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時短ワーママだって仕事で達成感を得られる!という経験談

仕事を無事引継ぎをし、有給消化と産前休業に入った。
率直な感想は、やり切った…!!!!

やり切った!と思えることが本当に奇跡のように思う。
なぜなら2022年の秋に第一子の育休から復帰してからは、やり切った!とか達成感のようなものとは無縁の生活を送っていたからだ。

まずは、2022年の秋から、今までの経緯を簡単に振り返ってみよう。

育休復帰早々子どもの体調不良に悩まされ、

自己肯定感が下がり、たくさんのモヤモヤを抱えて、仕事と生活をしていた。

地域に相談に行ったりもしたが、

自分の体調がすぐれなくなり、2か月ほど仕事をお休みすることとなった。

休みを経て心身ともにエネルギーチャージした。(幸いにも第二子を授かることができた。)

休職明けには同僚のやさしさに救われ、

前よりも、自分自身のメンタルのコントロールが上手くなった。

昨年末には、現状の時短勤務でも、どう働けば良いかを少し掴んだ感覚を持った。

今年に入って、仕事の成果と変化を実感するようになった。

このように、2022年の育休復帰から1年は本当にモヤモヤとしていたが、休職から復帰した2023年9月から産休までの半年弱で、自分自身にプラスの変化があり、「やりきった!」という感覚に繋がった。

ワーママとして働く以上、子どもの突発的な体調不良などで、生活と仕事、どちらも中途半端になりやすく、達成感を得られにくくなることは私自身実感してきたし、他のワーママと話していても共感される話だ。
そういう現状は変わらずありつつも、今回仕事で私は「やりきった!」という達成感のようなものを感じることができた
そこで、「やりきった!」という感覚を感じるまでに、どのような行動・気持ち・状況の変化があったのか?を忘れない温かい感触のうちにまとめておきたいと思う。

人との接し方の変化

まずは、同僚や上司との接し方について変化があった。
自分の言いたいことがある場合、なる早で率直に伝えるのではなく、言い方を考えたり、伝える人を考えたり、発言する場面を考えたりするようになった。こうすることで、回り回って自分の評価を上げることにも、自分を守ることにも繋がることを体感した。

まずは身近な上司に相談

私が今やり切った!と思えるのはリーダー2人のおかげである。
2023年上期の人事考課結果が悪く、2人のリーダーに相談をした。
1人は、隣のチームのリーダーで、ワーママの先輩でもあり、すでに私の悩みを先んじて考えてきた方だった。今までの、スキル=年齢による、一軸でのチームビルディングではなく、私のような時間や体力、環境に制限のあるメンバーも含めた多軸でのチームビルディングをしたいという思いをずっと持っていたらしい。
今回、その先輩がやりたくても時間がなくて、やり切れていない、緊急度は低いが重要な業務の部分をやらせていただけたことで、私は成果を出すことができた。
今の私には緊急度が高い業務は、どんなに簡単な内容でも、時間や体力や環境的な制限からこなせない可能性が高い。しかし、緊急度が低ければ今まで培ったスキルと、元来の長所を生かしてしっかりせ成果を出すことができる。そのことに気づいてくれる人がいたことは有り難かった。
上記に述べた私の成果が出易い業務内容を、目標設定に落とし込むところも、アドバイスもしてもらった。私自身よりも視座の高い、先輩が私のメンターとなり、私に適した目標設定ができて、目標通りに頑張ったら成果が出た。

もう1人は、直属リーダー。先に述べた隣のチームのリーダーからの口添えもしてもらい、無理は言わず、私のやりたいや、できますを信じて、自由にさせてくれた。目標管理表の記入後のフィードバックでは、直属のリーダーより私では気づかない成果や良かった点を指摘してくれたことがありがたかった。実質2人のリーダーに気にかけてもらえたことで、タイプの異なる2人分のフィードバックが貰えたことがラッキーだった。なぜなら各フィードバックから、自分で気づかなかった強みと弱みを知ることができるからだ。

自分の目標管理と人事考課にいい影響をもたらすかを考える

色々な不都合や理不尽なことなども起きるが、果たしてそれを相手に伝えることが、自分の評価を上げる行為なのか?を考えると、自ずと人との接し方は”大人な対応”をするようになる。変えるのが難しい人相手なら、間に人をかませて改善することもできる。また周知したいと思えば、全員をccに入れたメールを丁寧に書いて発信するのも一つの手だ。まだまだ修行中ではあるが、私の新しい引き出しにはなった。

視座・視点の変化

この期間は、私が幼児持ち休職明け妊婦の時短勤務社員ということで仕事の仕方に制限があった。
苦手な仕事は以下のようなもので、
・緊急度が高い
・時間と場所が決まっていて、そのスケジュールを必ず守らないといけない
・長時間拘束が必要
部署メンバーが行っている多くの仕事が今の業務の切り方だと、私には業務に着手する前の段階で足切りにあってしまうような状態だった。
そこで、私は自分のできる範囲で最大に成果がでる範囲に自分の仕事領域を絞り、成果を出した。
そういう働き方をするうちに、通例の業務の切り方とは異なる切り口で業務を遂行することになり、
・人と人の組み合わせで出せる成果を考える
・グループの課題を見つけ共有し認識してもらう
を周りのメンバーと一緒に考えながら成果を出すようになり、取り組んでいる業務を点ではなく線、面で考えられるようになった。
1文で言うと、視野が広がり、視座が上がったように思う。

実際は一部署内での視野と視座の変化すぎないので、組織全体としての視野と視座については今後の課題だと思っている。

2024年上期(1月~2月頭まで)について

成果(仕事)

目標管理に掲げた目標については全てにおいて標準を上回る成果を出せたと思う。会社の利益貢献のために、今の私にできることは何か?を意識して仕事を行った。産休開始が2月だったこともあり、2024年の売上目標を達成するため、後任が自走できる計画、施策と、仕組みづくりをした。あとは後任が実行をしてくれれば2024年の売上にも少しばかりだが貢献できるのではないかと思う。

感想(仕事)

2023年下期は私自身よりも視座の高い、先輩が私のメンターとなり、私に適した目標設定ができて、目標通りに頑張ったら成果がでた。2024年上期は短い期間ではあったが、2023年のやり方を自分なりに2024年版に落とし込んでリモデルして実施することにトライした。2023年に学んだことを、すぐさま2024年にアウトプットする場があったことは自分の成長を実感するのに役立ったと思う。

感想(生活)

2024年は妊娠後期に入り、インフルなども流行る時期で家族みんなで健康管理に取り組んだ。結果的に、息子は2024年は保育園を1日も休んでいない。夫にも朝の家事育児負担や、夜中の息子の対応をお願いし、二人三脚で家を回した。さらに休日には民間のヘルパーを入れ、家族全員がリフレッシュできる時間を取るようにした。健康に産休までの期間を乗り切る!という家族の目標が明確で、それに向かって一致団結できた期間だったと思う。

達成感を得られた理由は?

ここまでストーリーとして、仕事を「やりきった!」という達成感を感じるまでの行動・気持ち・状況の変化について書いてきた。
ここでは、そう思えた理由を箇条書きでまとめて、この記事を締めたいと思う。

仕事をやり切ったと思えた理由

仕事面
・リーダーに自分の状態を開示し、相談できたため
・自身の状況に適した目標設定ができたため
・目標を達成することに有効な行動や言動のみとしたため
・目標達成への行動や言動をする中で、視座視点が上がるような成長を強いられたため
・成果や成長を実感できたため

生活面
・夫と相談し、生活を見直し、自分の状態にあった生活負荷に下げることができたため
・家族で一致団結できたため


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