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波列車




海の波はまるで、列車のよう

終わらぬ列車つきぬ波

私はサーファーじゃないけれど

波に乗るのが好きなのさ

上手に乗るにゃこつがいる

ひと波超えてまたきたよ

波の列車に乗せられて

行き着く先は砂の上

着いては、何度も逆走し

また乗る波の波列車

たくさん乗って、遊んだ頃にゃ

私は塩漬け塩の味



・・子供の頃の思い出よ

今は乗れない波列車

けれど途絶えることはなく

毎日毎日繰り返し

今も現れては消えてゆく

今日もどこかで誰かさん

乗っては塩まみれ、なってるね


・・昔、子供の頃海で遊んだ時に、よく浮き輪をしたまま、向かってくる波に乗って遊んでました


うまく乗れたら砂浜近くまで運んでくれるけど、うまくいかない時もあって、そんな時は波を列車に例えて「乗り過ごしたね」と言ってました


波に乗ろうと待ち構えて、大きい波を見つけても、その次に来る波の方がやっぱり大きく見えたり、大きい波に乗ったつもりでも大して大きくなかったり、そんなこんなで一日中遊んでも飽きないほどでした


いつ頃からかな、海で泳いだ後につく塩や汚れが気になって遊べなくなったのは


海で泳ごうとも考えなくなったのは


子供の頃はそれこそ海へ行くと聞けばはしゃいで大喜びして、いつかなど、熱を出して寝込んでいた次の日に海へ行ってはしゃぎ回っていたりしてたのに


これが、大人になることだというならば、大人になるのってつまらないことの様な気もします


もう一度子供の頃の様に遊んでみることができたなら、世界はどんなふうに見えるかな

読んでくれてありがとうございます^ ^

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