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ぺぺぺの会
2022年11月29日 14:55
書かなければいけないものほど書けない。書くためにコーヒーを淹れ、焼き菓子を用意した。思考はビタ1mmも働いてくれやしない。逃げ道としての煙草を吸っていればよかったと思う。判を押したような日々の繰り返しが嫌になって、映画館に逃げていた。田舎のイオンシネマは空いている。日中か、夜の変わった時間に行くと、2,3席しか埋まっていない。世界一美味しいポテトフライが売っていたから、さみしさを紛
2022年11月27日 19:02
評論家って一体なんだろう。何かを評して論じる人。ニュースを観ていると必ずと言っていいほど何かの評論家に出会う。評論家だなあ、と思う。そして、評論家たちが喋る言葉に耳を傾けているかというと、そうではないなあと思う。評論家って何をもって評論家なんだろう。たぶん特に資格がいるわけではないだろう。わからなさすぎて、中身が進まないまま7行目に突入してしまった。この劇に出てくる平岡公威(ひらお
2022年11月22日 21:48
エッセイを担当する新堀隼弥です。エッセイ…書けるかな…と思いつつ、今作品の思うところを書き連ねていこうと思います。彼の出来事が主軸の今作品は、斗起夫のカウンセラーを務めるますみによる『まとめ』であると私は思ってます。なので、斗起夫くんを理解するには、ますみフィルターを通す為、斗起夫くん以外の全ての人は本当の意味で彼を理解できないのだろうなと思ってます。例えば、斗起夫にとって、父の存
2022年11月17日 17:54
「今作『斗起夫』について〜情報過多な今を表したい〜」みやざわ:少し話が変わっちゃうかもしれませんが、動作とかで思っていること。例えばNのセリフで「司会者が手をたたいた」というセリフがあるのですが、そういうのはいちいち言わなくてもいいじゃないですか。パンパンと手を実際にたたけばいい。でも、それがいちいち言葉で発語されて説明されるって、なんかすごく、アイロニーかもしれませんが、今っぽくないで
2022年11月14日 18:43
「今作『斗起夫』について〜より上演することを意識した戯曲をつくる〜」なかじま:この8月のワークインプログレスまでで、小説を戯曲にするとお聞きしていて、この後に戯曲を上演作品にする調整があると思うんですけど、戯曲としての流れや構成も皆でつくったのでしょうか。それとも宮澤さんがつくったのを戯曲として皆が読む形になったのでしょうか。みやざわ:後者ですね。構成自体は小説と変えてなくて、シーンの
2022年11月7日 19:37
「今作『斗起夫』について〜この作品をあつかう集団って?〜」さとう:このあたりで『斗起夫』について、内容のことや作り方でも構いませんので、感想や質問があったら、聞いてみてもいいですか。じんぼ:このテキストを渡したときに、俳優陣を含めて意見交換はしたのですか。みやざわ:渡してからは、1日30分ほど稽古の最初に、テキストから取り上げた1トピックを、車座になって「私はこう思います」という風に意
2022年11月6日 21:01
「劇作家の苦悩〜なにで書いてる?紙?デジタル??〜」みつはし:自分は完全デジタルで書くんで。メモは一切ほとんど取らない。全部iPhoneとかMac上で、純正のメモに思ったことを200個以上ためます。書くときに、設定を全部決めて、ツールを全て開く。ここに設定、ここにエピソード、ここに縦書きの本文って感じで、コピペとかして。もしメモが使えなくなったら、もうお手上げ。(笑)もう台本書けなくなっちゃ