N高・S高 柏キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」…

N高・S高 柏キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」プロジェクト。 多くの人の心にうったえるをテーマに、社会課題や身近な暮らしに関する公共広告画を錯視効果を使って制作しました。 ここでは生徒がまとめた記事を紹介します。

マガジン

最近の記事

Twitterなどで見られる炎上での自殺をなくす広告

Twitterなどで炎上してしまった人っていますよね?しかし例え炎上した人が悪くてもその人の命を奪っていい理由にはなりません。自分が送る言葉をよく考えましょう。 ・工夫した点SNSなどの投稿は見えてるぞという意味の錯視をかなり凝りました。錯視としてはかなり簡単ですが、伝わって欲しいと思います。 ・制作した広告画像はこちら! 炎上の炎を背景に無感情な白い生物がこちらを見ている様を描きました。その生物をよく見ると文字が書いてあります。探してみてください。 ・プロジェクトを

    • 残像効果を利用したいじめ防止広告

      いじめられる側の人は一生ものの傷を心につけられるという訴えを、錯視効果を利用して表現してみました。30秒ほど赤い点を見つめて、そのあとすぐに白い壁などを見ると残像が見えるという錯視を利用したものです。 ・工夫した点シンプルな作りにすることで、わかりやすい作品に仕上げた。 ・制作した広告画像はこちら! 赤い点を30秒見つめた後に、白い壁などを見ると残像が見える錯視です。 瞬きをあまりしないことを意識すると錯視効果を実感しやすいと思います。 作り方も簡単なので、皆さんもぜひ

      • 交通事故に気をつけよう

        交通事故を防止するためには、ひとりひとりが交通安全意識の向上を図り、交通ルールをまもり、正しい交通マナーを実践すること、交通事故に注意して行動することによって、交通事故をなくそうと呼びかける広告です。 ・工夫した点回転して見える錯視を使用して、見るひとの目をひきつけるように工夫しました ・制作した広告画像はこちら!交通事故防止広告 ・プロジェクトを終えて 錯視を広告に入れるのがすごく難しく、悩みました

        • フードロス 日本はどれだけの食料を無駄にしているか

          日本は食料廃棄物を年間約2500万トン、そのうち食べられるのに捨てられる食品は年間約600万トンと推計されています。 これは、日本人が毎日おにぎり1、2個捨てているのと同じ量になります。こういったことに気づくことができれば、フードロスは減っていくと思います。 ・工夫した点背景絵を、都会とスラムにすることで場所の違いを表したことや、 おにぎりの大きさを同じにして、入れ物をの大きさを変えることで おにぎり一個の価値の違いを表した点。 ・制作した広告画像はこちら! 都会とスラ

        Twitterなどで見られる炎上での自殺をなくす広告

        マガジン

        • 錯視広告プロジェクト
          29本
        • オフラインの遊び
          17本
        • オンラインの遊び
          37本

        記事

          誹謗中傷とは何か 誹謗中傷のついて考えよう。

          誹謗中傷と批判の基準を分かって欲しい。その書き込みを相手にしたらどう思うか考えて欲しいという願いを錯視効果のある広告案で作成しました。SNSは身近なのでこのタイトルになりました。 ・工夫した点今回の錯視効果は真ん中の十字を見ていると周りの色が消えます。それをSNSに例えて 周りを見えていない事を錯視効果で表しました ・制作した広告画像はこちら! 今回のタイトルは誹謗中傷です。SNSで身近の中で気をつけて欲しいことや改めて考えて欲しい事をうったえました。SNSは便利で使い

          誹謗中傷とは何か 誹謗中傷のついて考えよう。

          あなたのおじいちゃんおばあちゃんは免許返納してますか?

          今回私は、高齢者に免許を返納してもらいたい気持ちをこめて、こちらの記事を作成しました。この画像には二つの意味があります。 一つ目は、「高齢者に免許返納してほしい気持ち」です。 もう二つ目は「今のあなたたちの目でこれが見えるかという気持ち」です。 この二つを中心に作成しました。 ・工夫した点 ・制作した広告画像はこちら! ・プロジェクトを終えて 工夫した点工夫した点は、文字のぼかし方をこだわりました。 制作した広告画像はこちら! プロジェクトを終えて 今回このプロジェク

          あなたのおじいちゃんおばあちゃんは免許返納してますか?

          その餌やり本当に大丈夫?

          野良猫などへの身勝手な餌やりによる、食べ残しの餌や放置された容器に祖母が苦労していたので広告にしました。 餌を放置することで、新たな猫が繁殖し、増加した猫による多くのトラブルを誘発する大きな原因となっています。猫の繁殖力は極めて高く、繁殖防止をしないとさらに多くの不幸な猫が生まれることになってしまいます。餌を放置することや不妊去勢手術などの繁殖防止をしないで公園の猫に餌を与えることは、公園管理上だけでなく、動物愛護の観点からも好ましくないです。 自治体ごとに地域猫活動が行われ

          イルカがイルカを使って社会問題についてい考える広告作ってみた件

          人には人の色があって、誰もその色には染まれないけど、似た色にはなりきれる。 そうやって人は安心する あの子も私もこの色だ、と でもそれで苦しむ人もいる。当たり前だ、なんのための十人十色という言葉があるんだろう。 周りの色が心地悪くて、でも自分の色を忘れてしまう。 そうなる前に自分の色を記録しよう。 カラーコードみたいに。 汚い色なんてこの世には存在しない。人には人の広さがある。大きさは変えれないけど、それだけで人間は測られる。 そうやって人は傷つく、大きすぎても怖がられ、小さ

          イルカがイルカを使って社会問題についてい考える広告作ってみた件

          Beyond Gender.

          今でも続く男女格差、だけど、それについて公の場で発信する人は少なく、逆に叩かれてしまうケースもあります。この広告を見て、男女格差についてもう一度見直してみましょう。 男女格差は、実際に見ると、とてもひどいのです。ですから、この広告を見て、いち早く解決したいと言う心を持ってくれるはずだと願い、作成しました。 ・工夫した点近くでは見えなく、遠くでは見えるという工夫をこなしながら、修正をしました。 この画像は写真ACよりお借りしていただいています。 ・制作した広告画像はこちら

          人間の考え目指す平和への間違い図 平和の”矢印”(道)は暗闇の過去で間違えている

          この図は、平和の今起きている変化の図 平和の踏み始めの一歩は皆同じ思いだがやがて長い時が経ち世代が変わって人も変わった。 平和が当然と思い続けてあらゆることで平和はUターンしてしまった。 差別、人と動物、民族、国、上下、家の裕福か貧しいか多くの平和はま た戻っていった。 皆は、いかがでしょうか? 皆の心の中は、平和でしょうか? 答えは自分しか作れません。 ・工夫した点人の平和の進み方を矢印で表変わる世代を黒い四角で表ています。 「平和」の字の平と和が離れている事で人の平和へ

          人間の考え目指す平和への間違い図 平和の”矢印”(道)は暗闇の過去で間違えている

          君に伝えたい 君はひとりじゃない 君だけが不幸じゃない

          これは自分の経験を元にして作成した広告です。日常生活に支障をきたすほど重い症状ではありませんが、精神的に不安定な気持ちになる時期がありました。特に夜は理由もなく気持ちが沈み、悲しい気持ちになったり寂しさを感じることが多かったです。上記のような経験をしたことがある人は少なからずいるのではないかと思います。この広告はそのような人たちだけではなく、将来のことや人間関係などで不安を感じやすい中高生の同世代に向けて作成したものです。 ・工夫した点 ・制作した広告画像はこちら! ・プロ

          君に伝えたい 君はひとりじゃない 君だけが不幸じゃない

          あなたの目疲れているかも? 画像を見て確かめてみよう!

          日本の人口の約9割がスマホをしようしているこの時代、若者の視力が低下しているのが問題とされている。そこでスマホを利用している人に目が疲れていることを自覚させるために、目が疲れている人しか見えないという錯視効果を使用して画像を作りました。 ・工夫した点錯視効果を最大限使えるようにズレが内容に綺麗に作った ・制作した広告画像はこちら! 黒い丸い点が見えたそこのあなた!疲れています! この画像は黒色の四角、灰色の交差している線、白い丸い点だけでできています。 疲れている人は見

          あなたの目疲れているかも? 画像を見て確かめてみよう!

          若者よ、、、英語!中国語!やろうぜ!

          英語は元々,中高から学んでいると思いますが、最近社会では中国企業、中国人が増えています。ただでさえ、英語をスラスラ話せる人が少ない日本に中国語も覚えなきゃいけないとなるととても大変です。なので、頭の柔らかい若いうちに英語、中国語を学んでおこうねっていう思いがこの作品には込められています。(まぁ、みてもわかりにくいですがw) ・工夫した点 ・制作した広告画像はこちら! ・プロジェクトを終えて 工夫した点立体的に見ようとすると、ん?と不思議に感じるようにしたところを工夫しまし

          若者よ、、、英語!中国語!やろうぜ!

          見える性別と見えない性別。心の色はみんな同じ。

          見える性別と見えない性別。複雑に見えるかもしれませんが「性別はグラデーション」というようにみんな心に決定的な違いがあるわけではありません。偏見を無くしジェンダー平等を目指そうというメッセージを込めました。 ・工夫した点「ムンカー錯視」という錯視を利用して制作しました。 背景、水玉の色が違うことでハートの色が違って見えますが、実は同じ色です。 ・制作した広告画像はこちら! ジェンダー平等をテーマにした錯視広告です。全て手描きで制作しました。 ・プロジェクトを終えて毎度な

          見える性別と見えない性別。心の色はみんな同じ。

          弾丸の跡が作るのは、 銃という復讐の文字。

          私が今回、この作品を作った理由は、戦争によって、後に残るのは、 家族を殺された悲しみや怒り、恨みのこもった黒い復讐心が残り、 また銃などの武器を生み出してしまうので、それを考え直して欲しい と思って、こういう作品を作りました。 ・工夫した点 ・制作した広告画像はこちら! ・プロジェクトを終えて 工夫した点ちゃんと銃という漢字が、遠くから見えるように、 白い丸を配置して、工夫しました。 制作した広告画像はこちら! プロジェクトを終えて 今回のプロジェクトを通して、言葉を

          弾丸の跡が作るのは、 銃という復讐の文字。

          同じ人間

          差別をしている側の人間、していない人間、受けている人間、受けていない人間、 全員同じ「人」であり、そこにあるのは状況、環境によって人間が人間を差別しているという現状というメッセージを込めました。 ・工夫した点周りの無彩色の明度に反比例して、中心の無彩色の明度が変わる錯視を利用して、 中心の人物と周りの環境の対比を表現した。 ・制作した広告画像はこちら! ・プロジェクトを終えてこのプロジェクトを終えて、SDGs、錯視等に触れることで、これからの社会問題においての自分の立ち