕事が見つかったのが半年後。
今の派遣の仕事だ。
「働けるならなんでもいい！」と思いがむしゃらに転職活動をして、やっと見つけた働き口。
とは思うものの、決定となった瞬間は安堵したが、働き続けると「結局また非正規じゃん」となってしまった。
一度非正規になると、なかなか正規雇用にはなれない。
なんてことをどこかで見かけた記憶がある。
新卒からずっと非正規で生きてきた私は、きっとこのまま正規雇用では働けないのかもなと、半分諦めている。
この年齢にもなると、やれ結婚だ、やれ子供だと騒がしくなる。
私は？とは聞かれるが、残念なことに浮いた話がない。
というか、生まれて一度もそのような恋仲になった人がいない。
ネットスラング的にいうと、「いない歴＝年齢」である。
これが私のコンプレックスの2つ目。
20代前半ならまだしも、30代一歩手前にもなって「私恋愛未経験です🥺」なんていったら、むしろ事故物件扱いされる。まあ事故物件だが。
このぐらいの歳になれば、「最近彼氏が連絡くれない」だの「最近よくご飯行く人といい感じ」だの、そう言った恋愛の通り道などを全部クリアしてきているはず。
なのに私は、「恋愛 #とは 」という、小学校中～高学年ぐらいのレベルで止まってしまっている。
むしろ今の小学生の方が私より恋愛レベルが高いのでは？
そう思ってなんとかマッチングアプリをしようとも、その先が見えてしまうので……という話は以前したな。
余談ですが、おかげさまで想像以上の反応をいただいております！
よかったら他のも読んでいただけると嬉しいです。
だからといって、外に出て見聞と交友関係を広げるわけでもない。
そうこうしている間にどんどん置いてかれている。
＊
「結婚だけが幸せの全てじゃない！」
なんてことが声高に叫べるような世の中になって来てるけど、「それは人並みに経験をしてきて、『やっぱり私は私の道を生きるのが楽しい！』って思ったからだろ。こちとら比べる要素もないまま一人で生きてるんじゃ」と思ってしまうのは、私の心がひねくれているからだろうか。
そんな、ひねくれた心と頭とちょっとのコンプレックスを抱えて、この29年間生きてきた。
そしてたぶん、これからも抱えて生きていくことになるだろう。
とどのつまり、「幸せについて本気出して考えてみた」ってわけ。ﾁｪｹﾗ。
……何言ってんだ。
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