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司名森ちほ
2020年12月29日 20:37
言葉って、ことばって、いったいなんなんだろう、ということはよく考える。 日本で生きるにあたって、日本語の習得は必須と言っていいだろう。そして私は比較的それを得意として生きてきた。けれどそうでない人ももちろんいるわけで。「この人言葉不自由やなあ」と思う相手も多い。じゃあ私は伝えたいことを上手く伝えられているのかというと、そうとは限らない。 私には私の言葉があり、相手には相手の言葉がある。きっと
旅野そよかぜ@ほぼ毎日小説
2020年12月29日 01:50
「言葉って福だよなぁ。さて今年もあと3日。来年はもっと福のある1年になってほしいものだ」福田福人は、とある百貨店にひとりで来ていた。別に何かを買いに来たわけでない。彼は今日から年末年始の休みである。だから出てきただけに過ぎない。 妻も恋人もいない福人は、年末年始も気軽なもの。ひとり暮らしであるが両親のいる実家とは鉄道で2駅離れたところにあるから、31日になったら気軽に戻れるのだ。「そうか、も
suzuco
2020年12月29日 02:04
その日もいつも通りの日曜日、のはずだった。掛時計の短針は1と2の真ん中あたり。朝はとっくに終わっている。ここまで、いつも通り。週明け提出のプレゼン資料を作り終え「じゃぁ、げつあさ9時半にビルの下で」と約束してタクシーに乗ったのは深夜2時。街路灯を頼りに鍵を開け、シャワーを浴びて生乾きの髪のままベッドにダイブしたのは、何時だっけな。ふにゃふにゃの髪が頬にまとわりつく。窓から差し込む日差
闇夜のカラス
2020年12月25日 14:29
ヘレン・アダムス・ケラー(Helen Adams Keller、1880年6月27日 - 1968年6月1日)は、アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家である。視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした。[※Wikipedia抜粋]※ヘレンケラーと『ガラスの画面(美内すずえの漫画)』について、皆様が知ってる前提で話を進めます