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故意で悪いことをする人の中にも必ず光がある
こんにちは!おつーです。
最近、小林正観さんの音声を聞きながら、自分を改めていき、どんどん思考が変化していることを感じていますが、
その音声の中で、ある和尚さんのお話でとても感動するお話があったので、
本日は、故意で悪いことをする人の中にも光があるというお話をしていきたいと思います。
良寛和尚と船の船員の話
小林正観さんは、どんなことをしても怒ってはいけない、イラついてはいけない、怒鳴ってはいけないと伝えていますが、
人間として生きていると、相手にされたことでフラストレーションを抱え、腹を立ててしまい、憎んでしまいそうなことってあると思うのです。
自分が現実を作っているとしたら、自分の中に、その相手と同じ要素のようなものがあるからこそ、起きている現実なのだとは、わかっていたとしても、
相手がいるからこそ、抱える感情があり、それによってフラストレーションを抱え、苦しんでしまうと言うことがあると思うのです。
でも、この話を聞いたときに、どんなことがあっても、怒り、憎しみ、恨みを言葉に出すことはしないと決意できたのです。
良寛和尚という人がいました。
子供の頃、殴られたり蹴られたりしたガキ大将がいて、その人が船の船員を務める船に乗ることになった。良寛は村でとてもいい人として、尊敬されており、それを羨ましく思い、妬んだ船員(ガキ大将)は、良寛が乗ってきた船を故意に揺らし、良寛を海に落とすことに成功した。良寛は、海に投げ出され、死にかけたとき、船の船員(ガキ大将)は、船に引っ張り上げ、良寛を救い上げた。この船の船員(ガキ大将)は、良寛が嫌いだったから、懲らしめてやろうと思って、故意に船を揺らし、その上で、死んだら困るから、助けた。ただそれだけなのに、良寛はそれも知った上で、一言
「あなたは命の恩人です。命を助けてくれてありがとう。私はこの御恩を一生忘れない」と船員(ガキ大将)に伝えたそうなのです。良寛は、この一言しか言わず、相手が故意に船から自分を落とし、懲らしめようとしたことを責めることも、恨むこともしなかった。それによって、船員(ガキ大将)は、そのことを悔いて悔いて、何度も自分を責め、そのおかげで、真人間になった。
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