あー、もう死んじゃおうかなぁ。
「あー、もう死んじゃおうかなぁ。」
こういう傷心を憂う日々が定期的に訪れる。
こうなると、ひたすらに焦燥が心を焼き燥いで、永遠に潤うことのない渇きに苛立ちを覚え、寝ることすら容易ではない。
苛立ちは破壊衝動になる。
目に映るすべてを壊したい。
でも何も出来ない。
それが一層苛立ちを高める。
ひたすら鬱の泥沼に嵌っていく。
どれだけ足掻こうと泥濘に足が取られていく。
だが、泥濘に抱擁される足が心地よくもある。
愛おしくもある。
「このまま沼に沈んでしまっても良いかもしれない。」
そう死ぬことに諦めがつくと、いつの間にか眠りに落ちている。
そして、いつも通りの朝に出迎えられる。
「今日も生きている。」
「生きてしまっている。」
結局、僕は生きていたいのだ。
生きていたいから、死にたいのだ。
死んでやり直したいのだ。
「あーもう!誰か認めてくれよ!」
「助けてよ、、」
サポートは結構です。是非ご自身の為にお使い下さい。代わりといっては何ですが、「スキ」や「フォロー」頂けると幸いです。