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大切な気持ちを残しておく場所

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最近の記事

近所のお花屋さんで珍しいお花を買ってみたり

GWが明けて、10日経ったあたりから、仕事に対する、いわばコンプレックスのようなものが、ごっそり抜け落ちたような気がする。 わたしは、悲しかった。 仕事が忙しくないと、私のことなんて必要ないってことなんでしょ。と、心の奥底のメンヘラが疼く。 定時に帰ることが、恥ずかしいことだという思い込みがあった。 やることに追われる人が、うらやましくて、嫉妬して、追われない自分が恥ずかしくて、悔しくて、なるべくそんな現実を目に入れないように過ごしていた。 4月に初めての部署異動が

    • 男の肩越しに広がる世界とは(映画「手」を観て)

      2024暫定1位 せっかくだから、徒然なるままに、書いてみる ハマる映画は、見始めて10分くらいで「あ、好き」となる まさに、この映画がそうで おじさんに手をにぎにぎされるシーンから始まる じゃあ家の中での顔が嘘なのかというと そんなこともないと思う お酒と同じで、 酔っぱらったら人が変わる、とかよくある話だけど じゃあシラフのその人は嘘なのかというと そんなこともないんだから 自分の年と同じくらいの子どもをもつおじさんが、子どもに対するそれとは違う「目」を向けて

      • 何かをする、もしくは何もしないつもりの4日間のこと

        この土日月火の4日間、私はずっと、家の中にいた それもひとりで(正確には土曜の昼過ぎに帰宅してから、だけど) 半年ぶりくらいだった 休みの日に、家で、それもひとりで過ごしたのは とにかくこの4日間は、こもりびととなって、時の流れに身を任せて、何かをしよう もしくは 何もしないでいよう、と思った 土曜日昼過ぎに帰宅してお昼寝をする 多分30分くらいで起きちゃったけど ネットサーフィンを楽しむ 眉アートやりたいなとか、リップもやりたいなとか、脂肪吸引のダウンタイムどんなも

        • スピッツで蘇る記憶(vol.1 冷たい頬)

          ずっと書いてみたかった わたしとスピッツ わたしにとってのスピッツとは 人生の、ある地点でのスピッツ そのときに聞いていた曲が持つ意味 そしてゆらゆら蘇る記憶 冷たい頬何から書こうか、と思って一番先に思い浮かぶのが、やっぱりこの曲 スピッツで何の曲が好き?って聞かれたら、大体「冷たい頬」って答えてる 映画を観たら、本を読んだら、分かりにくい絵を見たら すぐに解釈を求める 自分はこう思った みんなは? 検索して、誰かの「解釈」を読んで、納得したり、腑に落ち

        近所のお花屋さんで珍しいお花を買ってみたり

          R6.4-5 振り返り

          目標を立てたからには、振り返りまでしたい 下書きだけがどんどん溜まっていく 残しておきたい気持ちが、少しずつ上書きされていくのを感じる 「時間がない」という言葉が嫌い 時間はつくるものだから それでも言いたくなる 考えたいこと、整えたいこと、脳みそを占めていること、吐き出したいこと、形にしたいこと、たくさんたくさんある でも、まだできてない、だって、時間がないから! 長年暇を極めていた自分だったけど、暇じゃない日々も、案外いいものだなあ、なんて思っていたら!突如暇になっ

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          なりたい自分へ~脂肪吸引レポ~

          記憶に新しいうちに、せっせと書き溜める。 このnoteの続きです。 今回は脂肪吸引当日のレポと、それによってなりたい自分について。 X Dayは突然にあっという間に施術当日になった。 先生に伝えたいことをちゃんとまとめるつもりだったけど、バタバタしていて(いつもの言い訳)、結局クリニックに向かう電車の中で慌ててメモに書きなぐる。 頬 できる限り自然に。丸みは残したい。左右差が気になるので左側を多めに取ってほしい。 顎下 がっつり吸引! ジョールファット 特に希望な

          なりたい自分へ~脂肪吸引レポ~

          顔が大きいという悩み

          私はポジティブな面とネガティブな面、両方持っていて、中身に関して言えば、間違いなくポジティブが強い。 人生に悲観的になることがほぼない。 これから先も私の未来は明るいと信じてやまないし、最期の最期はこの上ないハッピースマイルで終えるに違いないと思っている。 そして基本的に自信家である(実際に自分は本当にすごいんだ)。 でも、顔や身体については、トントンか、ある時は若干ネガティブが優勢になる。 ふとした時に他撮りやガラスの反射で見る自分の姿が、醜いなと思ったりする。(反

          顔が大きいという悩み

          おもしろいものをヒットさせるためにセンスは何%必要か

          5月1日に行った、トークショーの話。 私の好きな人は、インプットが活発で、トークショーとかに行きそうなタイプ。 実際に行っているのかは知らないけど、でも行ってそうなタイプ。 そっち側の世界を見てみたくて、今回思い切って申し込んでみた。 好きな人に出会ってなかったら、踏み出していなかったかもしれない一歩。わたしにとっては大きな大きな一歩。 そもそも、なんでこのトークショーに惹かれたかっていうところから書きたい。 きっかけはこのイベントの情報がTwitter(現X)のTL

          おもしろいものをヒットさせるためにセンスは何%必要か

          R6.6 やること

          あっという間に、6月。 毎日たのしい。 平和で、こころが落ち着いている。 こころは落ち着いているけど、色んな感情で、日々を過ごしている。 これがまた、たのしいこと。 喜んだり、怒ったり、悲しんだり、嫉妬したり、安心したり、もやもやしたり、すっきりしたり、ここ数年の感情が3だとしたら、その15倍くらい感情のレパートリーが増えた気がする。 もちろんそれは、恋をしているから。 そんな恋焦がれ真っ只中の6月、やりたいことをここに記しておく。 メルカリで化粧品を売る 2回し

          R6.6 やること

          好きな人の好きなことを体験する(ホットヨガ編)

          わたしの好きな人は、ホットヨガをする。 振り返ってみると、好きな人の趣味に染まることは、基本的にない。自分の興味は、自分にしか誘えないものだと思っている。 わたしの好きな人は、ホットヨガをする。 ヨガ・・・。敷居が高い。 1年ほど前、ブライダルバイトで知り合った3個上の先輩に、ダイエットならヨガがおすすめだと言われたことがある。 絶対行けばハマるから!と半ば強引に寺ヨガとやらを予約してくださったが、結局直前に先輩が腰を痛めてその話は流れた。 ヨガ、しかも寺で!?

          好きな人の好きなことを体験する(ホットヨガ編)

          思春期を振り返る(「蹴りたい背中」を読んで)

          綿矢りさといえば「蹴りたい背中」 でも私は先に「しょうがの味は熱い」を読んだ それは1月のこと 26歳の自分を主人公に重ねた つらくなった 読んでつらくなる本が好きだ 読み終わったときに 心にぽっかり穴が開くような本が好き 自分の求める幸せが何なのか ふんわり考え込んでしまった 依存したくない 奈世(主人公)を反面教師にしよう 自立した女性になろう 恋や愛を、生きる軸にしてはいけない 将来の自分と約束した もっともっと綿矢りさの言葉を読みたくなった そして手に取ったのが

          思春期を振り返る(「蹴りたい背中」を読んで)

          Perfectest weekend vol.1

          最も完璧な週末を過ごした。4月の3週目のおはなし。続きです。 友達と別れてから、好きな男と合流して、私の家に帰った。 今日がいかに素晴らしい一日だったかを熱弁する私に優しい相槌をたくさん打ち込んでくれた。 自分は、たくさん話したい時と、相手の話をただ聞いていたい時とがある。それをうまく汲み取ってくれるような人は本当にレアで、特に好きな男は、聞くと話すのバランスが抜群にいい。 人が欲しい言葉を、態度を、惜しみなく与えてくれる人。気づくだけでなく、与えてくれる人。一緒にい

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          マチアプ男が紹介してくれた女の子と親友になって3年後に結婚を祝った日の話

          最も完璧な週末を過ごした。4月の3週目のおはなし。 土曜日 私は友達が少ない。少ないことにコンプレックスはない。数少ない友達は、私になんらかの魅力を感じ、離れないでいてくれる。それだけで充分満たされている。 そんな数少ない友達の1人、ナオちゃんは、社会人1年目の3月に出会った。 マッチングアプリ芸人全盛期だったあの頃、ちょっと変な男とマッチした。 サバンナの八木に似た、頭のネジが17本くらい外れた男。 当時の私が贈るいいねの絶対条件は、プロフィールが面白いことだった

          マチアプ男が紹介してくれた女の子と親友になって3年後に結婚を祝った日の話

          R6.4-5 やること

          こういうのやってみたかったんだよな。 自分は日常的にiPhoneのメモ帳を使っていて、やりたいことや気になることが出てきたらすぐに書く。もう気にならなくなったら、無事に達成したら、そっと消す。 上書きに上書きを重ねているから、ちょっと前にどんなことを考えていたのか、まるでわからなくなる。 だからこうして残る形で、今年度の目標みたいなのを立ててみたかった。 4月も、もう終わりかけなんですけど でも一応残りの4日間でやりたいこと。 カーテンを買う 模様替えをしたい。白を

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          週末を溶かすということ

          社会人になってすぐの5月に、一人暮らしを始めた。 念願の、ひとりぐらし。 自分だけの王国。 こんな部屋にしたい、と長年構想を練って練って、ようやく形になった、大切な空間。 (部屋に対する想いは異常なので後日また書くとして) でも、一人暮らしを始めてからも、毎週毎週、欠かさず実家に帰った。 一人暮らしの最寄駅から実家の最寄り駅は乗り換えなしで25分。全然遠くない。遠くないからって毎週帰るものではない。きっと普通は。 実家に帰るいちばんの理由は犬だった。 世界で最

          週末を溶かすということ

          「何飲むー?」と聞かれて、

          「何飲むー?」と聞かれて、「なんでもいい」時はない。 自分の飲み物へのこだわりは強く、深い。 朝起きて、一番初めに飲むものは、身体中を駆け巡ると聞いたことがあるから、できるだけやさしく、そして害のないものがいい。 だからわたしは白湯を飲む。 今では毎朝のルーティーンとしてすっかり定着してるけど、白湯が流行り始めた時、白湯を飲むという行為を、私は大声でバカにしていた。 白湯って、ただのお湯でしょ(笑) ていねいな暮らしという言葉に、とてつもない偏見がある。 てきとう

          「何飲むー?」と聞かれて、