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【読みやすい文章の書き方】

ツイートだと途切れてしまって読みにくいと思ったので、noteにまとめました!

ESは一読で相手に内容が伝わるかが全てだと思います。表現や構成を工夫すれば、2倍も3倍も伝わりやすい文章になります。文章次第でせっかくの強いエピソードが弱く見えますし、弱いエピソードでも強くすることができます。ESもそうですが、今後社会人としての文章作成能力などに役立つと思うので、ぜひ最後まで目を通してください。


①伝えたいことをまず明確にする

とりあえず、ESの「型」どおりにエピソードを当てはめて作成してみよう!という方は多いのではないでしょうか。単に当てはめただけでは伝えたいことがはっきりしていないため、相手に伝わりにくい内容になってしまいます。文章を書き始める前に、「この文章を通じて自分が相手に何を伝えたいのか?」を明確にしましょう。伝えたいことが多すぎると逆に伝わらなくなるので、多くて3つに留めてください。

②型に当てはめる

伝えたいことを明確にした後は、「型」がTwitter上に流れていると思うので、それを用いて書き始めましょう。自分で1から作成すると時間がかかるので、まずは「型」を使用することをオススメします。その後、読みやすいように「型」を破りながら自分らしい文章を作っていった方が、よりよい文章が完成すると思います。

③一文一義

一文は長くても60文字。その文章の中に1つの情報を入れるようにしましょう。一文に多くの情報を入れてしまうと、読みにくさが増し、読み手の理解度が低くなります。しかし、一文一義の文章だけでは淡白な印象を与えかねません。一文二義の文章を織り交ぜることで、メリハリのある文章を紡ぎましょう。

④具体性をもたせる

例えば、「すごく強いチーム」というワードだけでは「どれだけ強いの?」となります。その際に、「全国優勝チーム」と言い換えた方が読み手はすっと理解することができます。ESには字数が決まってるので、具体的すぎても字数が足りません。どこまで具体化・抽象化するかが、読みやすい文章の鍵です。

⑤接続詞を最小限に

「だから、」「しかし、」「そして、」などこれだけで4文字使います。字数制限があるESでは、できるだけ接続詞を使わずに文章を作成しましょう。接続詞を使わずとも、文章はしっかり伝わります。

⑥主語と述語を正しく繋ぐ

「この新しいシステムは多くの人から高評価を受け、10%増の売上を期待している。」この文章をよく読むと「システムが期待している」という関係になります。システムは期待できないので、主語と述語が正しく繋がっていません。「こんな間違いしない!」と思われるかもしれませんが、文章が長くなればなるほど、このミスが見られます。長い文章を書く際には気をつけましょう。

⑦主語と述語を近づける

主語と述語が離れすぎると、読みにくいうえに意味を読み取るのに苦労します。さらに、⑥のようなミスが起きる原因でもあります。これを意識するだけでも、一気に文章が読みやすくなるので、一度自分のESを見直してみてください。

⑧修飾語と被修飾語を近づける

「いつものように朝ごはんを食べて学校に向かった」と「朝ごはんを食べていつものように学校に向かった」とでは意味が変わります。修飾語の位置の違いで、相手には自分の意図と違う伝わり方をします。修飾語を使うときは、被修飾語にしっかり対応しているかを確認してください。

⑨「」(カッコ)を使う

これは2つの意図があります。「言葉を強調したいとき」「意味の区切りを明確にしたいとき」。前の文では後者の使い方をしました。例えば目標を示す際に、「「〇〇」という目標を掲げ、業務に取り組んだ」という使い方ができます。これだけで読み手は、一読で「目標はこれか!」というように理解します。「」を用いることで、相手に伝えたいワードを印象付けることができます。

⑩句読点の連発を避ける

これも、よくあることですが、句読点を多く使っていて、文章が、冗長になってる人が、います。←の文章、読みにくくないですか?文章を区切りすぎると理解しにくいです。句読点は息継ぎのタイミングなので、一文に1つか2つが最適だと思います。それ以上になりそうな場合は、一度「。」で区切りましょう。

⑪受動態は使わないようにする

受動態を多く使うと「誰の意見」なのかが分かりにくくなります。誰が?誰に?何をされたのか?を明記する必要があるので、文章も長くなりやすい。それならば、「私が〇〇に△△をした」の方が伝わりますし、一文も短くなります。

⑫「が」の使い方に気をつける

格助詞の「が」は「主語がすぐあとの述語にかかる場合」しか使えません。例えば「スイカが、みずみずしく美味しい」という使い方はできないというわけです。この場合は、「スイカが美味しい」と書くか、「スイカは、みずみずしく美味しい」と書きましょう。

⑬繰り返しの表現を避ける

繰り返しで同じ表現を使ってしまうと、稚拙な印象を与えます。(いわゆるボキャ貧です。)一度使った言葉は避けたほうが上手な文章になりますし、相手に語彙力を示すこともできます。

⑭語尾に気をつける

「~~です。~~です。~~です。」というように全部の語尾が「です。」で終わっていると単調な文章になってしまいます。ときに句読点を用いて文章をつなげる、体言止めで終わらせる、「~ます。」に変える。など工夫してメリハリのある文章を作成しましょう。

以上、14項目ありました。これらを参考に一度ご自身のESを見直してみてください。少しの修正で一気に読みやすい文章になるかもしれません!!

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