おためため

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最近の記事

僕には一人称がない。

こんなことを書くと、じゃあその頭に乗っけてる「僕」ってのはなんや?飾りか? と思われるかもしれない。 確かにここでは僕は「僕」を一人称にしているが普段から使っているわけではない。 こういった文章を書くときや目上の人がいる場面で使っているいわば制服みたいなものだ。 ではプライベートではどんな帽子をかぶっているかというと、友達と話すときなどは「俺」を使わせてもらっている。 でも全然気に入っていない。正直ダサい。 確か幼稚園のときまでは自分のことを自分の名前で呼んでいた。 小

    • まんまで美味しいサンマ

      昨日の続き。 長いことブログやってきて続きを書くのは初めてかもしれない。 唯一秋らしいことといえばサンマをよく食べている。 別に小さい秋みいつけたと言いたいから食べているわけではなく単純にサンマが好きなのだ。 夏や冬にでも用意してくれるなら関係なくどんどん食べたいのだが、こんな風に旬をないがしろにしているから僕は季節の移り変わりに敏感になれないのだろう。 今年も「秋だなぁ。」としんみり感じる前に5匹も食べてしまった。 確かに旬といわれる時期のサンマは美味しい。

      • 私、秋です。

        秋です。 秋になったみたいです。 気がついたらなっていたです。 毎年秋になるタイミングだけは気づくのが遅れてしまう。 夏や冬になるときは環境的に不快な方に進むのに対して春とか秋になるときには心地よい方に進む。 まあ春に関してはポカポカ陽気とともに花粉も運んでくるので不快に感じる人も多いのかもしれないが。 不快なときには「暑いなー」とか「寒いなー」といった「そやなー」が正しい回答になる無駄なセリフを会話中に織り交ぜてしまう。 そのくせ心地よくなってきても「心地よくなっ

        • 苦労話は買ってでもしろ

          冷えたご飯に塩かけて食べたことないでしょ? それは自分が学生時代にどんなに苦労をしていたか、そして実家暮らしの僕がどんなに甘やかされてるかという話をしたいがために先輩が僕に放ったセリフだった。 せめてご飯をあっためることはできたんじゃないですか? と言いかけたが、苦労話が上乗せされるのは想像に容易かったので僕は口を噤んだ。 バイト先の店長が大阪に出てきた初日の夜は家具が1つもない部屋のかたいフローリングの上で寝たという話を聞いた時も、準備が悪いなーと思ったがもちろん口を

        僕には一人称がない。

          なぞなぞ

          基本的に僕は言葉を生業にしている方たちのことをとても尊敬していて、ネタやお喋りも出来るだけ好意的に見ようと思ってるんですけどたった1つだけ苦手なジャンルがあるんです。 それは謎かけです。落語家さんや木曽さんちゅうとコンビを組んでいた方( 名前忘れちゃったな〜… )が良く披露されているような即興謎かけと呼ばれるような芸です。 謎かけ自体は僕も大好きで、高校時代の部活中に謎かけをやりすぎてキャプテンに 「練習中に謎かけをするな!!」 と怒られたほどです。 ではなぜその大好き

          砂糖、塩、酢、醤油、そっちにしとけばよかったー

          土曜日の午後2時、初めて来る定食屋。お昼時は過ぎているというのに店内は満席だ。 内装にもこだわりが感じられ、駅近という好立地なこともあり人気があるのもうなずける。 一緒に来た友達2人とメニューを見てみる。 ・日替わり定食 ・唐揚げ定食 ・ハンバーグ定食 ・生姜焼き定食 ・エビフライ定食 ・焼き魚定食 ・季節限定 カキフライ定食 さてどれにしようか。 友達の1人はすぐ「俺は唐揚げ定食ー」と自己紹介をしてくれた。 なるほど、今日はやけに黄色い帽子をかぶっているなと思っていた

          砂糖、塩、酢、醤油、そっちにしとけばよかったー

          神々の食事

          「ねえ!神ー!神ー!そこにいるんでしょ?ねえ!神ー!」 「誰じゃ誰じゃ、ワシの名前を気安く呼んでるやつは… なんじゃ、ワシより138億歳も年下の若造じゃないか。ほれみろ、確定申告もしたことのない顔をしておる。」 「確定申告?なにそれ? そんなこといいからさ、今日は神に聞きたいことがあって来たんだよ!」 「ほう、何でも聞いてみよ。この世にワシが答えられん質問はない。」 「じゃあ聞くけどさ、世界には色んな料理があって最近では取ってつけたように創作料理を名乗っているようなオ

          神々の食事

          冷え切った関係

          白ご飯は好きですか? じゃあ冷めてしまったご飯は好きですか? 僕結構好きなんですよ、冷たい白ご飯 白ご飯に限らず冷めた料理全般が好きなのかもしれないです 脂が固まってしまうみたいな大幅な変化がない限り 夜遅くに家に帰って温め直さずに食べるご飯なんか最高です 本当に美味しいものって冷たくても美味しいと思うんですよ つまり冷たくても美味しいご飯っていうのは'すっぴんでも可愛い'っていうのとだいたい同じなんです ほら、あなたも冷たいご飯が食べたくなってきましたよね? で

          冷え切った関係

          噛むほど危ない

          何か最近硬いお菓子多くないすか? 特にポテトチップスなんかは硬いことが美徳とされてません? 確実に火付け役はカルビーの「堅あげポテト」ですよね あれはいけないですよー たぶんほとんどの人が堅あげポテトを食べて口の中を切るという経験をしたことがあると思うんです んで「堅あげポテト食べたら口の中切るよねー」ってあるある感覚で言ったことあると思うんです これってすごく危ないことじゃないですか? かなり高確率で発生するリスクが笑い話で流されているのです 怖いですよーこ

          噛むほど危ない

          奇を衒ったブログ

          「奇を衒う」って言葉が好きなんですよ 奇を衒った言動をする奴は嫌いなんですけど 特に「衒う」って動詞がすごくいいですね 他の動詞とは違う感じが出ているというか 他の色に染まらないオンリーワンな感じがいいんですよ 特に「奇」しか目的語にとらないところがクールなんです 言うならば「衒う」は「奇」の専用呪文なんですよ 僕は気になったことはすぐ調べるという性癖があるので調べてみました 「衒う(てら・う)」 自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせる。

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          1匹のシマウマ

          あるアフリカに1匹のシマウマがいました そのシマウマは他とは違って横向きに縞模様が入っていて群れの中では特別な存在だと一目置かれていました 群れの仲間たちは言いました 「やっぱり君のその横向きの縞模様はかっこいいね」 すると彼はこう答えました 「おいおい、僕を横縞模様だって? いいかい? 脊椎動物の縞模様の方向は、脊髄に平行となる縞模様を '縦しま' 、 垂直となる縞模様を '横しま' とすると決められてるんだよ だから本当は僕は '縦しま' で 君たちが '横しま

          1匹のシマウマ

          フィジスト ネイリスト

          僕は理学部物理学科に所属してるんですけど世間の人からの'物理'に対する印象ってどんな感じなんですかね? もしかして'訳のわからない数式を羅列するイカれた学問'って思ってないですか? だとしたらもう全部ガリレオが悪いんです、福山雅治の影響力が それにしても 理学部物理学科! ってそんな堅く聞こえるんですかね 僕だったら タングステン! って言われた方が固そうだなーと思いますけどね こういうところでしょうね 初対面の子なんかに 「物理勉強してます」 なんて

          フィジスト ネイリスト

          noteはじめます。

          別に宣言するほどのことでもないですがnoteはじめます。 今まではライブドアブログに載せてましたが文字だけのブログだと広告が騒がしく感じてしまったので乗り換えます、ごめんねホリエモン。 あとnoteはなんかオシャレでいいなって。 理由としてはそのくらいです。 正直ブログ書くだけならiPhoneのメモ帳をそのまま読んでもらえばいいんですが一応発信するためには何か媒体がいるので。 note乗り換えに際して元々のブログもなるべくこっちに持ってくるようにします。 画像も持って行き

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