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【第六弾】Bulldozer中の人が恵美加社長にインタビューしてみた。 ーすぐに捨てるべきもの!編ー

株式会社Bulldozerの中の人による恵美加社長インタビュー第6弾。
今回のテーマは「すぐに捨てるべきモノ!」です。

こちら↓の動画内容を、さらに深掘りしてみました!
すぐに捨てるべきモノ これがあったらヤバイ
https://www.youtube.com/watch?v=VZ9Z5YhA-9A
こちらの動画を観てから、本記事を読むと、より深く理解できます。

初アートシンキングな方はこちらをご覧ください♪
ビジネスマンにとっては、もはや常識!?【アート思考】 
https://www.youtube.com/watch?v=AO30fwQW12g

1/27に日経新聞の朝刊にインタビューの一部が掲載されました!

疑う心、持っていませんか?


史恵
今回は、「すぐに捨てるべきモノ これがあったらヤバイ」動画から、恵美加社長に聞きたいことがあります~!
1つ目の捨てるべきものは【疑う心を捨てましょう】でしたが、ビジネスマン同士って腹の探り合いみたいなイメージがあったので目から鱗でした(笑)
理想的なコミュニケーションをするために、恵美加社長が意識してる方法を教えてください。

恵美加
お互いのバックグラウンドを伝え合う事を、意識しています。これって、海外に出たときだとお互い意識して話すのですが、日本人同士だと同じ島国で同じ言語を使うから、ここの確認作業をしない方も多いように思います。でも、同じ日本人であっても持っているバックグラウンドや価値観も全く違います。一般的な家庭も一般的な人生もない、多様化している時代ですから、尚更です。ビジネスにおいても、お互いのバックグラウンドをシェアして、どういう人生を送ってきてるから、こういう思考なんだと知って頂くことを大切にしています
ちなみに、法人の場合はウェブサイトの沿革ページなどから、バックグラウンドを確認しますね。人って、不確かで未知のものに対して扉を閉じやすいので、開いてもらいやすいように、まずはこちらからより多くの情報をお伝えすることを心がけています。

数字の過信にご用心!

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史恵
次の不要ポイント【データやロジックの過信】について質問です。ビジネスマンの中には数字分析が重要と考える方もいると思いますが、その点についての恵美加社長の考えを聞かせてください。


恵美加
イノベーションを起こすことに必要なのは「そもそもこれってどうなんだろう?」と既存の常識を疑う事にあります。データに頼りすぎてしまうと考えが現実路線になるので、イノベーションを起こすときに必要な脱常識思考がストップしてしまうことがもったいないと考えていて。自分で勝手に設定した条件に囚われすぎて、良い代替案に気付けなかったりするんですよね。今あるものを信じすぎて視野を狭くすることは避けたいという意味でお伝えしました。

例えば、「お金持ちになりたい!」と思っている少年がいるとして、その少年は偏差値競争の中で生きているとするとします。自分の前提を疑わなければ、より高い偏差値の高校に入って大学に入って難易度の高い会社に入ることが金持ちになる方法だと考えるかもしれません。でも「稼ぐ」をより本質的に考えていくと、新しい価値を創出することが稼ぐということに繋がるので、起業した方がより稼げる!という選択肢も生まれますよね。

この数字に囚われないで、というメッセージは、本質的なポイントを見定ようということなんですが…他の例だと、Club houseでもよく語られている女性活用について考えてみたいと思います。なんでこんなに女性活用が謳われていると思いますか?そんなに女性活用って、重要ですか?
答えはもちろん重要なわけで、でもこれって、多様な価値観の時代に、多様な価値を創出しよう、そのためには、ダイバーシティの強化が重要だ、という文脈がバックにあるわけですよね。つまり、多様な価値観の一つとしての女性活躍なわけです。女性意外にも、年齢や国籍、たくさん多様性の要素ってありますよね。なので、女性活躍が目指す本来の目的は、その先にある多様な人種、多様な年次の人達が生み出す多様な価値の創出な訳です。
物事を近視眼的に見るのではなく、俯瞰して見つめるためにも、固定概念や先入観になりやすい数字から、一旦離れてみるというのも大切なことですね。


お洋服、こだわっていますか?

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史恵
最後の不要項目は【着心地の悪いお洋服】についてです。
着心地の悪い服と聞いて、真っ先にリクルートスーツが思い浮かびました(笑)

恵美加
日本の就職活動は特に、みんな同じ格好ですよね(笑)。話はそれますが、先日、東京都現代美術館で開催中の「石岡瑛子展」を観に行ったんです。その展示会に来ている方々が、お洒落な街を歩いている時よりもお洒落密度が濃かった!という体験をしました。なぜお洒落だと感じたかというと、自分自身を表現できている人が多かったから。

没個性と思われがちな制服ですが、大元を辿ると民族衣装に繋がります。
民族衣装は、自分たちのアイデンティティの象徴で、誇りをもって着ている。なので、制服って、むしろ哲学を表現できる、素晴らしいツールなのですよね。それが、古臭いものというイメージになってしまったのは、着る人の哲学とそのコミュニティに属する人との哲学が、マッチしていないからなのでしょうね。高級ホテルやテーマパークなど、世界観を大切にしている空間では、その世界観を増長させる貴重な装置にむしろなっていますよね。結局、「これを着ると良い・悪い」ではなく、「このお洋服で自分は何を表現したいのか」を考え身に纏うことがアート思考にも繋がりますし、より豊かな表現だなと思います。
この質問の最初に戻ると、着心地の悪い服は自分の現在の哲学とはマッチしていないということですし、逆に着心地のいい服は、自分の世界観を加速させてくれるわけですので、着心地のいい服をみなさんきましょう!そしてこれは服だけではなく、部屋や車、様々な空間にも同じことが言えます。


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実はこのインタビュー、夜遅い時間に行ったんです。
質問に対してとても分かりやすくお話してくれた恵美加社長。日頃から脳を全開に動かしている方はすごいな~!と感動しました…(笑)

質問の元になった動画はこちら↓
すぐに捨てるべきモノ これがあったらヤバイ
https://www.youtube.com/watch?v=VZ9Z5YhA-9A

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