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27歳うつ病、今までの家庭環境の話をしよう。


僕は最近、voicyを車の中で流しながら聴いているのだが、うちの院長に紹介してもらった澤奈緒さんのvoicyがとても興味深く、面白いというか共感してしまうことが多い。

中でも好きな放送が以下。


アートの力で心を解放しよう!

アダルトチルドレンやADHDなどからくる生き辛さから自由になった造形作家のさわなおが、あなたと一緒に心のガス抜きをするチャンネルです。

そして左利き、血液型Rhマイナスなのに病的な貧血、足のサイズ27㎝かつ標準の日本女性サイズの洋服が買えない大柄体型、アルコールはじめ各種アレルギーなどなど、マイノリティ条件のロイヤルストレートフラッシュ状態の私が、それらで困りまくったポンコツエピソードも。

さわなおさん voicyより


アダルトチルドレン、ADHDと似た境遇(アダルトチルドレンは当てはまるか微妙)の澤さんの放送を聴いていると、自分が言いたいことをそのまま代弁してくれているような気がしている。

それは、家族との距離感について。

家族は、生まれた瞬間から気づいたら一緒にいるもので、各家庭でそれぞれの形がある。

そして親も子も、選択肢はない。

特に不満もなく、家庭関係良好!って人は、とんでもなく運が良いということを自覚してもらいたい。親に感謝だね。

うちの親は、親としてはすごく助けてもらったし、何不自由なく生活させてもらったので感謝している。ただ、ストレスも多かった。

今となっては珍しい?父親が王様のような家庭だったので、とにかく父の機嫌を損ねないように、怒られないように気をつけながら生活してきた。

そんな父が3年間アメリカに単身赴任した時は、もう荒れまくった。

ちょうど中学生で多感な時期だったこと、父親の目を気にしないで良いことから、どこか真面目にいなければいけないというネジが吹き飛んだ。

その後はなんとか高校に行けたが、帰ってきた父親とはなかなか馬が合わずに、何度も怒られた。怖かったので歯向かうこともできなかった。あんなに荒れていたのに。

もっと対等に接すればよかったんだが、なんせ不自由ないお金を稼いできてもらって、食わせてもらっていた身分で何も言えないなとどこか諦めて屈していた。

そんな子ども時代だったせいか、今でもかなり人の顔色を伺う性質が形成されてしまったw

この性質は厄介で、思ってることが相手を怒らせないか?傷つけないかと勘繰ってしまい、いつも我慢してしまっていた。

社会人時代もこの性質はフルで発揮され、役員運転手なんてもう顔色を常に伺わないといけない仕事をしてたもんだから、すぐに疲弊していった。

ただ、親を責めたくなかった自分がいた。

この性格は自分が形成したものだと。そう思うようにしていた。

周りは順風満帆にいっている家庭も多く、うちだって良い家庭だよ、素晴らしい親だよと自分に言い聞かせるようにしていた。

今思うと、確実に父親との関係がうつを形成する一部の要因なのは間違いないと思う。笑

気にしい性格は確実に家庭環境から形成されている。

最近、親も熟年離婚してしまったし、少し他の家庭環境とはうちは違うんだなと27歳になってようやく理解できるようになった。

中学だったら間違いなくもっとグレてたろうな。笑

家庭の理想を抱き続けていて、うちは大丈夫大丈夫と言い聞かせてきた我慢していた自分は、もういない。

今の離婚率を見ても、まあ仕方ないよな。と思えるようになった。


自分の家庭が思うように上手くいっていない子どもの立場が、今ならすごく分かる気がする。

この子どもは、何歳だろうが関係ない。

そんなに家庭に固執しなくても大丈夫よ。

結局は独り立ちして生きていかないといけないから、遅かれ早かれ距離をとってみるといいよ。

少しの感謝を抱きながら、みんなも前に進んでいこう。

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