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2022年ベストアルバム
2022年のベストアルバム10枚です。今年は特にMPBの傑作が若手・ベテランともども多く、充実した年になりました。ボージョレ・ヌーヴォー解禁風に言えば「21世紀以降最高と言われた2017年を超える出来」です。
MPBは本国では斜陽ジャンルということでしたが、日本におけるシティ・ポップみたいな感じで、改めての再評価に加え、共感する若手たちがNova MPBを確立しているように思います。ということで今
2021年ベストアルバム
2021年発売のアルバムから、愛聴していた・心動かされた10枚です。順不同。
以下Songwhipのリンクと簡単にアルバム紹介を書きますが、最初の3枚は上半期ベストアルバムで語りましたので、ここでは省略します。その代わりに、下半期のアルバムからもう3枚選んで紹介しています。
Raio / Domenico LancellottiPrivate Reasons / Bruno PernadasM
2021年上半期ベストアルバム
2021年の上半期に発売されたもののうち、好きなアルバム/EPです。他にも色々ありましたし、聞き逃しているものもたくさんありそうですが、とりあえず10枚に絞ってみました。順不同です。
Raio / Domenico Lancellottiトータルなアルバムとしても、個別の楽曲的にも素晴らしい!前作の「オルガンス山脈」がショーン・オヘイガンのプロデュースもあって話題になりましたが、それを凌ぐ出来だ
非英語圏オールタイムベストアルバム③
トップ10です。
10. Pelas Esquinas De Ipanema / Erasmo Carlos / ブラジル 1978年ブラジル音楽界のKINGことホベルト・カルロスと共に多くの曲を共作してジョーベン・グアルダを牽引し、ソロとしても多くの名曲を作ってきたエラズモ・カルロスの10thアルバム。ダサいジケットに騙されそうになりますが、エラズモのたくさんの作品の中でも最も洗練された一枚だ
非英語圏オールタイムベストアルバム②
20→11の紹介です。
20. João Gilberto (3月の水) / João Gilberto / ブラジル 1973年
私はボサノヴァに影響を受けた音楽は好きですが、ボサノヴァそのものは実のところ日常的にはあまり聴いていないです。ただこのアルバムは別(あとはDomingo)。独特の冷んやりとした体温の低さ、静かだけど穏やかとは言い難く、どちらかと言えば不穏な感触。この不穏さみたいなも
非英語圏オールタイムベストアルバム①
PeterさんのTwitter企画「非英語圏オールタイムベストアルバム」へ投票したアルバムについて備忘がてらまとめておきたいと思います。
非英語圏(非西洋/日本)の全年代というあまりに広い範囲を個人でカバーするのは無理なので、どうしても自分が普段良く聴いているブラジルを中心とした南米音楽が多くなっています。それでもブラジルばかりにならないよう多少バランスはとったつもりではあります(これでも!?)