パイシェル

主に詩を呟いてます たまに、エッセイ的なことも   今はあまりできてないけれど、プチブ…

パイシェル

主に詩を呟いてます たまに、エッセイ的なことも   今はあまりできてないけれど、プチブログ的な使い方もしてみたいです 趣味は、70年代の少女漫画集め、絵を描くことなどです

最近の記事

私のキャンプの思い出たち

待ちに待ったキャンプの日 準備はできた、さあ出発 窓の景色は移り気で 私は空想の世界にふける ハッと現実に戻ってみれば キラキラ、海がみえていた 眩しく光る、夏の海 砂浜に波が打ち寄せて、たちまち足は水の中 心地よい波の音、少し冷たい海の感触 水をかけあってはしゃいでみたり 波に乗って遊んだり 夜ご飯はみんなで作った手作りカレー 歪なじゃがいもも、不恰好な人参もなんだか格別に美味しくて 写真を撮って笑ったり 夜はみんなでトランプしたり 静かに星空

    • 波列車

      海の波はまるで、列車のよう 終わらぬ列車つきぬ波 私はサーファーじゃないけれど 波に乗るのが好きなのさ 上手に乗るにゃこつがいる ひと波超えてまたきたよ 波の列車に乗せられて 行き着く先は砂の上 着いては、何度も逆走し また乗る波の波列車 たくさん乗って、遊んだ頃にゃ 私は塩漬け塩の味 ・・子供の頃の思い出よ 今は乗れない波列車 けれど途絶えることはなく 毎日毎日繰り返し 今も現れては消えてゆく 今日もどこかで誰かさん 乗っては塩まみれ、な

      • あなたは恋しいかき氷

        シャリシャリパクッ パクパクつーん 冷た〜くって甘くって パクパクサクッ シャリシャリつーん 頭にくるけど大好きよ あなたは甘ーいかき氷 シャリシャリパクッ ひんやりふわっ 次は何をかけよかな いちごにメロンに練乳に・・・ ブルーハワイも捨てがたし 器いっぱいの雪の原 今度は何色に染めようか シャリシャリパクッ パクパクつーん 次の氷はまだかしら? ゴリゴリガシッと削っては 待ってましたと皆歓喜 暑くてけだるいこんな日は あなたは恋しい

        • 小さな庭の片隅で

          数え切れないほどのあいさつが君の横を通りすぎていった  雨が降ったり、台風が来たり、かんかん照りになったり、どんな時にも、君はそこにいて、皆んなを見送った 美しい夕日を見たり 夜には、星の歌声も聞いた 長い長い月日を、君は、ただひたすらに待った そして、ある日君は美しくなった 君の楽しげな姿、悲しげな姿、どんな姿も、すべては、一年に一度巡ってくる、その日のために、あったんだ 小さな庭の片隅で、今、君は咲いている 私の横で、紫陽花として 今、君は笑っている ま

        私のキャンプの思い出たち

          人生という海

          友達って何だろう? すごく近くに感じて、心が繋がっているような気になっても、いろんな出来事が重なるうちに、気付けば遠くに離れてしまったように感じることがある どんなに仲が良くても、完全に一つになることはできない まるで、皆人生という海を旅しているみたい それぞれ自分の船があって、寄り添い、助け合いながら、色んな天気のような出来事、自分でどうすることもできない流れに立ち向かっていく それでも気付けばいつの間にか離れ離れになっていたりする ずっと一緒に、進んでいけたら

          人生という海

          もう一人の私

          寂しさが私を動かす 寂しいから余計、語りかける 寂しいから、いつもより活発になる ほんとは、心が弱いし、折れそうなのに  楽しそうなふりをしたりもする でもやっぱり自分が可愛くて 誰か気づいてほしいなんて思ってる わたしの場合、社交的になるのは、寂しいと思う気持ちの裏返し その裏でペシャンコのこころを抱えていたりする そのくせ寂しいなんて言葉を素直に言えなくて押し黙っていたりする 天邪鬼なんだろうな いまも、寂しい だいたい私はいつも一人閉じこもること

          もう一人の私

          つれない君が可愛い

          君はうんともすんともいわないし 決して笑ってはくれないけれど なぜかな、怒る姿も何もかも、かわいくて仕方ないんだ 小さな君の世界を覗くだけで私はこんなに笑顔になるよ  ほら、おいでよ 一緒に、遊ぼうよ それなのに、逃げてばかりの君 いつか君が駆け寄ってくる姿を夢見ている そんな私の横で・・ あ、またふすま、かじったな? ・・・以前我が家で飼っていた、ハムスターを思い浮かべながら詩を作ってみました^ - ^ ハムスターは、私にとって癒しでした たとえ懐

          つれない君が可愛い

          心の故郷

          日常が押し寄せる     繰り返し押し寄せる海の波のように 一見穏やかな、しかしけっしてたえることのない波 大きな波じゃないのに飲まれそうになる 疲れて上手く泳げないわたし この息苦しさから逃れたくて 時々思いを馳せるの  空の向こうへ わたしに羽があったなら、自由に飛んでゆけたなら こんな波など、ひとっ飛びで飛びこえて あの空の向こうへ行くのに そしたら、なんだってできる気がする 叶わなかった夢に、もう一度チャレンジしてみたり 幸せ求めて世界を旅す

          あの時見てたあの空

          あの時見てたあの空 切ないくらい美しく私の心を揺さぶったあの空は今はどこにあるんだろう 心のどこかで輝き続けていたあの空のこと もう思い出すこともできずに 私の心の悲しい場所に置き去りにされて色褪せてしまったあの空 思い出そうとして取り出してもあの頃のような色じゃなくて とても遠くに感じた空のこと もしも叶うならば、あの空をもう一度見てみたい 昔のように鮮やかな色で見れるように 私の心を磨きたい そうしてもう一度・・ 青春にいたのに、青春と呼ぶことのでき

          あの時見てたあの空

          小さな花たち

          小さな小さな君たちは、大きな自然の舞台の中で、目立たない存在 でも、君たちを見つけると顔がほころぶ いつもどこかで、探している 時々見つけては、君たちの世界をのぞいたようで嬉しくなる 着てる服はさまざま、色も形もテイストも 時には甘い香り時には変わった香りをつけてる 大きさ、背の高さもそれぞれ違う そして、春、夏、秋、冬、季節のどこかに君たちはいる なによりいいのはね、皆んないつも笑顔なことなの いつでも君たちが笑っているから、私も笑顔になれるの 小さな、

          小さな花たち

          池山水源にて 

          熊本の母の実家へ行って、卓球したり、作業したり くたくたになったけど、その次の日に阿蘇と、池山水源にいって、癒されてきました 特に池山水源が気に入りました 静かなところで・・・ 木々の間で癒されました 主にブログに書いたのですがこちらにも少し写真を載せてみます ブログには、動画も載せています 水音が心地よかった 少しもらった水は冷たくて、すーっとはいる感じで、美味しかったです 今度は、もっとたくさん水を持って帰って料理に使ってみたいと、思ったりしました ま

          池山水源にて 

          空っぽの世界

          何もない ここには何もない   ただ、静寂な空間と私がいるだけ だれかここに色をつけて 世界には色が必要 私の世界を色付けて 一人でいい一人いるだけでいいのに 世界を色付けるにはあなたが必要 あなたがいるだけでいいのに 色のない世界味けない私 一人でいるのは寂しいよ だれか色をつけて 1人では生きていけない 暗い詩で、ごめんなさい 今、とても寂しい気持ちでいます 少し、落ち込んでいます 抱えておくのが重すぎるので、詩にしてみました   今の気

          空っぽの世界

          見過ごしていたもの

          それがどうしたというような何気ないその一コマが私の心に焼き付いた 空が青いなんて当たり前だと思ってた 鳥が羽ばたく姿なんて気にもとめはしなかった いつものように花は咲き、いつものように日が沈む ある日、そんな当たり前の一コマが、なんだかとても嬉しかったんだ どこでも変わらず草木は萌え、花たちは変わらず咲き続ける たとえば、全てに疲れ果て、もうだめだと思っても たとえば、人間たちの心が、冷たく何も感じなくなっても それでもそれは美しく、いつもと変わらずそこにある

          見過ごしていたもの

          心の万華鏡

          周りからみると、どうしてそんなものが好きなんだろうと、思わずにはいられない、“好き”がある たとえば、あまりにも悲しい物語 たとえば、雑草の花探し たとえば、ただの落書き でも、私にとってそれは 悲しいけれど、深くて、何か大切なものを教えてくれる物語だったり 雑草の花だって、驚くほどきれいで、小さくて素敵な世界を見つけたように特別感があったり 落書きは、ある日、皆を笑顔にしてくれた、思い出の落書きだったり そして、道端に咲く、ひなげしの夕焼け色や、 テクニッ

          心の万華鏡

          袋いっぱいのお土産 

          キラキラ光るキーホルダー 所狭しと並べられるノートやペン さて、どれを買おうかなと困ってしまうくらい 右をみても左をみても欲しいものばかり バスが走りゆくところ素敵なお土産待っている お土産話もたくさん心の袋に詰め込んで キーホルダーに、シャープペン、キャンディーにお漬物、みやげ話と一緒に沢山袋に詰め込んでバスは走ります 我が家へと 今のこの袋の中のお土産は、まだ私のものじゃないみたい でも、家についてから、みんなの笑顔を見た時に初めてお土産になるのです〜

          袋いっぱいのお土産 

          心はガラス玉 詩

          心は繊細なガラス玉   ほんの些細なことでも心は傷つく 私の心も、色んなことに傷ついて、いまやこんなに傷だらけになってしまった それでも悲しくて泣いた時、涙のかけらが、心を包む  傷が治ることはないとしても 心の痛みがすっと和らいだ 涙にはそんな力があるから そして、それが喜びの涙なら、どんなに人を癒すだろう 誰もが傷ついた心をかかえてる    だれでも綺麗な、傷のない心で生まれてくるのに それまでに何があったんだろう 一人一人がこの傷をかかえながら、懸

          心はガラス玉 詩