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[株式会社尾崎紙工所]おすすめニュース

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#紙袋

その『脱プラ』は正解ですか?

その『脱プラ』は正解ですか?

近頃になって、お客様から「これまで○○なポリ袋を業務で使っていたが、クライアントから『脱プラ』を依頼された。同じような製品を紙で作れないか」とのお問い合わせが何件も違った仕様で届いています。
弊社としては特に『脱プラ』に反対の姿勢という訳でもなく、もちろんお客様からのご依頼ですから真摯に対応させて頂きますが、これが受注に至ることはなかなか難しいです。
と、いうのもポリ製品にはポリ製品の、逆に紙製品

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袋の生地の厚さの話

袋の生地の厚さの話

中国の春節休業が終わり、休業中に問い合わせた中国工場からの価格回答が雪崩のように届くため、こちらも溜まっていたお客様への見積提出で、ひと息つく暇もないこの時期です。
さて、今回は手提げ袋などに使われる各種素材の生地の厚さについてのお話。

1.手提げ紙袋の場合

紙袋は基本的に一枚の紙を折り曲げて作られるので、中に入れる物に耐えられる紙の厚さと、また紙の折り目が裂けてこない事(製袋適性)が重要です

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小さな紙袋の持ち手に

小さな紙袋の持ち手に

古くは3年以上前の『持ち手の紐のチョイスで袋もオシャレに』、『紙袋は持ち手でイメージが変わります(フレキソ紙袋のカラー紙平紐)』、『合わせ技で良いとこ取りの紙袋』から始まり、ちょうど一年前のこの時期に投稿した『時代は「小判穴持ち手」?』や、ポリ袋の変わった持ち手についての『持ち手がハッピータックの手提げポリ袋』、今年最初の記事『不織布バッグのカスタマイズ(持ち手編)』に続く、手提げ袋の持ち手に関す

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フルカラー印刷を短納期で

フルカラー印刷を短納期で

師走も半ばを過ぎ、来週末にはクリスマスイブ、再来週の末はもう大晦日ということで、昨年末にも書いたように、「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所は、この時期年末年始向け製品の入出荷や、今年のうちに製品が欲しいお客様向けに急いで作った製品の発送でバタバタの日々。年末までは毎年こんな感じで、ここに書く時間やネタを捻出するのにも一苦労な時期です。

さて今回のタイトルになった短納期、通常納期約1ヶ月程

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年末の繁忙期に入っていますのでご注意ください

年末の繁忙期に入っていますのでご注意ください

ハロウィンも終わったばかりだというのに、弊社の国内製作物について、すでに年末の繁忙等により納期が延び始めています。例えばフレキソ印刷等の大量生産用自動製袋の手提げ紙袋などは、通常1~1.5ヶ月だった納期が2ヶ月ほどに、サイズによっては3ヶ月近くにまで延びてしまっています。
また通常の紙袋においても、こちらもサイズや持ち手などの仕様によるのですが、通常の納期1~1.5ヶ月が2ヶ月近くまで延びてしまう

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気分はもう年末

気分はもう年末

世界が急激にきな臭さを増している昨今です。
欧米諸国の軍事支援を受けたウクライナ軍が各地で攻勢に出、後がなくなったロシアが小型の戦術核を使うのではないか、などという予想が世界中でまことしやかに囁かれています。一方でそれに対抗して、ロシアが核を使うのならNATO側は通常兵器で黒海艦隊を殲滅する、つまりNATOが実際の戦闘に参加するといった話が出ただけでなく、ウクライナが核攻撃を受けた場合は中国が安全

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為替レートのせいで!

為替レートのせいで!

秋に入ったせいか、ようやく色々なことが落ち着いてきたようで、コロナ前からのお客様から久しぶりにリピートのご発注が来ることが多くなってきました。が、皆様が一様に驚くのが単価のアップ。「値上がりするのは仕方がないとしても、何でこんなに価格が変わってしまうの?」と言われることがとても多いのです。
しかしこれはどうしようもないことで、タイトルの通り、ほとんどすべては為替レートのせいなのです。
例えばコロナ

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手提げ紙袋の種類について

手提げ紙袋の種類について

弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所の製作する手提げ袋といえば、紙袋・不織布袋・ポリ袋の三種類がメインの素材。今回はその一つ、紙袋についてお話です。

手提げ紙袋と一口に言いますが、紙の種類や表面の加工、印刷や持ち手の種類などによって出来上がった製品は千差万別。そこで、今回は作り方に限定して分類してみることにしてみます。実は手提げ紙袋には製作上大まかに分けて三つの種類があり、基本的に必要

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時代は「小判穴持ち手」?

時代は「小判穴持ち手」?

オミクロンの跋扈によって、日本中で「まん延防止等重点措置」が取られ、先日までの夜の喧騒が、まるで無かったかのような日々がまた始まっています。飲食店をはじめとするいろいろな業種の方にとっては「またか」のため息なのかも知れませんが、個人的には現状よりも、期間が終わった後の反動の方が怖かったりします。
何せ年末年始ごろの自宅近所の飲み屋街なんて、コロナなんてなかった頃の5割増で老若男女があふれていました

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簡単に水が切れて、ごみの量も減らすことができる『水切り紙袋』

簡単に水が切れて、ごみの量も減らすことができる『水切り紙袋』



今回ご紹介するのは、水に濡れてもやぶれにくいうえ自立する耐水紙製の『水切り紙袋』。現在家庭などで使われているビニール製のゴミ袋や三角コーナーと比べて、地球にやさしい製品です。

この袋の特徴として

●耐水紙を使用したサステナブルな紙製品
・濡れた物を入れても破れにくい素材です。
・紙の原料はもちろん木材ですので、植林によって再生させることができます。

●ゴミの量を軽減
・捨てる際に絞ること

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イベント再開を見据えてのフルオーダー製品

イベント再開を見据えてのフルオーダー製品

大規模接種や集団接種、職域接種など、様々なワクチン接種がようやく軌道に乗りはじめたようです。もちろん一定の割合の人々にワクチン接種が完了し、集団免疫ができるまでは(もちろんできてからも、でしょうが)、現状のようにマスクや手洗い、殺菌は必要ではあります。ですが、ようやく長いトンネルの先に明かりが見えたようで、クリスマスや年末年始までには、かなり自由にイベントへの参加や遠出もできるようになるのではない

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困った時の頼れる味方

困った時の頼れる味方

今週、「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所のある大阪では、コロナ陽性者が連日1,000人を越えるなど、この騒動が始まってから一番の非常事態を迎えています。
とはいえ、希望的観測かもしれませんが、各地でワクチン接種も始まっている事ですから、事態はゆっくりと収束へと向かっています。もう少しの辛抱ですから、春だ新年度だと浮かれるのは我慢して、個々人が感染を広めないよう努力したいものです。

このよ

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フルオーダー不織布製品の代わりにいかが?

フルオーダー不織布製品の代わりにいかが?

弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、不織布バッグなどの不織布系フルオーダー製品を、提携する複数の中国工場で製作しています。そのため今回のコロナウイルスの猖獗で、お見積りと納期に大きな遅れが生じております。今週から一部の工場は一部の業務を再開してはいるのですが、職員が帰省先から戻れなかったり、不織布のマスクを優先的に製作するため注文品にまで手が回らなかったりと、今しばらくは混乱が続く

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合わせ技で良いとこ取りの紙袋

合わせ技で良いとこ取りの紙袋

さて、11月もすでに半ば。ついほんの先日まで暑さに耐える日々だったように感じますが、ここ大阪でも朝晩はめっきりと寒さが増し、冬の訪れがもうすぐそこまで来ている事を実感させる気候となっています。

そして冬が来るとなると、気になるのは提携工場のみならず輸送や流通などほとんどが止まってしまう中国の春節(旧正月)休業です。今年は例年より早い1月末から始まるためもあってか、工場によっては今日発注したとして

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