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初心を忘れよう。なぜなら成長するとはそういうことだからです。今日の写真は冬瓜が入った野菜スープ。
note株式会社の社長さんの最初の記事をみつけました。
noteの歴史に触れるのは、SNSの歴史に触れたような不思議な感覚を覚えます。炎上するような出来事も有り、トラブルも有りカオスのような世界ですが、カオスにも規則はあるのです。
同じ過去を繰り返していると思ったらそれは間違いです。全く同一の過去を繰り返すことなどできないのです。原因が0.0001%違っていても結果は100万倍異なっているのがカオスの世界だからです。
戦争の結果は良い結果にならないと学習してきたのに無くならない。
飢餓、疫病、戦争は、人類の三大害悪です。結果も原因もわかっていますが、防ぐことができていません。
因縁がカオスだからです。
飢餓は発生します。要因となるものは気象、人類の増加、政治など、計算できてもほんの少しの違いで結果が異なるのです。それはパイ生地を捏ねることに似ています。生地の中心の点Aとその隣の点Bは隣同士です。
二つ折りをして伸ばします。又二つ折りして伸ばします。それを繰り返すことで点Aと点Bとの間は離れていくのです。又中心にあった点Aは全く異なる位置になるのです。
ほんの少しのズレが大きなズレになるのがカオスの世界ですが、全く同じAを全く同じように二つ折りして伸ばすを繰り返せば全く同じAの位置になります。計算式が整数であれば整数の結果なのですが、自然数の少数部がほんの少しでも異なると結果は異なったものになるということです。
歴史は整数ではありません。範囲を持った(条件)が複雑に絡んだ数式で成り立っているのです。つまり結果が一つでは無い関数の組み合わせで成り立っているのです。
人生を成功と失敗の二つに分けるのは間違いです。善と悪、二択では表せないのです。事実は小説より奇なりとは、小説でカオスを表現できていないからだと思うのです。
エッセイや詩は心の世界です。心はカオスなんです。クリエイターはそのカオスから事実を抜き出す表現者だと思います。