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『夢と金』の話を聞いて感じた、『うつと金』の関係。

昨日、僕の住んでいる地域にキングコングの西野さんが講演会に来たのでチケットを予約し行ってきた。


信者というわけではないけど、芸人時代からなんか好き。

元々、はねるのトビラという番組の大ファンだった僕は芸人時代の西野さんのことは追いかけていたが、最近の活動については追いきれていなかった。

国内最大のオンラインサロンを運営したりしていて、まあやり手なお方だ。

軽い気持ちで講演会に足を運んだ僕だったが、冒頭から心を掴まれてしまった。


自殺の原因についての話。大人と子供で原因に差は少しあるが、結局のところお金が回らなくなると人間は自殺率が高くなり、犯罪率が高くなるという。

ほおほお。なんとなく経済的に困窮している人が何かやらかすイメージが強い。ニュースなんて見てても、無職の人が事件をよく起こしていたりするし。(ただ誤解したくないのは、別に無職の人全員がそうではない。僕も無職だったし。)

お金かあ。確かに日本はお金の仕組みというものを学校で教えてくれない。

なんとなく貯金無くなったらやばいんじゃね?くらいの感覚だろう。

首が回らなくなるなんて表現もよくするけど、少し視野が狭いんじゃないかと思う。

僕はうつ病で2年働いてなかったが、この2年の中ですごく思ったのは

国のセーフティネットばんばん使えば、困窮することは回避できる。
あとは変なプライドをお金と引き換えに、生きるために捨てられるか。

もう、本当に、これに尽きるんだなって。



生きるために、自分に必要最低限なお金と生活環境を理解できていない人があまりにも多く、自分で困窮状態に陥ってしまう人、多い。

僕は元々、高いブランド服が好きだった。Supremeとか、マルジェラとか。
今思い返してみると、自分に本当に必要なものではなかったなと思える。

あとは家か。一つ前の愛知の家も、今の京都の家も家賃1万と光熱費くらいだけど、超満足してた。デカくて豪華な家なんて自分には必要ないってこと。

単純に、急に稼ぐことにフォーカスするよりも自分の身の回りのコストを考え直す方が遥かに労力が少ない。

じゃあ、明日新たに三万円稼いでこい!か、自分の身の回りで不要なものを売って三万円産んでこい!なら、どっちが楽か?超有能でない限りぽっと稼いでくるなんてことは難しいと思う。

僕含め9割の凡人は、身の回りのコストを削る方が理に適っている。


少し話がずれてしまった。身の回りのコストはもう削れません!骨です!
なんて人は先ほども言ったように、合法的に国から金を貰っちゃえばいい。

そんな、真っ当に働いて、、
もうそんなのいい!あなたそれで死んだら元も子もない!今はもらっとけ!!!

違法じゃないのよ、国が用意してる救済措置なのよ、しんどい人はもらって良いのよ。

多分僕もうつにならなかったら国のこういったシステムについては知らなかった。

でも今は知ってる、だから発信する。
2年国に食わせてもらってたが、はっきり言って余裕で生活できるくらいはもらえたよ。なんせ1人暮らししてたし。超贅沢はできなかったけど。

まずは自分に余計なものを見つめ直して削ぎ落とす、その次はもう国に頼っちゃえ。

頼むから死なないでくれ。


サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。