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ぐだぐだ生きる

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気が向いた時に更新する、エッセイのような何かです。
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記事一覧

【エッセイ】正しいものに触れて

※このエッセイには病んだ内容が含まれます。苦手な方はご注意ください。

何のことかは割愛するが、とても「正しい」ものを見た。
そして、それが正しいがゆえに多くの人に賞賛されているさまも見た。

しかし、私はその「正しさ」が恐ろしかった。
反対しているとか、異論があるという訳ではなく、正しい行いだと理解している上で、恐ろしさを感じたのだ。

それでも、当該事象は「正しい」ことだ。
間違いなんてどこ

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【エッセイ】ポンコツ

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私はポンコツだ。
こういうと抽象的すぎるのでもう少し具体的にいうと、「天然」だとか「うっかり屋」だと呼ばれる類の人間だ。

人間関係においてはそれがプラスに働くこともある。「かわいい」だとか「面白い」と言われ、好かれたりするのだ。私はこれに結構救われている。

けれど、仕事においては

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【エッセイ】誰かの萌えは誰かの萎え

最近、こんな言葉を聞くことが増えた。

「眼鏡っ子の眼鏡を外すのは許されない」
「百合の中に男が介入するのは許されない」
「獣キャラが人間になるのは許されない」

あのさ、

「誰かの萌えは誰かの萎え」って言葉知ってますか?

「許されない」って何? あなたが許せないシチュエーションだとしても他の人にとってはめちゃくちゃ好きなシチュエーションかもしれないんだが???

しかも無神経なことにそういう

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【エッセイ】書けない

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小説を書くことは、私の人生の中で、かなり長い間重要な位置を閉めていた。
たとえ生きるのが苦しくとも、将来に困難しか見えなくとも、小説を書くことでどうにか生きようと思えた。精神状態が酷い時は、書くことで辛うじて生きていられているような感覚すらあった。

それだけ、私にとって小説は重要な

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【エッセイ】社会に必要とされていない感じ

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「あなたは才能がある。自分を卑下しないで」と、言われたことがある。

確かに私は小説がある程度書けるし(今はスランプだから書けていないが)、声の活動もそれなりにしている方だ。

けれど、それで生活できるほどのお金を稼げている訳でもないし、周りには私の上位互換がいくらでもいる以上、突出し

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【エッセイ?】頭が破裂した話

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ある日、生きていくことに限界を感じた。
死のうと首吊り縄を用意して、心が先にダメになった。
頭の中でパーンと何かが弾けて、胸の奥で何かがひしゃげて潰れた。

間に合わなかったのだ、と、直感的に思った。

脳みそがアクリル樹脂で覆われて、身体の感覚が遠い。
私の死体が傍らに転がっていて

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【エッセイ】必死になったらなんでもやれるのか?

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私はそれなりに波乱万丈な人生を送ってきて、毎日のように希死念慮に悩まされているわけなのだけれども、死にたいという気持ちを吐露した時に時折言われる言葉のひとつに「必死になればなんでも出来る。死にたいのは甘え」というものがある。

まあ経済的な困窮の原因が「突然襲ってくるパニック発作」と

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【エッセイ】社会人になってから

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社会人になってから数年が経つ。

大学生時代、「このままじゃ社会でやっていけない」と焦燥感に駆られてアルバイトやら就活講座やら委員会活動やらサークル活動やらに奔走していたが、悲しきかな、予感は的中していた。

端的に言って、私は社会不適合者だった。
何が得意だとか、苦手だとか以前の問

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【エッセイ】少し近況報告

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人生諦めかけたり入院したり色々ありました。

訳あってリアルが本当に大変なんですが、生きるための行為で精神をすり減らすという矛盾を繰り返すのが人生なんだなと痛感しております。

無理してでも頑張らないと生きられないが無理して頑張ると死にたくなる。なんだこれ。

そして余裕が無いと他人に迷

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エッセイ書きたい

どうも、淡月です。

実はですね、私は日記やエッセイをやりたい気持ちがすごくあります。ただ、創作物でなく自分個人のことを他人に発信するのってめちゃくちゃ苦手なんですよね。
独り言ならいけます。Twitterみたいに独り言ダラダラダラダラ垂れ流すツールはすごく好きです。だけど、何かしらの情報を他人に発信するという観点で形式を整え書くことを継続するのは……なんと言いますか、心理的な抵抗が大きいんですね

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ホラーと私

さて、エッセイ書きたいよねと言ってはや数日。
アンソロ原稿と引越し準備と新たな職場での勤務と例年より酷い花粉症(マスクisどこ)に追われておりました。

そして本日、どうにかホラーアンソロ用の原稿を(一応)脱稿することができました。5月の文フリで出るよ! 良かったら買ってね!

まあそれは置いておいて、ふと思ったのです。

私結構ホラー書いてるよな、と。
っていうか私の代表作「敗者の街」ってサスペ

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