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小さな庭の片隅で
数え切れないほどのあいさつが君の横を通りすぎていった
雨が降ったり、台風が来たり、かんかん照りになったり、どんな時にも、君はそこにいて、皆んなを見送った
美しい夕日を見たり
夜には、星の歌声も聞いた
長い長い月日を、君は、ただひたすらに待った
そして、ある日君は美しくなった
君の楽しげな姿、悲しげな姿、どんな姿も、すべては、一年に一度巡ってくる、その日のために、あったんだ
小さな庭の片隅で、今、君は咲いている
私の横で、紫陽花として
今、君は笑っている
また咲いてくれてありがとう
可愛い君へ・・・
・・私の家の、すぐそばに紫陽花が咲いていました
それは、毎年毎年花をつけ、忘れられた頃にいつもひっそりと咲いている、そんな紫陽花でした
誰も世話をせずとも、いつのまにか咲いていて花をつけていたみたい
その紫陽花のことを思って作った詩です(写真の紫陽花は違う紫陽花です)
今私は別のところにいて、その紫陽花を、今年はみていません
今年も咲いているかな・・・
忘れられた紫陽花に、送った詩です☆
読んでくれてありがとう^ - ^
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