見出し画像

内定承諾の回答期限は何のため?

「金曜どうでしょう」ではペルソナが紹介業の理想郷づくりを目指して、どんな取り組みをしているのかをお伝えしています。

創業から3年、そしてこれから

ペルソナでは仲間あつめに奮闘中ですが、いろんな方とお会いする中で「紹介業のあるある」に疑問を持ち、もやもやを抱えている方が想像以上に多いと感じました。

そこで「紹介業のあるある」をテーマにこういう風に考えていますよ、ということをお伝えしています。

▼過去記事はこちら
スカウトの自動化ってどうなの?
人材紹介業をやっていて心震える瞬間
カジュアル面談は本当にカジュアルなのか
注力案件の基準とは
企業担当の考え方
承諾目標と入金目標
求人獲得と求職者獲得、どちらが先か
「とりあえず応募しましょう」と言われたら
伝書鳩になっていませんか?
人材紹介会社も自社採用に苦労する

第11回は「内定承諾の回答期限は何のため?」です。

サポートしている転職希望者の方から「他社で内定が出て、回答期限が3日後と言われています。どうしたらよいでしょうか。」と相談されることがあります。

その回答期限は、企業から何らかしらの事情があり設定されたものなのか、人材紹介会社が恣意的に設定したものか、その見極めが重要です。

一般的な内定承諾の回答期限


内定承諾の回答期限は何のために設けられるのでしょうか。

企業側としては、内定承諾後に受け入れ準備をしたり、内定を断られた際には他の人の採用を進めたりする必要があるからです。

退職に伴う欠員補充で引継ぎが発生する場合やプロジェクトの関係でこの日までに入社してほしいという事情がある場合は、回答期限を設けて入社までの段取りをスムーズに進めたい、という思惑があります。

内定承諾=該当ポジションの採用枠が埋まることにより、他の採用に力を割くことができるようにもなります。

転職希望者は、複数社を並行して選考を進めているケースがほとんどです。
回答期限を設けられることで、ズルズルと転職活動をせず、意思決定をする後押しになります。

しかし、第一希望ではなく併願企業と悩んでいたり、内定企業への懸念点がクリアになっていないということもあるでしょう。

内定をいただくまでは、選考されているという気持ちがあり、突っ込んだ質問がしにくいものです。内定後に細かな確認をしたくなったり、改めて気になることが出てきたりすることもあります。

回答期限は内定から一週間程度が一般的です。
内定が出てから承諾するかどうかを考える、というよりは、最終面接前の段階では「内定が出たら承諾するか」「どういう条件だったら承諾するのか」など、自分なりのライン・ポイントといった決定軸を決めておくことをおすすめしています。

人材紹介会社にとっての内定承諾の回答期限


人材紹介会社は、成功報酬型です。月・3ヶ月、半年、年間といった区切りで、目標が設定されています。

紹介した人材が内定承諾し入社すると企業に報酬を請求できます。
ですので、内定承諾するかどうかは、きわめて重要なポイントです。

月末までに数字を計上したいという思いから、企業から言われている期限より短く設定しているということも耳にします。

内定を出してから、入社の意思決定までが早いと企業から好印象ではあります。ただ、それはその時だけで、入社後に、内定承諾が早いか遅いかを気にしている人はいません。

報酬をいただいているのは企業だから、その企業が内定を出した方が内定承諾をするようにするのが人材紹介会社の仕事、という考えもあります。

そして、転職希望者が無理強いされず、納得して意思決定するサポートをするのも人材紹介会社の仕事です。

私たちの仕事は、内定承諾・入社が最終ゴールではありません。
理論上はそうですが、目の前の、自分の利益だけを考えていると、のちのちしっぺ返しがくるのではないでしょうか。

企業からリピートをいただいたり、まっさきに声をかけていただけるようになるために、転職希望者から友人知人を紹介していただけるためには、まっとうな仕事の進め方をしていたか、その積み重ねだと思っています。

ペルソナでは、
自分にとってではなく相手にとって

一番いいであろう提案をすること
というパーパスを大切にしています。

ペルソナでは紹介業の理想郷づくりに奮闘中、仲間を大募集しています。
「まずは話を聞いてみたい」でOKです!
共感いただける方、ぜひお気軽にご連絡ください!

ペルソナ株式会社のことが気になったらこちらまで
問い合わせフォーム

▼ペルソナってどんなところか気になったら
キャリア支援会社の中の人がキャリアに悩み意思決定した話
30代OL、地元へUターンする話
業界大手からベンチャーへ。転職から1年の振り返り

▼YouTubeはじめました
#1 ペルソナ創業の思いとこれまで
#2 ペルソナの事業や制度について
#3 若手社員から見たペルソナ
#4 業界のプロから見たペルソナ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?