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【ワーキングマザー】が転職を考えた時に読んでほしい話

こんにちは。ペルソナ株式会社の清水です。

4月になり周りのワーママさんから、転職の相談を受けることが多くなってきています。年度が替わるときは、子供のいる家庭にとっては環境が変わりやすいタイミングの一つではないでしょうか。

私自身も、前回書いた記事の通り、『小1の壁』を乗り越えたワーキングマザーの1人です。昨年に比べると今年は大きな変化はないものの、習い事が増えたり、宿題が多くなったりしているのでやはり多少は環境の変化が生じています。

ワーキングマザーの転職のきっかけ


ワーキングマザーといっても、環境もやり方も立場も人それぞれなので、相談を受けていても一つとして同じ悩みはありません。転職を考え始める理由もタイミングも人それぞれ。子育てしながら働く仲間として、背景や環境を可能な限り理解して、アドバイスをするようにしています。

ワーキングマザーの転職は、通常の転職軸や転職理由に加え、自分ではどうにもならない子供の予定(学校や習い事の送り迎え)が入ってきます。それぞれの事情や環境を踏まえたうえで、転職のタイミングを見極めることで、転職の成功につながっていくのではないかと思います。

最近、相談いただいた例を挙げてみたいと思います。

Aさんの場合

40代 1社経験 子供3人(小5,小2,年長)

Aさんは、新卒から勤めている上場企業の採用や総務などバックオフィス業務の経験が豊富で、現在は管理職です。上場企業ではあるものの、オーナー色が強い中小企業であるため、業務範囲はかなり広く、色々なことができるけど専門性があるわけではないジェネラリストといった経歴を持っていらっしゃいます。
Aさんはすでに、小1の壁を2回経験し、3人目は来年の入学なので少し落ち着いているタイミングでしたが、そんな時に、4月から新たな業務が追加となりました。これまでの業務を任せられる人はおらず、業務量が増加した状態で、限界を感じて転職を考え始めました。
管理職になると、中長期の戦略を練りつつ、足元の業務を追っていくことが求められ、彼女の最近のつぶやきは、「とにかく忙しくて。時間がない。」という言葉でした。出社が基本で、保育園の3人目のお迎えをギリギリで行い、両親と旦那さんとは連携しているものの限界といった感じでした。Aさんに詳しくヒアリングしていくと、下記のようなことが見えてきました。

現状の整理

●1社しか経験してないから、このままでいいのか不安

●上長のやり方に合わしていると、何でも押し付けられる関係性になっているのでこのままいくときつい

□家庭環境が落ち着いている今の時期に転職したほうがいいんじゃないか

□旦那さんからは、転職許可をもらえている。ただし、残業は避けてほしい

●自分に何ができるのか、何がしたいのか、どうなりたいのかを考える時間がなくて、今は何もわからない。わかっているのは転職しようと思ったことだけ

〇職場での信頼関係から、子供の行事の都合や病気の時などは、リモートワークや時間に融通をきかせることができている

〇業務内容が大体把握できており、残業にならないように仕事を組み立てることができる環境を作れている

ざっくばらんにお伺いしたものを箇条書きして、●(ネガティブ)、〇(ポジティブ)、□(ニュートラル)と分けてみました。個人の主観や環境にもよるので、分け方は人それぞれになると思いますが、今回は私目線でお話させていただきます。

ネガティブとポジティブの混合

整理してみると、今の職場環境はAさんにとって、そんなにネガティブなものだけではないことがわかりました。むしろ、子育てする母親にとっては働きやすい環境を用意してもらっており、長期勤務による信頼と業務の効率化ができているため自分で動きやすくできるようにされていました。
一方で、1社経験なので他の会社も見てみたいといった市場価値の確認や、長年の関係性から降りてくる業務量に対する不安、新しい業務が増えていくことへの不満など転職をしたくなる理由も理解できました。

通常であれば、とりあえず活動始めてみてはいかがですか?となるところですが、ここで、ワーキングマザーならではの追加のポイントとなるのが、子供の生活リズムとのタイミング合わせです。Aさんの場合は、上2人はすでに小学生、下は年長ということで、確かに今年は子育て環境の変化の少ない年です。動くにはぴったりのタイミングだと思われたんだと思いますが、転職経験のないAさんが見落としていることがありました。それは、転職活動にかかる期間の長さです。

転職活動期間ってどれくらい?

転職活動期間は数か月を要し、さらに内定が出てからの退職交渉が一般的なため、そこから入社日までさらに数か月が必要となり、活動をいま始めても入社は秋ごろになる可能性が高いです。それから、入社しても6か月は有給の付与がない企業も多く、3月の卒園式や場合によっては4月の入学式の参列も難しくなる可能性があります。
さらに、業務に慣れるまでは残業も増えることが多く、いま無理をして、慌てて転職することは賢明ではないとお伝えしました。
上記で整理したポジティブなポイントはお子様が小さいうちは非常に魅力的なものであり、そこを手放してまでいますぐに転職する必要はないと感じます。

転職タイミングは?それまで何するの?

Aさんの場合は、長子と末っ子の年齢(学年)から2年後の転職が現実的になってくるのではないかと提案をしました。Aさん自身が40代前半で2年後であれば、まだ同じ40代前半枠のままで転職が可能なことをお伝えしました。
別の観点から行くと、2年間の転職準備期間を設けることができ、これまで向き合うことのなかったAさん自身のキャリアプランを練るための時間ができます。
子供が大きくなり、親元を離れた時に自分がやっていたい仕事をするためには、2年後の転職に向けて何のスキルを身につけておくべきなのか、どういう企業にそういうポジションがあるのか、自分が本当に興味ある業界は何なのかを考える必要があります。現職でも、やりたい仕事に近づけるためのスキルを身につけるように動いていれば、転職時に有利になるポイントにできるのです。

ワーキングマザーの転職の盲点


ここまでいろいろ書いてきましたが、ワーキングマザーの転職において抜けがちなポイントは、【自身のキャリアプラン】です。
少し前と違って、働くママが増えてきている今、子供が成長し自立できるようになった後の自分のキャリアについても考えることが大事だと思います。転職時期を少しずらしても、何が将来につながるのを考えて動いてみませんか?母の背中を見て子供が夢を見る時代が来てもいいと思います!

ペルソナ株式会社のコンサルタントは、転職を進めるだけではありません。現職のほうが良ければ、中長期の転職の相談にのることも可能です。
ぜひ、ご相談いただければと思います。

ペルソナ株式会社 清水

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