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私たちは生まれた時から全てを持っている〜アロマ心理学『心の理論』

多くの人は、社会的な集団生活の中で、人と違うことにコンプレックスを抱えて生きている。

私たちは、他の人との違いに敏感で、違うということに対して、人類は、差別をし、違和感を感じる人たちを集団から排除してきた。

だから、自分がほんの少し、他の人と違う部分を、他人に指摘されると、自己受容することができない。

でも、私たちは初めから完璧な生物で、全てを持って生まれてきている。

それを教えてくれたのがアロマ心理学心の理論であり、どうやって心ができるのかを理解することで、本来の自分を受容することができる。

本日は、アロマ心理学心の理論から見る神は最初から完璧な状態で私たちを作ったという内容でお伝えします。

アロマ心理学心の理論『セオリー・オブ・マインド』

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約700万年前、私たち人類は、チンパンジーと同じ祖先を持つ生物として生まれた。

250万年前、サバンナにいた私たちの祖先は、外敵から身を守るために、草よりも背を高くし二足歩行で歩き、地表から発せられる熱から頭を守った(頭寒温熱)

ここで一つ、脳が大きくなった。

そして、約7万年前、長きに渡り、生のものを食べていた私たちは、火を使うようになり、消化にかかる時間を短縮することに成功(15時間かかっていた消化が、5時間程度になる)

そのことによって、腸が短くなり、脳が大きくなった。
※腸と脳は同じ細胞から分裂していくため、腸が短くなると脳が大きくなる『腸脳相関』

火を使い、脳が大きくなったことによって起きたのが認知革命(アダムとイブの知恵の果実の突然変異)

私たちの意識の誕生『第1層〜第4層』です。

この意識が誕生する際、私たちは、チンパンジーよりも生物として、完璧ではなくなったと言われています。

チンパンジーは個体として、社会的集団よりも、自分の生存を優先するようになっていますが

人類は、自分たちの信じる物語のためなら、死を選ぶことまでできる欠損した生き物。

単体では、弱く、脆い生き物である私たちは、自分だけのために生きる道を手放し他者と協力して生きる道を選び、

その他者との協力に必要だったのが、第6層の社会的意識と呼ばれる『エレメント4つの人格』なのです。

第6層:社会的意識『エレメント4つの人格』

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このエレメントは、西洋占星術でも言われている4つのエレメントを指しています。

私たちの社会的意識と呼ばれる集団の人格は、約200年ごとに【風】・【火】・【水】・【土】を順番に、時代が移り変わっていきます。

その時代を作り出しているのは、私たちの脳であり、基本、何もしなければ、狩猟採取民時代の脳のままでいる私たちは、このエレメントの型どうりの思考の癖を持ち、

足りない部分を補い合いながら、社会的集団意識を育てています。

私たちは、高度な言語を使って、コミュニケーションをとるために、大きな脳をなんとか誕生させなければならない。

だから、私たちの脳は、母親のお腹から生まれてくる際、最小限の大きさで生まれており、チンパンジーに比べると、3倍の大きさで、脳の機能を眠らせて誕生してくる。

新生児の時に、脳の後ろの部分から発達し、首が座る、寝返りを打つ、椅子に座る、立つ、歩くなど、自分の意思(心)で動かせるように徐々になっていくまで、約1年かかって脳の指令通りに動く体を作り出している。

まだ、この時、意識『第一層から第四層』までは誕生していない。

意識が誕生するのは、個人差はありますが、5歳から6歳と言われ、この頃から、自分の意思を親に伝えるようになり、大きくなるにつれて、無意識領域で5、6年生きていたことを忘れていくのです。

だから、意識の私たちは、無意識に何が刻まれているか、理解できていない。

でも、脳が後ろから発達することを理解すると、意識が芽生えるのは、最も最後であり(意識は頭の前の部分の前頭前皮質と考える)

私たちの大半の記憶は、5、6歳の意識誕生前の出来事によって、脳に刻まれており、この無意識領域によって、現実が作られていく。

脳は、幼少期に刻まれた記憶をもとに、あらゆる現実を作り出していく。

無意識に行う行動が、対人関係を作り、能力を作り、才能を作る。

だから、無意識を理解しないと、本来の自分で生きることができない。

これがアロマ心理学『心の理論』であり、私たち人間が、個人として、生存を優先しない生物であると言われる所以です。

でも、このまま、私たちが無意識に、何が刻まれているかを理解できなければ、個人としての人生を犠牲にして、社会的意識のために生きる人生を送ることになってしまう。

社会のために他者にコントロールされて生きる人生を歩むこと

多くの人が、コントロールドラマを演じ、他者に操作され、自分らしく生きられない理由に、

第6層の社会的意識を存続させるために、作り出したエレメント4つの人格の型が偏っていることが挙げられます。

このまま、第6層の部分で生きる道は、自分の人生を歩む際の、大きな障壁となる。

だから、第5層の48のパーソナル精油のどの植物の人なのか、その植物のストーリーから、本来の自分を理解することが必要なのです。

第5層:アロマ心理学48種類パーソナル精油の人格

植物は、完璧な存在です。

この地球上で、あらゆる生物が生存できているのは、全て植物のおかげ。

有機性生物である植物は、二酸化炭素と水と太陽の光によって、光合成をして、酸素を生み出し、二次代謝産物である炭化水素(芳香成分)を作り出す。

アロマの精油は、植物の知恵の塊・・・。

芳香成分によって、動けない植物は、自分の身を自分で守り、過酷な環境でも、しっかりと根を張って、懸命に生きている。

この健気で強い生き物と私たち人間は、同じ特質を持って生まれているため、植物を理解することで、本来の自分を受容することができ、自分の人生を主役として生きることができる人になれるのです。

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