良いコミュニティでは良い文化を意識的に醸成しているのです。

昨日、コミュニティの成員に対して「このコミュニティであれば積極的に貢献したい、価値を提供したい」と思ってもらえるかどうかが重要だ、と書いた。

これはあくまでコミュニティ運営側の目線であって、ただ単にコミュニティに参加しているメンバーの1人の立場で考えれば、この限りではない。

しかし、そのコミュニティに居続ける理由となる何らかのメリットは必要なはずだ。

それは、コミュニティメンバーから得られる情報や、メンバーどうしのコネクションかもしれないし、居心地の良さのようなものかもしれないし、これも色々ありそうだ。

コミュニティに居続ける重要な理由の1つとしてありそうなのは、コミュニティメンバーの何らかの発信を適切に受け止め、良質なフィードバック行う文化が醸成されているかどうか、があるだろうと思う。

もしコミュニティ内で何らかの行動を起こしたとしても、それが暖簾に腕押し的に何のリアクションもなければ、行動へのインセンティブは高まらない。

結果的に発信数が減少し、コミュニティメンバーにより提供される情報が減少すれば、メンバーどうしで交換できる情報も少なくなってしまう。

進んで貢献したいと思えるコミュニティは、この世に確かに存在する。

そうしたコミュニティではおそらく、意識的に良い文化を醸成しているはずだ。

その方法論を学び、積極的に取り入れていきたいところだ。