【旅】ミャンマーそろり旅5(最終回)/僧院の小坊主たち
ヤンゴン郊外の高級住宅開発地の真ん中に、時代に取り残されるようにして、「キャンゲン・マンクス・エデュケーション・センター」が色あせて建っていた。経済的理由などで、公的な学校で教育を受けられない子どもたちを受け入れている。
近隣から通ってくる子どももいるが、ミャンマー各地の村々からはるばるやってくる子も多く、大半は少年見習僧として共同生活を営み、エンジ色の法衣姿、くりくりの頭をしている。
センターの一日は早朝の托鉢から始まる。
指導者に促されて、町中を練り歩く。
仏教に対す