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Photo by
dabchick
心の万華鏡
周りからみると、どうしてそんなものが好きなんだろうと、思わずにはいられない、“好き”がある
たとえば、あまりにも悲しい物語
たとえば、雑草の花探し
たとえば、ただの落書き
でも、私にとってそれは
悲しいけれど、深くて、何か大切なものを教えてくれる物語だったり
雑草の花だって、驚くほどきれいで、小さくて素敵な世界を見つけたように特別感があったり
落書きは、ある日、皆を笑顔にしてくれた、思い出の落書きだったり
そして、道端に咲く、ひなげしの夕焼け色や、
テクニックはなくとも、自由な心で描かれた絵、
物語の主人公たちが食べる質素な食事なども
なぜか無性にひかれる
どこが、どうして好きなのか
うまく説明できないものもあるし、他の人には不思議に思える感覚かもしれない
でも、一人一人の世界をのぞき込める万華鏡があったらー
みんなに、私の世界はどんな風に見えるだろう
私の感じていることを一緒に感じてもらえるのかな
覗いてほしくもあり、秘めていたくもある、私の世界
一人一人がもつ心の風景
でも、もしかするとその世界は、他の人には見えないから、おもしろいのかも
ひょっとするとそれは、その人だけの宝物なのかもしれない
それならもっと大事にしなきゃ
私の心の万華鏡
今、のぞいてみたならば、どんな世界がみえるだろう?
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