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「俺にはできないよ...」目の前のチャンスを掴むのが怖い、先輩への涙。


今日は・・・
1ヶ月前にご飯へ行った先輩について綴ります!

何で今さら1ヶ月前のことをΣ(・ω・ノ)ノ!
と、私自身も思っています笑


今日は何の記事を書こうかな~♪

と仕事帰りながら考えた時、なぜかこの先輩が浮かびました。その理由は分からないけれど、書き終えた時に何かが見える気がするなぁ。そう思って、1ヶ月前の記憶をたどりながら書いていきます(^^)/


※書き終えた後、理由が分かるのでした。noteすごいわ!記事の最後に書きました🤭



■「ただのお節介だからさ!」先輩への尊敬

先輩とご飯に行くのは2回目。
今年度初め、私がプランナー職へ異動し初めて壁にぶつかった時、とてもお世話になりました。その後も何度か連絡を取っておりますが、とにかくお世話にしかなっていない・・・(👈語彙力 笑)


先輩は地方に住んでおり、仕事でも関わることは全くありません。ただ5月にお世話になった日の週末、先輩がこちらに来る用があったので、無理言ってお礼をさせていただきました!

実は、この先輩に5月助けてもらったことが発端で、以下の作品企画を通すことができ、先月公開となった・・・というほど、感謝しかないです✨

初めてご飯に行った時は
先輩の「仕事に対するアツい想い」や、これまでの職歴、原体験などを聞かせていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。

「俺、ただのお節介だからさ🤭」


これは先輩の口癖です。私も口癖で言えるような人間になりたい!と思い、ご飯に行った翌日、社員検索のプロフィール画面に

ただのお節介です(^^)/

と、様々な前置きを加えて記載したおさやさん。単純かよ!我ながらさすがの行動力(笑)そして、今では「私ただのお節介だからさ~(*´▽`*)」と口癖のように言えるようになりました。笑


それが良いかどうかは別として
5月に先輩と会って、先輩に憧れて、先輩を真似ていたけれど

少し、先輩に近づけたかな?🤭

と、嬉しさやワクワクな気持ちで、先月先輩に会うのでした。先月は、私が先輩の住む街方面へ用事があったので、帰りにご飯へ行っていただきました♪


結論、2回目も学びが多く、先輩に会えてよかった!と思っています。


5月は「仕事スキル」「社会人の先輩」「人間として」の学び。

ただ、今回は
「先輩の弱みを発見することによる学び」になるとは、会う前想像もしていませんでした。


■「何でそんなに悲しそうなの?」小さくなった先輩

半年ぶりに会う”尊敬する先輩”。

待ち合わせ場所に着く。


先輩はどこにいるんだろう・・・?

360度 見渡しても見つからない。


場所を変えようと、歩き出した瞬間

目の前に先輩が立っているのが見えました。


あれ・・・

先輩って、こんなに”小さかった”っけ…

■先輩
お!おさやー!久しぶり~!

■おさや
お久しぶりです!!
今日は本当にありがとうございます!

先輩の目・・・なんだか悲しそう。

どうしたんだろう・・・

先輩に会えた嬉しさよりも、心配の方が勝ったまま、お店に入りました。


■聞き逃さなかった「怖い…」という声

雑談を1時間くらいし
盛り上がったところで、仕事のお話へ。私は昨年秋に挫折をしてしまったけれど、周囲のおかげで立ち直れた。

当時、目の前で助けてくださった方々はもちろん、過去お世話になった方々の「言葉」「存在」自体にも助けていただいた。先輩にも感謝している旨と、上記の作品について話し、後悔なくお礼を言いまくりました(笑)


先輩は、これでもかってくらい喜んでくださりました!嬉しい!笑

「目の前の方の笑顔が見れるということ、やっぱり幸せなことだなぁ✨」そうしみじみと思いながら、、次は先輩の仕事について聞いてみることに。


先輩はもうすぐ課長になる道が開けています。

仕事楽しい!
将来やりたいこともある。その為の道がたくさんあって、恵まれている!と、先輩はポジティブな言葉をずっと言っておりました。先輩も楽しそうに話しており

さすが先輩だなぁ・・・すごいなぁ!先輩に追いつきたい!

そう思いながらお話を聞くおさやさん。
ただ次の瞬間、先輩が

「怖い」

と言っていたのを、私は聞き逃しませんでした。


えっ・・・

さすがに聞き間違えかと思ったものの
会った時の”小さい”と感じた瞬間。悲しそうな眼。そして、目の前の先輩も同じく「悲しそうな眼」をしておりました。


■「5月の先輩はどこ・・・?」堪える涙

【先輩】
今はリーダー職をさせてもらっている。
メンバーの成長を見ることはとても楽しいんだ。ただ、課長ではないからこそ「守ってもらっている」部分がある・・・。何だろう、、なんかさ、、こんなこと言ったらすごくいけないと思うんだけど・・・

(悲しそうな眼をしながら話されていました)


【おさや】
メンバーを助けて”あげたい” という「他人軸」になりつつある、ということでしょうか?


先輩のお話を聞きながら、何となくこういうことだろうと察していました。でも先輩の口から発させてしまうのは、申し訳ない気持ちが出てきて、勇気を出して言ってみました。その通りと、先輩は悲しそうに言っていました。


【先輩】
おさやはすごいよ、、
30代で職種を180度変える挑戦をしてさ。俺、もうこの歳でそんな大きな挑戦できないな。怖い。柔軟性もないし、能力も高くない。でもメンバーの為になれることは、何でもしたい。いろんな気持ちが交差しているんだ。

(先輩とは2つしか年が変わらないよな、、何でこんなに”自己否定”のような言葉を使うんだろう・・・)


【先輩】
多分このままいけば課長になれる。
この支店かもしれないし、東京の道もある。RPO(採用コンサル)の部も興味ある。おさやの部も実は興味あってさ。

やりたいことはたくさんあるんだけど、俺には能力足りないだろうなぁ…。


???

どうしたせんぱーーーいΣ(・ω・ノ)ノ

と、尊敬する方を目の前に言えるわけもなく、先輩の悲しそうな眼に吸い込まれそうになるくらい、私も悲しい気持ちになってきました。


先輩の仕事姿は知りません。
ただ、共通の知り合いはたくさんいて、みんなが先輩を認めるほど。実績も残しており、リーダーとしての育成も評判が良い。私以上に柔軟性があり、視野も広くて視座も高い。ピカイチの思いやり。

なのになんで・・・


何で先輩は、自分で自分の可能性を閉ざしてしまっているの?


先輩はお手洗いに行きましたが、その時私は多分一筋の涙を流していました。持っているお箸に、涙が落ちる。お皿にも涙が落ちる。多分 ではありません。お店の端っこの席で、私は1人涙してしまいました。


5月の、輝かしい眼をしていた先輩は、どこへ行ってしまったの?


■「飽きること」は悪いことじゃないんだよっ✨

私が泣いたって仕方ない!
(👆その通りすぎる笑)気持ちを切り替えよう!!そう思って、目の前のご飯を無心で食べまくるおさやさん。無心でも感じる料理のおいしさよ!笑


【先輩】
お、おさや💦💦💦
もしかして全部食べた?いつ食べた?早すぎない?俺まだこれ食べてない🤣

【おさや】
・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
ご、ごめんなさい!!!😭😂😂🥲︎🥲︎🥲︎🤣😭


たったの2~3分で、大皿2枚のお肉を平らげてしまったおさやさんでした笑

場が和んだ(👈そんなつもりはない笑)ところで、先ほどのお話に戻ります。将来のお話です。


【おさや】
30代になって思いますが
長い目で見たらまだ私達若くないですか?(*'▽')私100歳まで生きたいので、あと70年も人生あります(笑)現部署は40~50代の方が多いですが、新卒4年目くらい~35歳くらいまで、多分同じくくりで見られている気がします笑

挑戦したい!と思った気持ちを、その時のご自身の声をもう少し聴き続けると、先輩は何を言っているのかもう少し聞いてみたいです(*^^*)


【先輩】
挑戦・・・そうだよなぁ。
するには今の地位が下がってしまう。地位が下がることが嫌というよりも

別の職種で、結果を出せるか分からないことが”怖い”んだ。

今の仕事ではさ、周りの支えもあって実績も出せた。だからたくさんノウハウがあって、メンバーの育成もできている。ただ別の職種になったら?同じ道を歩めるのかな・・・自信がないんだ

でも現状維持は飽きちゃうんだ。

”飽きる” という言葉を使っているのに、先輩の眼が輝いている!なぜ!)


【おさや】
飽きちゃうのですか?

(普段コーチングで、コーチが問いかけてくださったことを思い出し、意識して先輩に問いてみました)


【先輩】
うん。飽きちゃう。
でもね、飽きるというのは悪いことじゃないと思うんだ。飽きる前には、今の状態に魅力を感じていた。輝いていた。でも飽きた。何で飽きたのか…

それは、自分が成長できたから。
多角的に物事を見て、得た発見がある。だから飽きが来る。そしてまた、新たな世界を見たいという気持ちになれるんだ。

(先輩・・・やっぱり先輩は先輩です!ずっと尊敬です!!)


■本当の「逃げ」ってなんだろう・・・

新幹線の時間が近づき
駅まで歩いている時のこと、先輩は再び悲しそうな眼をされていました。


【先輩】
自分に無いものを持ってる人。
俺は「尊敬」という感情が生まれるんだ~。俺、受容と保全が強いからさ。だから弁別性の高いドライビングに憧れる。一方で、視野が狭い人は・・・なんというか、もったいないというか・・・


【おさや】
"可哀想"
という認識でしょうか?


【先輩】
そうそう!
偉そうなこと言えないけどさ~!自分とはあわないかもしれないな…。


先輩には言えませんでした。
先輩の言う「可哀想」な状態に、今、あなたが見えてしまいます…って。

言えなかった、というより
私が言うことではない、と感じました。きっと先輩は、今もがいている途中なんだろうな・・・。


私も11月までは「可哀想」な状態だった。先輩よりずっと・・・何倍も。


先輩の周りには、たくさんの素晴らしい方々がいる。その中で私ができること、先輩の為に自分軸でしたいことは何かと考えた時

先輩の気持ちを言語化すること。
先輩のお話を、最後まで寄り添って聞くこと。



今の私と、先輩の関係性では、これが自分にできること。そして・・・

先輩のお話から得た学びを活かして、先輩に追いつく存在になる

これが、最高の恩返しだと感じました。
先輩のお話を聞いてすごく思ったのは、とても気が遣える先輩は「周りの目を、相当気にされる」方であるということ。その気遣いが、ときに”可哀想”という状態を促してしまうこともある。


先輩の目の前には
たくさんのチャンスがある。手を伸ばせばすぐ届く。先輩はあと掴むだけ。周りにもっと頼っていいし、苦手な部分は誰にでもあるから、得意な人に任せれば良い。別にそれは逃げじゃない。

逃げと感じるのなら
それは、任せることではなくて・・・


助けを求めず溜め込んでチャンスを掴まないことが

逃げになっちゃうんじゃないかな…


これが、先輩と2回目に会った学びでした。



■私は逃げません!先輩に、追いつきます!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
先輩に対して、失礼な表現も入っていたかもしれません。ただ、とても尊敬していて、仲良くして頂いている先輩だからこそ、想ったことを包み隠さず表現することも、先輩への恩返しの1つだと感じ、思い切って書きました。

(だがしかし、先輩はこのnoteを知らない笑)


私は異動してもうすぐ1年。
昨日、教育担当さんにものすごく怒られてしまいました。それは、もちろん私が悪いです・・・。そして、異動して初めて、人にこれだけ怒っていただきました。教育担当さんは、怒ることが好きではない為、本当にありがたい限りです…。

1年経つのに、まだこんなこともできていないんだなぁ。自信をなくしそうになった私。


「何で苦手な仕事に、自ら異動をしたんだっけ?挑戦したんだっけ?」


雨ザーザーの中
上だけを見て歩いて帰りながら、思い出したのがこの先輩でした。書き終えて、思い出した意味がやっと分かりました🤭


私は逃げない!
現実を見る。前だけを見る。でもたまに後ろも振り返る。こうして私は成長していきます。先輩に追いつくことを、まずは目標に✨️


※あとがき
先輩との会話をこれだけ覚えているのは、先輩と解散した直後、Googleカレンダーに想いを書いていたからでした♪笑
(Googleカレンダー👉「溢れる気持ちを溜め込まない」想いを文字に

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