うつ病持ちは、外で働く仕事をするべきと言う自論
うつ病の人にとって、仕事をするということはハードルが高い。
僕も2年ほど休職→退職→ニートと、仕事がしたくてもできない期間があった。
しっかり働けるだろうかという不安、また体調が悪くなってしまうんじゃないかという不安、、不安だらけの中で社会復帰して半年が経ち、自分の中で
『うつの人は、内勤よりも外で動きながら働ける仕事をした方がいい。』
という自論が経験を通して芽生えてきたので、紹介したい。
(まだ体調が悪い、まだ復職に不安がある等、寛解に近い状態じゃなければこの記事はすぐには役に立たないと思いますが、参考になれば嬉しいです。)
1、 外で働く仕事は、必然的に体を動かすから
外でやる仕事、例えば僕ならアウトドアサウナといった環境で働かせてもらっているんだが、じっとしている瞬間というものがほぼない。
外でやれる仕事でパッと思いつくのは農業とか、現場で働くような仕事を想像すると思うんだが、座ってじっとしている仕事ってほぼないはず。
嫌でも体を動かさなければならない、ただこれは人間の進化論的には正である。
一見、内勤でPCをいじっている仕事の方が体力的には楽そうに見えるんだが、人体の構造上、座りっぱなしでやる仕事はあまり良くないことが分かる。
僕も一度目の復職の時、あえて事務職に異動してもらったのだが、これが裏目に出てしまったのかもしれない。
閉鎖的な空間で、陽の光も浴びずに1日が終わって行くのは、メンタルには良くない。
2、 強制的な日向ぼっこが可能
うつ病患者はセロトニンという神経物質が極端に減っている人が多く、このセロトニンを増大させる手取り早い方法が、陽の光を浴びるということ。
正直な話、復職してしまうと朝散歩なんてやっている暇がない人がほとんどだろう。
そうなると、またセロトニンの分泌量が減っていき、うつに逆戻りになってしまう。
それが外でやる仕事はどうだろう。
夜勤ではない限り、強制的に陽の光を浴びることになる。しかも朝から。
そもそも人間は数百年前までほぼ農業や狩りをしていた関係もあり、陽の光を浴びないで生活する仕様になっていない。
人間も光合成が必要。太陽は思ったよりも恩恵を与えてくれる。
日焼けが気になる、って人はしっかり対策してね。笑
3、 自然に囲まれた環境なら、なお良し
少し太陽と被るところもあるんだが、職場の環境が自然に囲まれた環境であればなお良いと思っている。
僕らはただでさえスマホやPC、ビルや商業施設などの人工物に囲まれて生きている。
別にそれに対してなにも思わなければいいのだが、本来の人間はもっと自然の中で暮らすような体の仕組みになっているはずだ。
特に東京なんかは光の照度なんかも異常なほど高く、常に交感神経が昂ってしまい睡眠に異常をきたしてしまう人も多いだろう。
そういった人が癒しを求めて地方に旅行に行くのが、なんとなく分かる気がする。
久々にちゃんとした記事を書いてみた。
要するに『人間の仕組みの理解と自然の絶対的な力』というのは、うつの人ほどもっと意識して取り込んでいかなければならないと思う。
スマホで調べても、なにも良くならない。
ずっと寝ていても、逆に不安を助長する。
身体がある程度回復したら、敢えて外に出て動く仕事も選択肢に取り入れてもらいたい。
もしかしたら、あなたにぴったりな仕事に出会えるかもしれない。
サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。