自分に合った仕事を考える
こんにちは。えめです。
自分に合った仕事がわからない。
自分はまともに働けない。
こんなことを考えてませんか?
仕事場に合わないなら合わないでいい。
無理したらキツいですよね。
今日はそんなお話。
精神疾患の原因を説明するシリーズ
自分の売り方を知る
パン屋で知った売り方の重要性
最近、お気に入りのパン屋さんができました。
いつも焼きたてと出会える
素敵なパン屋さんに一目惚れ。
しばらく通い出した最近、
人気のない時間帯にパン屋さんの店主から
とあるサービスが。
「試作品を試食してみる?」
とのことで、
試作品のパンを一個サービス。
最高すぎる。
パン屋の目の前の駐車場で、
車内でさっそく試作品のパンからいただくことに。
…うまい。すごく、おいしい!
けど、
次にそのパン屋で買った別のパンを食べて、
…?
試食のパンになんか違う感。
パン屋さんに陳列されているパンと
イメージが違うと感じたのです。
普通に買ったパンが、
パン屋さんに並んでいるイメージのやつ。
試食品は、なんか違う。
けど、試食品は間違いなく、美味しい。
試食品のようなパンがあったら嬉しい。
なんだろこれ?
答えは店主の説明にありました。
「このパンがけっこう売れてるんだけど、
試作品は、
売れてるパンの"ツレ"のようなもので」
ああ、「ツレ」なら分かる。
主役だと思って試作品をいただくと、
なんか違う感があります。
だって試作品は主役狙いで作られてないから。
お弁当の漬物やポテサラが主役と言われると、
ちょっと違うなぁとなる。
あれと一緒。
「ツレ」ならいつも買いたい。
「ツレ」なら納得。
パン屋さんの商品は、主役が多いのですが、
主役ばっか食べるとしんどくなるんですよね。
だけど、この「ツレ」がいると、
主役を食べる時に安心する。
セットで満足な商品になる。
素晴らしい商品設計なので、
「主役感」を出して売ると違う感がでるけど、
「ツレ感」を出せばいつも買ってもらえる。
そう思いました。
問題は、商品ではなく、
陳列方法なのだなと勉強になりました。
人も社会で、
人材として自分を売っている
パン屋さんの話から、
「主役も大事だけど脇役も大事なんだな」
と学んだ、…とかではなく。
納得いく売り方が
思ったより大事だと気づきました。
自分は人間だと思っていると忘れそうですが、
社会において、仕事において、
自分は「人材」という商品でもあります。
パン屋から思うに、
「人材」という商品も
売り出し方を間違えると、
買ってもらえないこともあるかもしれない。
「人材」の売り出し方にも、
納得感いるなと思ったのです。
「人材」として、納得感出すのに大事なポイント
✅知ること
以前、自分のコンセプトの話をしましたが…
自然界で
木として産まれたものが鳥になることはなく、
川として流れているものが地面にもならない。
自分は他の人にはならなくて、
自分としてやっていくしかありません。
じゃあ、
自分はどんな人間で、
どんなことを知覚してどんな行動をするのか、
どんな運命背負ってやっているのか、
どんな流れに自分はいるのか、
まず知る。
材料がないと、なにも作れません。
知ることで、あなたの武器の材料が揃います。
✅考える
DNAとか、これまでの経験とか、
そういった素材をどう武器にするか考える。
これまで教育(洗脳)されてきた、
どこかの会社で勤められなければ立派な社会人うんぬんって話はどっかに捨てて。
仕事として、どんな分野・作業・環境・ポジション・やり方が、自分が武器としてフィットするか柔軟に考える。
いろんなことをやりながらでいいので、
様々な作業の中から、自分の看板商品である作業は何か見つける。
適切な売り場と、
何をアピールしたら良いかわかってきます。
✅磨く
人間だれしも
最初は石ころにしか見えません。
自分磨きはとても大切。
しっかり自分を磨くと、
あなたがどんな人材なのかいいところが見えやすくなります。
余計なものがあると、アピールが入ってきませんよね。
人生「磨く」ことを飛ばして進むのは、
実にもったいないこと。
私の精神科看護のポリシーも
「磨く」ことにあります。
美味しいパンであることの前提条件は「磨かれていること」
やはり、試食品のパンは、
美味しいから「ツレ」として売れば
いつも売れそうな感じがします。
でも、発案とか、仕込みとか、
なんかわからないけど、
その前に努力があって美味しくなった訳で。
美味しくなければ、
売り方や陳列を頑張っても売れません。
問題行動という雑味
人間も、
「人材」として雑味みたいな、
問題行動が多かったらやはり歓迎されません。
人の問題行動は、
発達課題につまづいて、
心の発達が未熟であることが原因です。
※発達課題とは、成長過程にある心の発達のミッション。人生に納得する手順でもある。
「自分」が困難なことは、
神経とかDNAに由来しますが、
問題行動として、
「他人」に困難をもたらすことは、
心の発達の未熟さに由来します。
仕事するにあたって
問題行動を起こさない
「美味しいパン」になるには、
心の発達を整えたら良いのです。
みんなが嫌なのは、
自分に変な被害が及ぶこと。
被害の原因である、
心の発達の未熟さは、人から見えます。
心の発達の未熟さがなさそうで、
「大丈夫感」があれば納得してもらえます。
問題行動がなければ、
自分にとって困難なことがあっても、
相談すれば誰か助けてくれます。
美味しいパンに「障害」は関係ない
誰しも発達課題に取り組んで、
自分を磨けば、
「人材」として売り物になります。
身体が動かなくても、
目や何かでコミュニケーションを取れれば、
思考を使った仕事はできます。
発達課題とかで、あれこれ苦手があっても、
相対的に得意な部分で「人材」として売り出すことは可能。
サラリーマンだけじゃない世界に視野を広げれば、いくらでも答えはあります。
逆に、「普通」と言われる人でも、
自分磨きはみんな努力します。
自分磨きを努力するのは、
障害あるなし関係ありません。
自分を知って、世界を知って、
「そういうことね」となって、
受け入れる。
受け入れる(発達課題をクリアする)と、
美味しいパンの出来上がりです。
美味しいパンの売り出し方
自分の売り出し方を考えた時、
パン屋さんに並ぶパンを想像すると、
今のパン屋さんのイメージでは苦しい。
パン屋さんには主役が多い。
主役しかいないのはダイパーシティっぽいけど、今の日本にはまだ馴染まない。
冒頭のパン屋さんの店主のように、
定食やお弁当のような発想の転換が必要。
「普通の人」と言われる人たちは、
多分ポテトサラダみたいな感じ。
主役を張れないこともないけど、
主役を張るには弱い。
でも、どの主役ともうまくやれる。
逆に、ステーキとか、焼き魚みたいな主役は、
ポテサラに比較すると登場回数が少ない。
ポテサラは常備されていて
いつも食卓にあがるが、
ステーキとか焼き魚のような主役は
注文が入らなければ登場できない。
主役はカッコよく見えても、
裏で廃棄されたり、影も強い。
でも、主役がいないと食卓は盛り上がらない。
ビビンバはビビンバ屋さん以外で売っても、
なかなかマーケティングが難しい。
けど、ビビンバしか食べたくない時ってある。
"ビビンバ 一強"の時はある。
会社勤めがいいとか、
業績を上げられる優秀な人になるとか、
そういうピンポイント物差しは捨てて。
自分が漬け物なら漬け物コーナーに。
ビビンバならビビンバ屋さんに。
ステーキなら定食屋さんやステーキ屋さんに。
ビビンバが、
漬け物用の履歴書でアピールしても仕方ない。
「どの主役の横で働いたか」とか、ビビンバの土俵じゃない。
「ビビンバはフードコートにあると嬉しい」って話でいい。
社会が
漬け物だらけになっても仕方ない。
ポテサラだらけになっても仕方ない。
ステーキだらけになっても仕方ない。
人は、磨けば、売り場はある。
売られたい(仕事したい)なら、
自分にあった売り場に行って、
自分にあったアピールをしたらいい。
自分はポテサラなのに
「主役が焼き魚だから漬け物になって」とか、
ステーキなのに「すき焼きの隣になって」とか、
ビビンバなのに「グラタンの横になって」とか。
自他ともに納得が難しい選択はしなくていい。
失礼な要求も、のまなくていい。
会社員難しければ、
フリーランスとか起業とかすればいい。
ないものは作ればいい。
とにかく、
自分に合った売り場で、
自分に合った売り方をしたらいい。
そんなことを考えながら、
試食のパンをいただいた私でした。
感謝です。
読みやすいように修正したら長くなりました💦
ここまで読んでいただきありがとうございます😊
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