一筆書き1000kmの旅

安く、長く旅をしよう

　旅の中で家路をたどり始めると、なんだか寂しい気持ちになる。旅の中で「往路」と「復路」という概念がある以上避けることのできない問題である。どうしたら「寂しさ」から逃れることできるのだろうか。答えは簡単である。旅の中に「復路」を作らなければいいのだ。つまり、往復する経路をなくして、片道のみにすればいいのだ。
　日本の鉄道には面白い切符の発券の仕方がある。例えば東京ー東京といったような変な切符を買うことができる。切符の仕組みを説明すると、この切符の中には様々な路線が含まれているのである。例を上げると東京ー東京の区間を移動する中で、一旦東海道線を利用し名古屋まで移動し、名古屋からは中央線を使用して東京まで移動することができる。また、この切符に多いなメリットがあり、「安く」移動することができるのである。簡単に説明すると、JRの乗車券運賃は乗れば乗るほど、一定の距離あたりの運賃が安くなるのだ。また、同時に乗れば乗るほど切符の有効期限が延長され、有効期限内であれば、何度でも途中下車をすることができる。学生旅行には素晴らしすぎる仕組みだ。さらには青春18切符では使えない特急にも乗ることでき、上手に使えば、18切符よりも安く旅をすることができる。

今回のルート

　現在この記事を書いている私は、高校2年生。つまり、来年は受験生である。大学見学に行き、受験校を決めていく頃合いである。ということで、今回の旅は大学巡りの旅という風にしようと思ったのだが、どうやら旅の行程を考えているの中で旅行7割、大学3割となってしまった。旅行先に大学があったから、見学した程度のものになると思う。まぁいいだろう。

ルート

※書いてある駅と路線は適当です。あ、あと色も適当