細かい事にこだわる。細かいところにこだわると大きな事がわかってくる。今日の写真は庭の水仙。
大きな事がわかっていれば細かいところまで気にしないのが、心の広い人だと思っていたのですが、心が広いのでは無くズボラな人だとわかりました。
細かい部分とは木で例えると根っこのことです。太い根っことその先にある根っこの細部までわかっていて本体の巨木を支える事ができるのです。
気にしないと根の状態はわかりません。障害物となる石の大きさはわかりません。巨木になったのは結果です。自分の根は基礎です。基礎は学ぶ事で自分のものになるのです。人により基礎は異なるのです。
根が見えないように基礎は見えません。巨木だから大丈夫だと思って根を調べずにいたら大風で倒木した話はよく聞きます。基礎は自分で鍛える事ができます。細かい事にこだわれば良いのです。
あれはどうする?
これはどうなっている?
それは知らなかった。
こうきたらこうしよう。
色々考える事で基礎は築かれていくのです。
考える事なく物事を行うのは使わられる事になるのです。
同じ使わられるでも有料利用してもらうようにしなければいけないのです。
無償の愛、人徳の行為、見返りを求めないのは、自分の幸せの為にしているのです。それで満足することは尊い事です。それは自分が納得して行う事で他人に勧めるのは間違っています。
自分で考えた末に行うのは良い事です。他人に言われたから、指示されたから、命令だから、法律で決まっているからと自分で考える事をやめた時から自由は無くなるのです。
自分から学ぶのは良いのですが、他人から教えられた事を守ると教えるのは他人の支配を受け入れる事になるのです。組織の規律を守る為には型にハマった規格人間が必要です。規格人間は規格以外を学ぶ事は無いのです。
自分が知っている規格から外れた物は、異質だとみなして省こうとするのです。規格を無くすのは危険です。規格を広げるのが良いのです。
今までとこれからと変更するのでは無く、追加すれば良いのです。新しい規格を追加するのです。根を広げるのです。
細かい事にこだわるのは学ぶ為です。先の先まで根を伸ばせば幹は丈夫に育つのです。新しい幹を作ることはできませんが、根をしっかり張ることはできるのです。
他人に強制も説得もできませんが伝えることはできます。伝わってきたことを納得して自分のものにできるのかはわかりません。根を広げて周りの土や水分から養分として吸い上げて幹に溜め込みましょう。
葉をたくさんつけて、花が咲き、実がなって、種を鳥たちが広げて新しい樹木になるかも知れません。
細かい根を広げましょう。細かい事にこだわりましょう。それが学ぶ事です。