目は語る~いきものの瞳~1

画像1 ライオン。機嫌が悪いのか、空腹なのか、闘争本能ゆえか。あるいは「いつもこんなだよ」なのかもしれない。ケニアなどアフリカで出会ったライオンは、多くの時間、ふにゃふにゃとまるで猫だけれど、狩りや交尾など、ここぞというときは全集中でギラギラする。
画像2 取材で撮影したフクロウカフェの子。コインのようにまんまるいオメメで見つめられると、こちらの胸の底まで見透かされているようで困った。たぶん、ニンゲンに興味津々な瞳なんだろうけど。
画像3 うちの猫なつめ。花(特にビオラ)が好きで、庭で咲くたびにバクバクと食べてしまう。相手が可憐な花とはいえ、その目は「食べてやるぞ」と意気込んでいる。
画像4 こちらも取材撮影した、愛媛宇和島の闘牛。相手をにらみ、角を突き出し、突進し、ガチ当たる。衝突音や鼻息の荒い音よりも、カッと見開かれた目が血気の高ぶりを感じさせる。勝負がつけば、両者ともおとなしい子に。スイッチをすぐに切り替えられるのだ。

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