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顔が大きいという悩み

私はポジティブな面とネガティブな面、両方持っていて、中身に関して言えば、間違いなくポジティブが強い。

人生に悲観的になることがほぼない。
これから先も私の未来は明るいと信じてやまないし、最期の最期はこの上ないハッピースマイルで終えるに違いないと思っている。

そして基本的に自信家である(実際に自分は本当にすごいんだ)。

でも、顔や身体については、トントンか、ある時は若干ネガティブが優勢になる。

ふとした時に他撮りやガラスの反射で見る自分の姿が、醜いなと思ったりする。(反対に、あれ今日盛れてるかも!と思う日もある。)

そして万年ダイエッター。それも小学生の頃から(笑)

それでもやっぱり自分のことは好き。大好き。
醜い自分のことも、ちゃんと好き。

そんな顔デカ系自己陶酔女子の私が今回、「顔の脂肪吸引」に踏み切るに至った経緯と、施術を行うことでどうなりたいのか、ということについて、備忘録として残しておきたいと思う。

顔の肉との闘い

そもそも、私は顔に肉が多い(おまけに骨格的にも顔が大きい)。

同じ身長体重の女性よりも、体感1.8倍くらいの大きい顔がのっかっている。

おまけに面長なので、まんまる顔♪という可愛いもんじゃなくて、え、顔デカ!になってしまう。

顔がデカいのは今に始まったことじゃなくて、小学生のとき、ウゼぇバカアホ男子に「ビッグフェイス~!」なんて罵られたことがあるし、

中学生のときは、毎晩小顔体操に勤しみ、高校生のときは、写真を撮るときはできるだけ後列に逃げていた(これ、女すぎる)。

祖母(ゆみちゃん)は小顔系統、祖父(よっちゃん)は大顔系統なので、家族にはおそらく生まれてそうそう「よっちゃんズ」認定を受けていただろうし、今でも友達との写真を家族LINEに投げると、よっちゃん本人から「顔が大きいな」という剛速球が返ってくる。この大きい顔とは一生付き合っていくものだと思っていた。

そんな私の大顔人生のターニングポイント。それは、去年の夏頃に開かれた職場の飲み会にて。

ふいに撮られた写真の私が、とんでもなく肉肉しくて、おまけに隣に映っていたのが、ハンドボール級小顔美少女だったものだから、私のビグフェ耐性も無惨に砕け散り、
「あ~~~~~顔が小さいっていいな・・・」と、小顔への羨望が一気に高まってしまった。

そこで始めたダイエットが水泳で、半年くらい週2.3で泳いでみたけど、やっぱり顔は、どうしてもどうしても痩せなかった。小顔になんて夢見ない。せめて普通の大きさになりたかった。

「私太ってるから~」と言うと、大体お世辞で「いやそんなことないよ」と返ってくるけど「でもほら、顔の肉やばいし」と言うとそれ以降は特に否定されない。

無論こんな風に他者の反応を見なくたって分かってる。私は顔がデカいのだ!

水泳ダイエットをやめて、春の香りがほんの~り漂ってきた頃、突如、ひとつの、恋が始まった。

そしてあるとき、好きな人に、それとなくフェチ聞くと「フェイスライン」と返ってきた。

え、え、ガ、ガチ?!ワイ、フェイスラインが最大の顔の欠点だが?!

好きな人の好きなタイプになりたいと思った。

先駆者の存在

私のいちばんのお友達が、先日顔の脂肪吸引をした。

この子は美容の部門ではまさにイノベーター。そして自分が集めた情報や、試した感想を惜しみなく提供してくれる。

骨切りまでの勇気とお金はなかったけど、脂肪吸引には前から興味があったから、詳しく話を聞いてみた。施術の種類とか、どうやってクリニックを選ぶのかとか。

「〇〇〇 CLINIC GINZAの院長は、症例は綺麗だけど、彼女が無整形で、それを誇らしげに話しているところが気に障る」と聞いたときは吹き出した。うん、そういう視点、大事・・・笑

脂肪吸引のデメリットとしてよく挙げられるのは、顔が痩(こ)けるとか、それによって老けるとか、歳をとった時に皮が弛むとか、そんな話。

私は、それよりも、今可愛くいたい。

だって今がいちばん若いから。

と、思った。

カウンセリングにて

5月のやることリストに、脂肪吸引のカウンセリングに3件行くっていうのがあった。

腰が重くならないうちに、と、ゴールデンウィーク明けすぐに1件、その翌週に2件予約した。この時点では、話を聞いてみて、金額感を確認してみて、その上でよく考えて決めようと思っていた。やる気は50%。

①〇〇〇〇 CLINIC @代々木

ここは友達が施術したところで、こじんまりとした、少人数体制のクリニック。院内はとても静かだった。

カウセが始まり、「顎下をやりたい」「糸リフトも前向き」ということを伝える。

触診され、「うーん、そんなすごい脂肪がついてる!って感じじゃないけど、顎下と頬をやったらスッキリするかな〜」

「あと顎にヒアルロン酸入れてみると横顔が綺麗になるかも」

「糸リフトは入れたほうがいいね、垂れちゃうから」

「あと何か質問ありますか?なければ見積もり出すのでお待ちくださいね」

先生は思ったよりドライで、よく言えば必要以上の営業がない。人生初めての美容外科カウンセリングはあっけなく、体感3分くらいで終わった。

そして出てきた見積もりを見て「ゲゲゲ」となる。
もう少し考えよう。

今回の収穫といえば、「私は顎がイマイチなんだ!」と知れたこと。

もう少し事前に質問とか知識とか、蓄えていけばよかったかもなあって少しだけ反省した。
この時点で、やる気は40%。脱・大顔への希望は少しずつ薄れてきた。

②〇〇〇〇クリニック @銀座

その四日後、2件目のカウセ。

大手は避けてるってお友達は言ってたけど、逆に私は大手の方が安心なんじゃって思ってた。「何か」あったときに個人の方が逃げられちゃいそうだから。

11時の予約だったけど呼ばれるまで1時間待った。
はい、大手はこれだからカス。(手のひら返しが得意技)

でも焦らされた後の先生とのカウンセリングは、とてもよかった。
先生が必要だと思う施術をひととおり説明してくれて、丁寧で、素人質問にも優しく答えてくれた。(ちなみにここでも顎に脂肪注入を勧められた。私の顎、そんなにダメ!?)

2件目にして、うん、やるならここかも!って思った。

そのあとカウンセラーが見積もりの説明をしてくれたんだけど、ここからが地獄。まず金額感が予算の倍。白目剥いた。一気に「やっぱ無理だ~」ってなる。帰る気マンマンになるも、カウンセラーが全然帰らせてくれない。強引すぎる。結局予算+10くらいの見積もりを出してくれたけど、金額は減っても不信感は少しも減らない。

次のカウセの予定があることをあらかじめ伝えていたのに、カウンセラーとの押し問答で1時間ほど拘束される。最後は、「すみません本当にもう時間なので帰らせてください」と逃げるようにして店を出る始末。

もう、脂肪吸引無理かも、と思いながら、3件目のクリニックに向かう。
何してんだろ、自分。やる気は5%まで下がった。

③〇〇〇〇クリニック @吉祥寺

こちらも大手。
なのに全然待たされずにすぐにカウンセリングに呼ばれる。
大手も全然ありじゃん。(2回目の手のひら返し)

②のクリニックでの失敗を活かし、強気でいくことにする。もう舐められるのはこりごりだった。

結論、先生は②よりさらに丁寧で親身で営業もなく最高、カウンセラーも害なし。見積もりも予算に一番近い。

やる気が突如ぶちあがり、80%近くになった。
とりあえず家に持ち帰って、よくよく考えることにする。

でも、少し気になったのは③の先生は「僕の症例は全てアキーセル。ベイザー単独はやらない」と言っていたこと。

②の先生の最終的な見積もりはベイザー単独だったけど、③の先生はベイザー単独はやらないってどういうことなんだろうと思った。

そこでベイザーとアキーセルについて調べると、やっぱりベイザーは必須とと言っている先生が多い(体感)。アキーセル+ベイザーはもちろん良いけど、アキーセル単独はないねって書かれている記事もあった。

多分先生の腕によるものもあるんだろうけど。

③の先生はアキーセル単独の見積もりを出していたから、ちょっと不安になり始める。

それと症例数。③の先生は脂肪吸引注射が得意で、②の先生は脂肪吸引(しかもベイザー)が得意。そこまで見えたところで、サクッと②でやる決心がついた。カウンセラーの最悪さには目をつむることにする(悔しい)。だって施術をするのは先生だしね・・・。

やると決めたらすぐ予約。
決心が揺らがないうちに。

後悔はしたくない。

自分の決断が間違ったものだったと思うことが怖い。

この道を選んでよかった。と思いたい。

X Dayは、予約の3週間後。

次の記事で、脂肪吸引を行うことでどうなりたいのか、と施術当日のレポを書こうと思う。


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