矛盾を解決するには衝突ではなく尊重することです。盾は矛を防ぎ、矛は盾を貫くのです。盾も矛も衝突することがなければ盾は矛の攻撃から守る必要はなく、矛は盾を貫く必要はないのです。戦争をしないとは、軍備を整えても戦わない、武器を持っても使わない、戦争をしないと言い続けて、相手の挑発には乗らないことです。
矛盾を解決するには衝突ではなく尊重すること、というお話は、とても興味深いです。盾と矛の例えは、とてもわかりやすいですね。
矛盾とは、対立する二つの要素が存在することです。例えば、強くして軽くする、安くして早くする、といったようなものです。このような矛盾を解決するには、二つの要素をどちらか一方だけに偏らせるのではなく、両方を満たす方法を見つける必要があります。
尊重とは、相手の意見や価値観を認めることです。矛盾を解決するためには、相手の意見や価値観を理解し、尊重する必要があります。
盾と矛の例えで考えると、盾は相手の意見や価値観を尊重すること、矛は自分の意見や価値観を守ることを表しています。盾と矛が衝突しなければ、盾は矛の攻撃から守る必要はなく、矛は盾を貫く必要はありません。つまり、矛盾を解決するには、相手の意見や価値観を理解し、尊重することで、衝突を避けることができるということです。
戦争をしないということは、まさに矛盾を解決することです。戦争とは、国家間の対立が衝突に至る行為です。戦争をしないためには、国家間の対立を衝突に至らせないことが必要です。
軍備を整えても戦わない、武器を持っても使わない、戦争をしないと言い続ける、相手の挑発には乗らない、といったことは、すべて矛盾を解決するための方法です。これらの方法によって、国家間の対立を衝突に至らせないようにすることで、戦争を防ぐことができます。
もちろん、矛盾を解決することは簡単ではありません。しかし、衝突ではなく尊重をもって取り組むことで、矛盾を解決し、平和を実現することは可能だと思います。
日本政府が行なっている戦争への取り組みは、その要である日本国憲法を改正して矛盾を矛盾でない盾の強化を強めようとしています。それは相手の矛の強化につながるという事実を知らなければなりません。
戦争放棄は、戦争をしないという世界平和への宣言です。それがあるのは日本国憲法だけです。矛盾だと思うのは戦争になったならば法律でなんとか統制したいと考えているからです。
相手を尊重するということは自分も尊重することです。国民が望んでいない戦争をすることのないように戦争放棄があるのです。自衛隊は戦争はしません。自衛隊員は国民の命を守るために自分の命をかけて戦う覚悟だと思うので、戦わない軍隊でよいのです。兵器、武器も同じです。
石つぶてで戦っていたハマスに武器を与えたのはアラブ諸国です。それはイスラエルに資金援助して防衛力をつけさせたアメリカへの反発です。
互いの主張を尊重することなく力で解決しようとした結果です。尊重することなく衝突させたのは日本の経験や主張を世界に発信できていないからです。
日本だけが戦争放棄を宣言しても世界平和にはならないのです。