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私とたぬきのポッさん 今日の写真は焼飯と唐揚げとキャベツの卵スープ。

私とたぬきのポッさんは一体化しています。昔は別々で憧れの対象でした。憧れの対象、理想にしていた存在のたぬきのポッさん。そのたぬきのポッさんの長所、短所、欠点、嫌なところが見えてきて離れようと思ったのでした。

たぬきのポッさんに、欠点があってはいけないのです。なぜなら私の理想だからです。たぬきのポッさんは間違った事をしません。周りの人を幸せにするのです。理想のたぬきのポッさんを作り上げると私からどんどん離れていくのです。

私は間違えます。周りの人を幸せにはできません。それどころか不幸せにしているのです。欠点だらけで長所などどこにもありません。そんな私は、理想像を描くだけで見つめているしかないのです。

たぬきのポッさんが私と同じ欠点だらけで長所もなく誰も幸せにできないどうにもできないあかんタレならばどうでしょうか?

一度は私の理想になったたぬきのポッさんが私と同じ立場、条件、地位、価値観になったならば、私とたぬきのポッさんは一体化しても良いのです。

私が感じる事をたぬきのポッさんも感じるのです。たぬきのポッさんが言った事は私も言いたかった事です。たぬきのポッさんと私が一体化した事で私はたぬきのポッさんになったのです。いや、たぬきのポッさんが私になったのです。

今までは、私とたぬきのポッさんは違う意見を持っていたので周りくどい話になったのです。周りくどいというよりも本音と建前。裏と表、右と左のように自分が間違いでたぬきのポッさんが正しいと割り切っていたのです。

このまま、たぬきのポッさんと私が平行線であれば私はたぬきのポッさんに近づくこともできないのです。「私はどうすれば良い?」と尋ねても答えが返ってくる事はないのです。

理想のたぬきのポッさんと最低最悪どうしようもない悩み多き私が一体化したら、私の幸せがはっきりとわかってきたのです。理想を追いかける事が大切です。自分を知ることも大切です。大切な事が何なのかを学ぶ事が大切です。理想ばかり追っていても自分をそれに近づける通過点を一歩一歩進まなければ理想通りにはなれないのです。

自分の幸せは自分で気づきましょう。他人は他人で幸せに気づいているのです。他人に自分の幸せを押し付けるから他人の幸せも自分の幸せも無くしてしまうのです。

幸せはそばにいるだけで幸せです。幸せでないのが普通ですから不幸せは普通です。幸せは気づかなければ普通です。不幸せも気づかなければ普通です。不幸せを早く忘れるには幸せに気づく事です。

この記事を書いているのは幸せです。読み返すと幸せに気づきます。

私と家内とnoteは一体化しました。

#たぬきのポッさん #エッセイ #スキしてみて

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